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貯金なんて意味ない! これが最強の「ズボラ金儲け術」だ!!

[ヴィーナス2016年09月04日号]

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貯金なんて意味ない! これが最強の「ズボラ金儲け術」だ!!

 驚く時代がやってきた。金利が低いからと、銀行に預けず家庭で保管したままにする“タンス預金”に使う金庫が、バカ売れしているというのだ。だが、金庫にお金を寝かせているだけで増えるということは決してない。

「マイナス金利の現状では、ネット銀行の定期預金もほとんど利息はなく、預金をするだけで複利効果は狙えません」 こう話すのは、FP(ファイナンシャルプランナー)の横山利香さんだ。そんなお金のプロに、今回、運用方法について教えてもらった!

●個人向け国債

 日銀によるマイナス金利政策の導入で、銀行の定期預金金利が0.01%程度までに低下。7月募集分の個人向け国債の応募額は、前年同月比で1.5倍になったことは話題になった。

 FPの横山利香さんは次のように話す。「ネット銀行の定期預金の金利は0.01%なのに対して、個人向け国債は金利が0.05%(7月募集分)ついていますから、元本割れのリスクがない金融商品の中では、かなり有利だと思います」

 国が発行する債券なので安心できるうえ、メガバンクや地方銀行はもちろん、証券会社やゆうちょ銀行、信託銀行、信用金庫などの窓口だけでなく、一部金融機関ではネットやATMで、1万円単位で購入することができる(最少額は1万円)のも魅力だという。

「ネット銀行の場合、有利な金利が適用されるには〈預入金額が100万円以上〉などの条件があって、まとまった余裕資金がない人にとっては難しいんです。その点、個人向け国債は少額から始められますからね」(前同)

 個人向け国債には、【1】固定金利型3年満期(以下=固定3)、【2】固定金利型5年満期(以下=固定5)、【3】変動金利型10年満期(以下=変動10)の3種類があるが、一番お得なのはどれか?

「変動10がおススメですね。商品名からも分かるように、他の2つは固定金利。景気動向により金利が上昇しても金利は0.05%のままですが、変動10だけは適用利率が上がった場合に、その恩恵を受けることができますからね。その逆の状況、つまり景気が悪くなって金利が下がっても、金利の下限は0.05%と決まっているので安心です」(前同)

 半年ごとに利息を受け取ることができるのもうれしいが、中途解約には注意が必要だ。購入後1年経たなければ、解約手数料として「直前2回分の税引き後受取利子(税引き前利息相当額×0.79685)」が、かかってしまうのだ。

「1年経てば解約することができるのはいいんですが、その際の手数料分だけ、資産がマイナスになってしまうと考えると、満期まで持つことが基本です。しかも3、5、10年と満期までの期間が、銀行の定期預金の1年などと比べると長期になるのは使い勝手が悪い。やはり、当面使う予定がない資金で購入したほうがよいでしょう」(同)

 どの金融機関で買うのかも重要になってくるという。「購入キャンペーンを活用しない手はありませんからね。7月に実施されたものの中では、たとえばマネックス証券は購入金額が50万円以上で1000円、100万円以上で2000円と税引き前の利息に換算すると0.2%に相当する現金プレゼントがあります」(金融ジャーナリスト)

 キャッシュバックキャンペーンだけではないという。「楽天証券では、楽天市場で使える楽天スーパーポイントと等価交換できる楽天証券ポイントが、買付金額10万円で200ポイントもらえます」(前同)

 楽天市場でネットショッピングを頻繁に利用するという人にはこちらもありか。使う予定がなく、手持ち資産を元本割れのリスクがあっても効率的に増やしたいけど、忙しいし、投資の勉強等に時間をかける余裕がないという人は“投資信託の積み立て”に取り組んでみてはいかがだろう。

「投資信託の積み立ての場合、1000円程度から積み立てることができるので敷居が低く、始めやすいですね」(前出の横山氏)

●投資信託の積み立て

 個別企業の株式を購入するときのように、ある程度まとまった資金は必要ない。では、どういった投資信託を選べばいいのか?

