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【G1有馬記念】“中山巧者”ゴールドアクターの変わり身を期待!「レース傾向分析 須田鷹雄」

[週刊大衆2017年01月02日号]

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 毎年、有馬記念になると、同じ趣旨の予想を披露している。それは、「その年の中山G2で好走した馬を狙え」というものだ。

 馬の中には能力の絶対値で東京と中山の両方をこなしてしまう馬もいるが、適性として東京、中山のどちらか片方を得意とする馬も多い。さらに秋の古馬G1は、天皇賞・秋→JCと、東京で行われたレースの結果を根拠に人気が形成される。中山巧者を買う理由は、馬自身が条件替わりで走るということに加えて、人気落ちしていることも多いという二つの面があるのだ。

 中山G2にもいろいろあるが、最も参考になるのがステイヤーズSを除く古馬G2。マツリダゴッホやダイワテキサス、アメリカンボスといった馬たちが該当していた。古馬に該当馬がいなければ、3歳G2の結果も尊重する価値があり、最近ではトゥザワールドが人気薄で2着している。

 登録馬のうち今年、中山G2を勝っているのは、ゴールドアクターとアルバートの2頭。アルバートは好走例の少ないステイヤーズS組で、一方のゴールドアクターは日経賞とオールカマーで2勝を挙げている。

 となると、◎はゴールドアクター。今回は、キタサンブラックが圧倒的な人気を得るだろうが、ゴールドアクターは道中2番手か3番手で競馬ができる馬。自ら、キタサンブラックを捕まえにいくこともできる。

 JC時は馬体重プラス8キロでキャリア中、最も重かった。稽古では動いているように見えたが、有馬記念までを見据えて多少余裕を残したのが失敗だった可能性もある。ここはメイチ勝負での変わり身を期待。

 ○キタサンブラックは、いまさら説明のない強さ。展開によっては、他馬がまったく手出しできない可能性もある。ただ、このコースは外枠に入ると不利だし、この馬の脚質を考えると、さらに不利。枠順が出てから再度、扱いを検討したい。

 穴で1頭挙げるとしたら▲サトノノブレス。今回ペースを作るキタサンは遅いラップを作らないタイプで、そこへ◎が早めにレースを動かすと、かなりの持続力勝負となる。距離は違うが、似たようなラップ構造になったオールカマーでは、クビ差の2着。★サトノダイヤモンドも強いが、穴馬としての魅力はノブレスだ。

■須田鷹雄 プロフィール
1970年東京都生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。大学在学中に競馬ライターデビュー。競馬以外のギャンブルも含めた「旅打ち」をライフワークとし、国内の全公営競技場を踏破した経験を持つ。

【G1有馬記念】“中山巧者”ゴールドアクターの変わり身を期待!「レース傾向分析 須田鷹雄」

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