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黒幕からメンバーの将来まで…SMAP「電撃解散」全真相

[週刊大衆2016年09月12日号]

黒幕からメンバーの将来まで…SMAP「電撃解散」全真相

 最悪の事態だけは回避されたかに見えたが、急転直下での解散報道――。“運命の糸”はどこでもつれ始めたのか――。

「一度は収まったと思われたグループ解散騒動でしたが、メンバー間の溝は世間が思うよりも深かったようです。結成25周年記念の年に、まさかの報告を受けることになり、テレビ界、芸能界は対応に大わらわです。激震はしばらく続きそうですね」(芸能記者)

 リオ五輪のメダルラッシュに沸く8月14日、国民的アイドルグループ・SMAPの年内いっぱいでの解散が正式に発表された。

 今年1月、SМAPの女性チーフマネージャーだったI氏がジャニーズ事務所を退社することになり、これに中居正広(44)、稲垣吾郎(42)、香取慎吾(39)、草なぎ剛(42)の4人が追随する意向であると報じられた。さらに、ジャニーズ残留を決めた木村拓哉(43)と残りのメンバーが“4対1の分裂状態”にあり、解散の危機にあることも判明した。

 しかし、5人が揃う唯一のレギュラー番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の中で公開生謝罪を行い、騒動は収束。5月には、事務所のトップであるジャニー喜多川社長が「SMAPの解散は絶対ない」と明言したこともあり、メンバー間の軋轢も徐々に修復されていると思われていた。しかし、事態は最悪の方向へと向かっていたのだ……。

 1月の騒動後、SMAPはジャニー喜多川社長を交え、今後の活動について何度か話し合いの場を持ち、一旦は“活動休止”という形を取ることになっていたといわれる。事務所側は、先輩にあたる「少年隊」を例に説明したという。

「SMAPは年に約200億円を稼ぎ出す事務所の稼ぎ頭。解散となると、ファンクラブも解散するため、会費収入やグッズ収入もなくなります。事務所としてはこうした事態を避け、少年隊のように節目節目でのみ活動させていければよいと考えていたんです」(業界関係者)

 しかし、8月に入り木村を除く4人がジャニー氏の元を訪ね3度目の話し合いが持たれると、事態は一転。「香取が改めて解散を主張したんです。これに香取と仲のよい草なぎが同調し、稲垣も同意したため、活動休止で収めようと腐心していたリーダーの中居も解散案を飲まざるをえなくなったといいます。“誰が好きだ、嫌いだとか……ユーたちはプロじゃないか!”とジャニー氏が珍しく声を荒らげる場面もあったようですが、最後は、“もう勝手にしなよ!”とサジを投げ、解散が決まってしまった」(前同)

 一人、休止ではなく解散を主張した香取に草なぎが同調したのは、「09年に草なぎが起こした事件で、謹慎中の草なぎに甲斐甲斐しく差し入れを持っていくなど、気遣ってくれたから」(同)だという。

 休止ではなく解散――木村は家族旅行中のハワイで、この決定を知ったということからも、急転直下の解散だったことが分かる。

「退社したI氏は、なかなか人気の出なかったSMAPをバラエティ番組に出演させて、彼らの才能を開花させた人物。彼女がいなければ現在のSMAPはなかったともいわれるほどで、メンバーとは深い信頼関係で結ばれていました。特に、結成時まだ11歳だった香取にとっては母親同然の存在でしたが、木村は、そのI氏を裏切り事務所についたわけですから、香取が頑なになるのも分かる。香取は、先輩である木村に対する尊敬も強かったため、信じていた相手に裏切られたと感じ、意固地になったんでしょう」(同)

 そもそも、なぜI氏はジャニーズ事務所を去らねばならなかったのか。「発端は15年1月に『週刊文春』が掲載したメリー喜多川副社長のインタビューです。ジャニーズ事務所の“事実上の最高権力者”といわれるメリー氏は、“I氏が事務所内で派閥を形成し、メリー氏の娘で同じく副社長を務める藤島ジュリー景子氏と勢力争いをしている”という風聞に対して激怒していたんです。インタビュー現場にI氏を呼びつけ、“後継者は娘のジュリー”と明言し、“(派閥があるなら)SMAPを連れて出ていきなさい”とI氏を恫喝する様子が綴られています」(前出の芸能記者)

 I氏にしてみれば、誌上で赤っ恥をかかされたうえに、「SMAPは踊れないじゃない」と手塩にかけて育ててきたタレントをけなされたことで、独立へと動き出したともいわれる。だが、こんな話も伝わってくる。