 運用のプロが資産配分を考えてくれる、日本や海外の株式や債券に分散投資できるグローバルバランス型の投資信託だと毎月自動引き落としで積み立て投資をすれば、20年~30年という長期間では預貯金よりも優位な利率で運用することができ、資産額に大きな差が出てくるとよくいわれる。だが、横山氏が次のように話す。

「購入手数料が無料のノーロード型投資信託でも、信託報酬(販売会社や運用会社等に支払われる運用管理費用)が高くなりがちなうえ、日本株式が何%、海外株式に何%と、どのような資産配分で運用されているかが把握しにくいんです」

 横山氏が続ける。「毎月1万円積み立てるとしたら、バランス型の投資信託ではなく、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など特定の指数に連動して収益を目指すインデックスファンドを、いくつか選んで、自分でバランスよく管理するほうが分かりやすいでしょう」

 どういったタイプのインデックスファンドを選べばいいのか悩むが……。

「日本株式=3000円、海外株式=3000円、海外債券=4000円と投資先を分散する配分が、バランスが取れていいんじゃないでしょうか。ひと手間かけて、ノーロードで信託報酬ができるだけ安いものを選びましょう。今なら、(1)=日本株式インデックスファンド、(2)=円高に振れているので米ドル建て米国株式インデックスファンド、(3)=資源株式ファンドの3つで構成してみてもいいかもしれません」(前同)

 どのようなファンドを買えばいいのかは分かった。しかし、買い始めるタイミングを、どうしたものかと悩んでしまう。「投資信託の積み立ては、積立定期預金と違って常に金額変動のリスクが考えられます。基準価額が安くなったときに購入をスタートするのが重要です」(同)

 では、今は買うタイミングとして、どうなのか?「昨年の夏の日経平均株価が2万円を超えていた時期を考えると、株価が下がってきている今は始めるのにちょうどいいと思いますよ」(同)

 買い方は定期的に一定金額を継続して購入する“ドルコスト平均法”が定番だ。売買するタイミングを考える必要がない。基準価額が高いときは少しだけ買い、安いときには多く買うから購入単価が平均値になるので、平均購入単価を低くできる。だが、注意が必要だという。

「ドルコスト平均法だから、いつスタートしてもOKみたいな謳い文句がありますが、基準価額が値下がりしているときの高値から始めると含み損を抱えた状態が続いてしまう可能性が高いんです。できるだけ安いときに始めたいですね」(同)

 ドルコスト平均法も万能ではない。ただ買い続ければいいというわけではない。「投資信託の積み立てでも、価格変動リスクがある株式や債券などに投資しているので、利益が出たら一度、売却することが必要です。特に自動積み立てだと基準価額が高いときも買い続けてしまうので、見直しが重要になってきます」(同)

 積み立て投資の場合でも、基準価額や市況のチェックは欠かせないようだ。

●株式配当&株主優待

 配当利回りが良い銘柄をスクリーニング(銘柄条件指定)で探してみよう。たとえば、パチンコ・パチスロメーカーの大手、平和は3.78%(会社予想の配当金を7月15日時点の株価で割った場合=以下同)、メガバンクの三菱UFJフィナンシャル・グループは3.47%、たばこのJTは3%と銀行預金の金利をはるかに上回る。

 ただし、業績悪化などにより株価が大幅に下がれば当然、配当利回りも連動して下がるので注意が必要だ。横山氏は次のように話す。

「株価が下がった現状では、優待狙いや高配当狙いで(人気のある優待があったり、配当利回りが良い企業は)買いが強くなる傾向があります」

 株主優待銘柄をインターネット上で検索するだけでもさまざまな情報を得ることができる。その際に次のことに気をつけたい。「年2回に配当を実施している企業で、業績が順調に推移している株を探してもらいたいですね」(前同) 

 横山さんの講演会等では、どういった銘柄が人気か?

「牛丼でおなじみの吉野家は100株以上保有することで、店舗で使える300円分の優待券が10枚もらえます。アパート、マンション賃貸のレオパレス21は配当利回りも2.91%と悪くないうえ、100株以上でレオパレス・リゾートホテルの無料宿泊券などがもらえるので人気がありますね。ヤマダ電機やビックカメラなどの家電量販店も狙い目じゃないでしょうか。100株以上で、優待割引券がもらえますから。株主優待は自分で使える優待、もしくは金券ショップに売却できる優待がオススメです」

 自分がよく使う店なら使い方もある。これを参考に、“ズボラでお得”を目指そう。

※本記事の情報は取材日:2016年7月12日時点の情報で作成。正確性、完全性、有用性について保障するものではありません。あくまで目的は情報提供であり、投資対象の選択等の最終決定は自己責任で、ご自身の判断でお願い致します。

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