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嫌われ男になってない?「愛されない中高年男性」のNGポイント

[週刊大衆2016年06月13日号]

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嫌われ男になってない?「愛されない中高年男性」のNGポイント

 真面目に生きてるだけなのに、女だけでなく男からも陰で“ウザい”と言われてるかも。どうすればいい!?

 若手社員には煙たがられ、OLたちはそそくさと逃げていく。家に帰れば妻と娘から「ウザい」のひと言。そんな悲しい現実に直面しているのは、本誌オヤジ記者だけではなかろう。好かれなくてもいい。だが、せめて嫌われたくない――。とはいえ、どうすればいいのだろうか?

「世の中高年男性は、“男は中身”という気持ちがあるのか、見た目に無頓着すぎるんですね。これが若い世代に敬遠される理由の一つではないでしょうか」 こう語るのは、『やまなメンタルケアオフィス』で心理カウンセリングを行う、臨床心理士の山名裕子氏。見た目といえど、芸能人のように格好よくオシャレでいろというわけではない。清潔感がある外見を心掛ける。これだけで好感度がグンとアップするという。中高年になると、肉がだぶついて髪も抜け、加齢臭なども漂うようになる。つまり、小汚くなるのだが、これを抑える努力が必要だ。「特に女性の場合、男性の清潔感は大きなポイントで、清潔そうな人には安心感を持ちます。お風呂に毎日入り、こまめに歯磨きをして加齢臭や口臭を消す。爪をマメに切り、襟首が黄ばんだワイシャツは着ない。これらを心掛けるだけでも清潔な印象になります」(前同)

 “臭いは自分じゃコントロールできないよ”という声も聞こえてきそうだが、「汗臭さや加齢臭を抑えるボディシートなど様々な便利グッズがドラッグストアで売られています。臭いを抑える努力を諦めてしまうことこそ危険です」(同) 加えて、年を取ると鼻毛や耳毛、眉毛など余計な毛がピロ~ンと長く伸びたりする。こんなジジ毛をきちんと処理することも清潔感を保つうえでは大切だ。中高年読者の中にはショルダーバッグ派が多いだろうが、これもジジ臭く見える原因のようだ。「ショルダーバッグのせいで上着がずり下がっている人とか、スーツなのにリュックをしょっている人。こういう人は年齢にかかわらず、恋愛対象外です」(M美さん・看護師・27)

 なるべくなら手さげバッグにするのがいいだろう。また、服装に関しては、「青系のシャツを選ぶ方が多いですが、青は心理的に相手に冷たい印象を与えます。これと逆なのが薄いピンク色。中高年男性は薄ピンク系のシャツを着ると近寄りがたい雰囲気が薄らぎます。交渉に適した色とされているので、仕事にも有効」(前出の山名氏)

 続いて、職場で後輩や女性社員に嫌われないためには、どうすればいいのか。「年配の上司でたまにいますけど、指を舐めて書類をめくるのは汚いから、やめてほしい。確認後、唾のついた書類を戻されるとゲンナリ」(K子さん・商社勤務・35)

 また、気をつけたいのが、“オヤジ思考”だ。「堀江貴文さんの著書の中に、“オヤジとは思考停止した人間のこと”という内容があります。時代が移り変わっているのに、自分の常識に固執し、頭ごなしに決めつけるタイプの人がそう。若者と触れ合い、新たな意見を取り入れようとする柔軟性が大切」(山名氏)

 そんな柔軟性をまさに発揮しているのが、お茶の間でも人気の漫画家・蛭子能収氏。周りに愛されている理由を尋ねると、こんな答えが返ってきた。「自分の主張はしないことです。テレビならディレクター、プロデューサーの言うことを聞く。映画は映画監督の言うことを聞く。これですね、アハハ」 なんとも蛭子さんらしいコメントだが、加えて、そのニコニコとした表情も嫌われないポイントだろう。「無表情な中高年の方って多いんですが、気難しいと思われ、敬遠されてしまいます。実は自分が思う以上に顔の表情は変わっていないもの。意識的に顔の筋肉を動かし、喜怒哀楽を表しましょう」(山名氏)

 さて、会話の仕方や内容も、好かれるか嫌われるかの大きな分かれ目。化繊メーカーOLのY恵さん(26)は、「40代上司からお昼を誘われるが、一緒に行きたくない」と言う。「お店に行くと常連でもないのに“おう、兄ちゃん、水っ”って感じで。いくら店員が若くても他人なんだし“お水お願いします”って普通に言えばいいのに」 店員だけでなく、周りのヒンシュクも買うので、店の従業員に横柄な態度を取るのはご法度だ。ふだんの世間話も、人を不快にさせている場合が。

