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『マッサン』監修者が教える「奥深いウイスキーの世界」!!~麻美ゆまのあなたに会いたい!

[週刊大衆2016年08月01日号]

『マッサン』監修者が教える「奥深いウイスキーの世界」!!~麻美ゆまのあなたに会いたい!

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 今週はダンディなオジサマ読者、必読ですよ! 私が会いに行ったのは、雑誌『ウイスキーワールド』の編集長で、ウイスキー評論家として著名な土屋守さんです。ウイスキーに関する著書も本当にたくさん出されています。実は私、最近、ウイスキーを飲んで、その深い味わいに一目ぼれ。好きになっちゃうと、もっと知りたいと思うのが女心……。ウイスキーに関するあんなコトやこんなコト、教えてもらおうっと。

ゆま「実は私、少し前まで下戸で、お酒がまったく飲めなかったんです。それがここ1年くらいでお酒の味を覚えて、今ではバーにも行くほど。その行きつけのバーに土屋さんの本『ウイスキー完全バイブル』が置いてあり、一段とウイスキーに興味を持ったんです」

土屋「それはうれしい話です。ありがとうございます。近頃は女性もウイスキーを飲むようになりましたね」

ゆま「そうですよね。私が初めてウイスキーを口にしたときは“うわぁ”となりましたけどね(笑)。アルコール度数も高いし、匂いも強烈。でも、なんだろう……匂いがキツイあと思ったのに、だんだんクセになって。あのスモーキーな香りがたまらない」

土屋「それはもうハマっていますね(笑)。昔は女性はスモーキーなものは飲まないと思われていたんですけどね。今は逆になって、女性のほうがよく飲まれます。あのスモーキーさが、ウイスキーの甘さを引き立たせてくれるんですね」

ゆま「そうなんです。あ~、こういう会話がしたかったんです~。うれしい。さっそくなんですけど、土屋さん流のストレートの正しい飲み方を教えてもらえませんか? 私、“ウイスキーを分かっている女”になりたいんです」

土屋「アハハ。基本的には好きに飲んでいいと思いますよ。まあ、ウイスキーは香り楽しむお酒なので、まずグラスに鼻を近づけて匂いを嗅ぐ。ただ、アルコール度数が高いので、あまり近づけると鼻がバカになっちゃうので、軽く嗅ぐ程度でいいですね。あと、香りを楽しむときは最初からグラスを回さないほうがいい」

ゆま「おおっ、メモメモ」

土屋「香りを味わった後は、ちょっと飲んで、口の中で味わう。そして、あとはもう、好きなように飲んでください(笑)」

ゆま「好きなように飲むといっても、私はまだお酒に弱いので、ストレート1杯を1時間ぐらいかけて飲んじゃうんですけど」

土屋「いいじゃないですか。ウイスキーはワインと違って、ボトルを1本開けても、その日のうちに飲まなくても構わない。むしろ、1本の瓶でも経年変化を楽しめるお酒ですからね」

ゆま「年月とともに味がまた変わってくるんですね」

土屋「その通りです。今、ここに未開封のBOWMORE(ボウモア)があります。この瓶の中に詰められている空気は、スコットランドの純粋な空気ですよね。これを開封すると、この場所の空気が混じります。それだけでまた風味が変わるんです。ウイスキーに同じ樽がないように、同じ瓶もないんです」

ゆま「ロマンチック~。ホント、ウイスキーって奥が深いし、知れば知るほど、不思議なお酒ですよね」

土屋「僕も、そう思います。僕は今でこそウイスキー評論家を名乗っていますが、34歳のときまで、まったくウイスキーに興味がなかったんです。大学時代は探検部で登山ばかりしていましたし、その後は週刊誌の記者となり、日々スクープを狙う“切った張った”の世界にいましたから」

ゆま「へえー、意外。何がきっかけでウイスキーに興味を持たれたんですか?」

土屋「34歳のとき、日本の情報誌の編集長としてロンドンに行ったんですね」

ゆま「イギリスはウイスキーの聖地……」

土屋「そう。当時の日本はまだ本場のウイスキーに関する情報が少なかった。特にシングルモルトについては、ほとんど知られていなかった。だからスコットランドの人たちは“日本人にもっとウイスキーを飲んでもらいたい”と思っていたんです。行ってすぐにスコットランド政府観光局の人から、“招待するからエジンバラに来てくれないか”と。そのときに“ぜひ、シングルモルトについてご紹介したい”と」

ゆま「当時は、そんなに知られていなかったんですか?」

土屋「そうです。そこで初めて本場のシングルモルトを飲みました。もちろん、ストレートで。ちなみに僕はそのとき、初めてストレートで飲んだんですが、取材中に酔いすぎて、記憶を失いましたね(笑)」

ゆま「ええ~っ!?  大丈夫だったんですか?」

土屋「気づくと翌朝で、ホテルの部屋にいました。“やっちまった”と思っていたら、荷物が届いているんです。なんだろうと思って中を見ると、“スコットランドから土屋さんへ”というメッセージとともに、ボウモア12年のダンビーボトル(ずんぐりむっくりしたボトル)が入っていたんです。粋なことをしますよね」

ゆま「かっこいい!」

土屋「それで家に帰ってから、チビチビと飲んでみたら、ゆまさんと同じで、僕も“この癖になる不思議な味は何なんだ”と、興味を持ち始めたんです。そこから本格的にウイスキーの勉強を始めたんです」

ゆま「ウイスキーとの出会いもロマンチック~!」

土屋「せっかくなんで、ゆまさんにも、いくつかウイスキーを飲んでもらいましょうか」

ゆま「うわ、うれしい。でも、このコーナー初の“酔いどれインタビュー”になっちゃうかも……」


麻美ゆま あさみ・ゆま
1987年生まれ、群馬県出身。2005年にデビューし、ブレイクを果たす。セクシーユニット『恵比寿マスカッツ』のメンバーとしても活躍。現在はタレントとして活動。最新CD『Re Start~明日へ~』が発売中。アリスJAPANより過去の作品をまとめた10周年3枚組DVD-BOX発売中!


土屋守 つちや・まもる
1954年、新潟県生まれ。大学卒業後はフォトジャーナリストとして活動。『フォーカス』編集部を経て、87年に渡英。スコッチにのめり込み、帰国後はウイスキー評論家、作家として活躍している。NHK朝ドラ『マッサン』では監修を務めた。

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