「メリー氏が文春のインタビューを受ける前から息苦しさを感じていたI氏は、SMAPを連れて独立しようと、水面下で大手プロ幹部らと接触してようです。その動きを察知したメリー氏が、SMAPの5人に“独立計画は潰す”とのメッセージを送るために、あえてインタビューに応じたともいわれています。つまり、あのメッセージは世間に対してではなく、I氏とメンバー5人に対して発せられたものだったわけです」(前出の業界関係者)

 いずれにせよ、インタビュー記事の掲載が、その後の解散騒動の端緒となったことは間違いないようだ。「実際、インタビュー掲載から半年が過ぎた15年の夏頃には、スポーツ紙各紙は“キムタクを除くメンバー4人が、9月の契約切れを待って、I氏と大手芸能プロのKに移籍する”ことを確信していたといいます。これは実現しませんでしたが、年が明けるや“すわ解散か”の記事が一斉に報じられたんです」(前同)

 それから7か月後、解散は現実のものとなってしまう。ここで気になるのは、彼らの今後だろう。全メンバーが解散後もジャニーズ事務所に残ることが明らかになっているが、「事務所は香取に対し怒り心頭であるため、飼い殺しにするでしょうね。来年9月の契約切れをもって香取は退社するはずですが、これには仲のよい草なぎも追随するとみられています。MCとして定評があり、引く手あまたの中居には、一部で吉本興業に移籍する予定との報道もありますが、本命は大手芸能プロのTと目されています」(同)

 いずれにせよ、キムタク以外のメンバー4人の移籍に関して、情報が乱れ飛んでいるため、テレビ局や広告代理店は仕事のオファーの出しようがないという

「残留の立場を明確にしていた木村は、来年1月にTBSドラマ『Get Ready!!』への主演が決まっているが、それ以外の4人には、積極的に新しい仕事は入ってこない状況でしょう」(前出の芸能記者)

 特に、今回の解散劇の戦犯とされている香取は、『SmaSTATION』(テレビ朝日系)などのレギュラー番組が順次終了となるとの見立てもある。だが、これが悪いことばかりでもないという。

「ある意味、自由になったことで、香取と草なぎはかねてより交際している女性との結婚へと突き進むのではないでしょうか。2人の仲の良さから、退社と合わせての“同時婚”もあるのでは、とも囁かれています。居に関しては、すでにジャニーズの枠を超え、バラエティ番組の司会者として欠かせない存在となっているだけに、残留でも移籍でも、今後の活動に何の不安もないでしょう」(前同)

 意外や、看板番組を放送する局側も、解散を喜んでいるフシがあるとか。「『SMAP×SMAP』は、1回あたり6000万円という破格のギャラが振り込まれていたといいます。テレビ不況が叫ばれる今、かつてほど視聴率も取れなくなった『スマスマ』を終わらせることができるのは正直、うれしいでしょう」(テレビ業界関係者)

 一方で、ジャニーズ事務所には痛手が残るという。「ファンは、解散のきっかけになったメリー氏の退任を求める署名活動を行うほどで、企業イメージが悪化しています。ジャニーズを推してきた大手広告代理店も、ジュリー氏への代替わりを求め始めているといいます」(広告代理店関係者)

 だが、このジュリー氏への引継ぎこそが、“帝国崩壊”の決定打になる可能性があるという。「実は、テレビ界はもちろん、ジャニーズのタレント間でもジュリー氏の手腕への評価は意外にも低く、ジュリー氏のトップ就任を機に、有力タレントが相次いで退社する可能性があるというんです」(芸能記者)

 こうなっては、これまでと同様の影響力を維持するのは、とても無理だろう。「そうならないためにも、ジャニーズとしては、もしSMAPメンバーが辞めたら、圧力をかけて実力を誇示するかもしれません。これまでシブがき隊や田原俊彦らが辞めていますが、シブがき隊のメンバーは、歌を歌うようなことはしていません。また、トシちゃんにしてもディナーショーなどを中心に活躍しており、“辞めジャニ”は表舞台には出てこないのがルール。唯一、郷ひろみは歌も出してますが、彼はグループではないし、移籍先はジャニーズに比肩する大手プロでしたからね」(前同)

 ジャニーズとSMAPメンバー双方にとって、まさに“一利なし”と言える今回の解散劇。「ただ、メンバーは誰も悪くない。強いていうなら我が子かわいさにI氏を恫喝したメリー氏と、独立を画策したI氏自身の欲がアダとなったんです」(業界関係者)

 日本のみならず、世界中にファンがいるSMAPだけに、事務所との、さらなる“ドロ仕合”は避けてほしいところだが……。

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