「俺らバブル時代の入社組は、採用前にハワイに連れて行ってもらったんだよ」と、ここまではまだ許容範囲だが、問題はその後。「お前ら、大変だよな。せこせこ模擬面接とかやってたんだろ?」などと、小馬鹿にするのは論外だ。現在24歳で、ゆとり世代ど真ん中の営業OL、K奈さんは「“お前ら、ゆとり世代だから円周率3だったんだろ?”という話を何度聞いたことか」と憤る。悪気はなくても、若い世代を一まとめにして批評するのは避けるべき。また、「オレが若い頃は、一日30軒以上も飛び込み営業をさせられた」などと話し、そのあと「お前も、そのくらい根性入れてやってみろよ」と、昔話を説教に結びつける会話もNGだ。

「役職が上がると、褒められる機会が減る分、承認欲求が満たされず、つい自分から自慢話をしたくなるんです。そんな際は、武勇伝を披露した後、感謝の言葉で締めくくるのがコツ。“それも皆のおかげ”“誰々が支えてくれたから”などの言葉を添えれば、尊敬される上司に」(山名氏)

 ちなみに、後輩や女性陣に対しては、「ヘンに気を遣わず自分が一番面白いと思うことを子どものような無邪気さで話す。楽しそうに話す少年のような人は好感を持たれます」(前同) この典型がタモリで、「夜の街ではタモリさんの評判って、すごくいいんです。自分の知識をひけらかすでもなく、趣味の地理や地層の話を心底楽しそうに話すので周りはつい引き込まれるみたい」(芸能記者)

 その様子が如実に現れたのが『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)での女子大生との合コン企画だ。「ある女性が“長野県松本市出身”と語るや、すかさず“井戸の街ですね~”と井戸に関する豆知識を披露。女性陣全員に対してこんな調子で、合コンは終始大盛り上がりでした」(前同)

 逆に、酒の席で最も避けるべきは下ネタだ。「高田純次さんのように、下ネタを言っても許されるキャラの方もいますが、発言のタイミングや声のトーンなど、すべての条件が揃わないとウケるのは至難の業。若ければ大目に見てもらえますが、中高年には危険です」(山名氏) “今まで何人ぐらいの男とつきあったの?”“今の彼氏と結婚はするの?”など、プライベートに踏み込みすぎた話をするのも厳禁。どうしてもしたいなら、「妻や子どもなど自分のプライベートな話をしてから水を向ける程度に」(前同)

 また、会話だけでなく、振る舞いにも注意をしたい。まず、おしぼりで顔はむろん、首筋、脇の下まで拭くなんて、もってのほか。「鼻のアブラを搾り取るように、おしぼりをこすりつける人って、見ているだけでキモい。さらに、脇や胸元を拭くなんて、後で片づける店員がかわいそう」(Y希さん=大学生=21)

 続いて、体育会系出身者に多いのが、飲み会のときに酒を強要することだ。「これぐらい飲めなくて、どうする」や「俺の酒が飲めないのか?」に始まり、2次会、3次会へ連れ回す。「ベテラン司会者Mさんは、高級クラブで番組スタッフらにブランデーを一気飲みさせるのがお決まり。飲めないと激昂するため、女性従業員からも嫌がられているそうです」(前出の記者) 逆に、評判が良いのがモテ男・志村けん。「タクシーが止まると、まず女性に“君たちから乗りな”と必ず先に乗せるんです。あれほどの大御所でも、この気遣い。見習いたいですね」(前同)

 また、日常生活で無意識にやりがちな行為が「ハックショォ~ンッ。チクショウ」といったやたら大きいくしゃみ。「ツバを思いっきり吐き出すのが気持ちいいのかもしれませんが、周りは迷惑。また、酔っ払って声が大きくなるのも考えもの。年を重ね、耳が聞こえにくくなると大声にもなるので、意識して声を抑えるくらいがいいでしょう」(山名氏)

 電車内での嫌な行為ナンバーワンはというと、大股開きで座席を陣取ること。加えて、人とぶつかった際に“チッ”と舌打ちなんて最悪だが、「若い人よりオジサンがしているほうが多い」(R子さん・パート・34)というから、ご用心。

 最後に、家で居場所がないお父さんは、こんな振る舞いをしていないだろうか。「お父さんとは2人で映画に行く仲だけど、脱いだ靴下をリビングに放置されると、部屋まで臭くなりそうだから、やめてほしい」(H菜さん・大学生・19) 親しき仲にも礼儀あり!「家族に好かれるには、お母さん(奥さん)を味方につけることが一番です。お母さんがお父さんを大切にしている家庭では、子どもも自然とお父さんを好きになるものです」(山名氏)

 そのために、こんな心理テクニックを教えてくれた。「長く連れ添うと“へえ”“ああ”“そう”など相槌がおざなりになりがち。そんなときは相手の発言を引用して繰り返しましょう。たとえば相手が“今日デパートに行ったら”と話し始めたら、“デパートに行ったの”と返す。“混んでて大変だった”と言えば“それは大変”という具合。心の寄り添いを表現でき、夫婦仲が良くなります」(前同) 「これが性分」と意地を張らず、もう遅いと諦めず。愛されオヤジを目指そう!

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