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志村けん「俺が目指すのは、とにかく“分かりやすい笑い”」~麻美ゆまのあなたに会いたい!SP

[週刊大衆08月15日号]

志村けん「俺が目指すのは、とにかく“分かりやすい笑い”」~麻美ゆまのあなたに会いたい!SP

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 読者の皆さま、ビッグニュースです! なんと、あの志村けんさんがこのコーナーに出演してくださることに! 本当に夢みたい。

 私は昨年から、志村さんの舞台『志村魂』に出させてもらっているのですが、まさか、私の連載に登場してくださるなんてうれしい半面、もう心臓バックバク! しかも志村さんから、「飲みながらやろうよ。夏希も一緒に」と言っていただき、同じ舞台で共演する池田夏希ちゃんにも参加してもらって、酔いどれスペシャル座談会が実現! さあ、どうなることやら。


ゆま「今日は本当にありがとうございます。私の連載に出ていただけるなんて」

志村「いや、前から、この連載のこと知っていたし、俺も出たいと思っていたんだよ。以前、ラサール(石井)も出ていただろ」

ゆま「は、はい!」

志村「なんで俺は呼んでもらえないんだろう? と」

ゆま「いやいやいや、それはただただ恐れ多くて!」

志村「怖かった?」

ゆま「だって、志村さんはやっぱり異次元の方……」

志村「本当か!? ただのオッサンだと思って、少しナメていたんだろ?(笑)」

ゆま「いやいやいや!」

夏希「ゆまちゃん、言えば言うほど、ドツボにはまっているよ(笑)」

ゆま「どうしよう……ホント、今日はもう緊張しちゃって。体が熱いです」

志村「まあ、とりあえず、何を飲む?」

ゆま「じゃ、私はゆず酒のソーダ割をお願いします」

夏希「私はレモンサワ―」

志村「俺は焼酎で。そういえば、ゆまは昔、飲めなかったよな」

ゆま「はい。『志村魂』のオーディションで、志村さんから“飲めるの?”と聞かれたときはまだ下戸で。“私はお酒を作ります!”とお答えした覚えがあります」

志村「それが今ではウイスキーも飲めるようになったんだもんな」

ゆま「まだ弱いですけど」

夏希「もしかして、志村さんと出会って、お酒を飲む練習をしたの?」

ゆま「うん。やっぱり少しでも飲めたほうがいいかなと思って、ちょっとずつ飲み始めたのも、その頃から」

夏希「あ、お酒がきました」

ゆま「では、改めまして。よろしくお願いします」

夏希「お願いしまーす」

志村「かんぱ~い!」

ゆま「早速ですが、『志村魂』を始められたキッカケは何だったんですか? もう10年以上前から続けていらっしゃるんですもんね」

志村「元々は50歳のときには今の構想はあったんだよ。結局、55歳から始めたんだけど。理由は『(8時だョ!)全員集合』なんかもそうだったけど、お客さんの前に立たないと、ウケているかどうか分からないんだよ。(テレビ収録のような)スタジオではスタッフの反応しか見えないからね」

ゆま「お客さんの生の反応に触れたいということですね」

ゆま「舞台は同じセリフでも、ちょっとした言い回しやタイミングによって、お客さんの反応が全然違います。私も『志村魂』で初めて舞台をやらせてもらって、それはすごく感じました」

夏希「地方によっても全然違うよね。私が一番驚いたのは、『志村魂』で島根県に行ったときでした」

志村「島根はすごかったね~。俺は当初、島根の人はあまり笑わないんじゃないかという勝手な先入観があったんだけど、幕が上がる前から拍手が鳴りやまなかったもんな。あれは俺もビックリしたよ」

ゆま「私も震えました。あと、志村さんの舞台に立たせてもらって驚いたのは、小さなお子さんから年配の方まで、お客さんの層がすごく幅広いんですよね」

志村「うん。俺はとにかく“分かりやすい笑い”を目指しているんだ。俺も若い頃はついつい“若い奴だけが笑えばいいんだ”と思っていたところがあったんだけど。当時は小柳ルミ子さんや天地真理さんの前座をやっていて、お客さんも若い奴ばっかりだったから。ところがあるとき、三波春夫さんの前座をやったら、お爺ちゃん、おばあちゃんばかりで全然ウケなかった。それどころか見てもくれない。“あんたらを見に来たワケじゃない”というように弁当を食ってたりしてね」

ゆま「志村さんでも、そんな経験があったんですね」

志村「もちろん。で、その夜に旅館でネタを練り直してね。“おとめさん”というネタを翌日の前座でやったら、一転してワァ~ッとウケたんだよ(笑)」

ゆま「へえー。“おとめさん”というのは?」

志村「昔からあるお芝居なんだけど、股に手を入れたりするネタなんだけどね。もう下品とか下ネタとか言っている場合じゃないんだよ、とにかくウケたいから。で、これを今度は若い客の前でやったら、またウケたんだよな。要は、年配の方の前でウケるネタは若い世代にも通用するんだよ」

ゆま「それは“分かりやすい”からですか?」

志村「そう。だから『志村魂』も分かりやすいことが大事。いろんな年代の人に来てもらうことが、この舞台の狙いでもあるからね」

夏希「舞台の値段も安いですよね。1万円以上する舞台が多い中、『志村魂』は3時間以上やるけど、高いチケットで1人8500円」

志村「1人1万円以上もする舞台なんて、家族4人で観に来られないよ。交通費をかけて来て、みんなで飯でも食ったら、いくらかかるんだよ。それは大衆演劇ではないだろって」

夏希「でも、採算が取れないんじゃ……(笑)」

志村「うん。『志村魂』を始める前“舞台は儲からない”と事務所に言われたよ。確かに、どんな舞台でも1か月は稽古が必要。その時間も考えると、割に合わないところ。だから、『志村魂』は多少、稽古の時間を減らすしかないなと」

ゆま「実際、『志村魂』は本番の2週間前からお稽古。私はそれを知ったとき、“これで間に合うの!?”ってビックリしました(笑)」

志村「チームワークがしっかりしていれば大丈夫なんだよ。俺はいつも思うんだが、個人プレーなんて、たかが知れているんだよ。俺なんて自信を持って言える。一人じゃ何もできない。音響さんや照明さんなどのスタッフや共演者の力が合わさって、ようやく舞台ができあがるんだよ」

夏希「はい。みんなで作りあげていますよね。オナラ一つとっても、みんなが真剣に考えています(笑)」

志村「オナラの音を3種類用意して、“これはちょっと水っぽいな”とか“これはカラッとし過ぎているな”とか(笑)。大の大人たちが真剣にやりとりしている姿は、冷静に考えると、すげえ面白いよな」

ゆま&夏希「アハハ!」

ゆま「お稽古期間は短いけど、一つ一つ細かいところまでこだわってますよね」

夏希「稽古でも毎回、志村さんはアドリブを入れてくるし(笑)、いつも思わぬことが起きますよね」

志村「いろいろと試せるのが稽古。本番で失敗するワケにもいかないからね」

ゆま「仰る通りですね」

志村「舞台本番でも、その日によって空気が違う。舞台に出た瞬間、ん? と感じることはよくある。そういうとき、いかにしてお客さんの呼吸を自分たちの呼吸に持ってくるか。自分たちのペースに持ち込まないと笑いも起きないからね。そういう意味でも日頃から、稽古で試しておくことは大切なんだよ」

ゆま「すごく勉強になります! さて、そんな『志村魂』は7月30日より公演されています。ぜひ、週刊大衆の読者の皆さんも足を運んで観に来てくださいね」

夏希「宣伝してる(笑)」

志村「じゃあ、ここから本格的に飲むか」

ゆま&夏希「お供します!」

(次号に続く)

志村けん一座 第11回公演『志村魂』~先づ健康~ 〈公演日程〉東京・明治座7月30日(土)~8月7日(日)、名古屋・中日劇場8月10日(水)~16日(火)、大阪・新歌舞伎座8月19(金)~21日(日)。チケットは、明治座チケットセンター(03-3666-6666)、中日劇場予約センター コード560-199、(0570-55‐0881)、新歌舞伎座予約センター(06-7730-2222)他、プレイガイドにて


志村けん しむら・けん
1950年2月20日生まれ、東京都東村山市出身。付き人を経て、73年4月『ザ・ドリフターズ』に加入。 その後、『8時だョ!全員集合』で、 「東村山音頭」などで大人気を獲得する。“バカ殿様”“変なおじさん”などの愛されるキャラクターも多数持つ、日本を代表するコメディアン。


麻美ゆま あさみ・ゆま
1987年生まれ、群馬県出身。 2005年、AVデビューし、ブレイクを果たす。セクシーユニ ット『恵比寿マスカッツ』のメンバーとしても活躍。現在はタレントとして活動。最新CD『Re Start~明日へ~』が発売中。アリスJAPANより過去の作品をまとめた10周年3枚組DVD-BOX発売中!

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