日刊大衆TOP 芸能

データで算出! どこよりも早いプロ野球「2017年順位予想」

[週刊大衆2017年01月30日号]

データで算出! どこよりも早いプロ野球「2017年順位予想」

「開幕まで待ちきれない」そんなファン待望の統計学に基づいた順位予想を公開。今季、王座を掴むのは――。

 球春の足音が聞こえ始めてきた。今年は3月に第4回WBCが行われ、各チームの主力選手の仕上がりも早い。そこで、今年も本誌恒例のSM理論に基づいた12球団の“チーム力”を分析していきたい。

 SM理論とは、メジャーでは一般的となっている統計学の手法を用いた分析法で、主に投手力を判定するためにWHIP、打力にはOPSという数値を用いる。「WHIPは、投手の被安打数と与四死球数の合計を投球回数で割った数値で、1イニングで何人の走者を出したかが分かる数値。OPSは、出塁率と長打率を合計したもの。打率が得点との関連性が8割弱なのに対し、OPSは9割強、打者の真の実力が判定できる数値です」(専門誌記者)

 WHIPは優秀な投手ほど数値が低く、1を割ればリーグを代表する投手。昨季、先発陣で1を割ったのは、菅野智之(0.99)と大谷翔平(0.96)のみ。一方、OPSは.900以上がリーグを代表する強打者の目安。昨季は山田哲人(1.032)、鈴木誠也(1.015)、筒香嘉智(1.110)、大谷翔平(1.004)の4人が1を超える数字を残した。

 本誌は、来たるシーズンの予想レギュラー陣の数値をチームごとに合算、平均し、チーム力を算出。結果を見ると、セ・リーグは上位3チームが、小数点以下の差で拮抗していたが、僅差ながらも1位となったのが、なんと、ラミレス監督率いる横浜DeNA。

「もともと筒香を中心とした打力には定評がありました。問題は投手陣でしたが、30歳のエース・井納を筆頭に、石田、今永と力のある若手が台頭してきた。リリーフ陣も、昨季33Sの山崎康晃の実力は本物で、戦えるチームになってきました」(スポーツ紙デスク)

 勝ち頭の山口俊投手が流出しても、それを補って余りある若手投手の台頭を考えれば、ダメージは少ない。昨季は、日本シリーズ出場目前、というところまで実力をアップさせてきたDeNA。19年ぶりとなる優勝の可能性は高い。

 総合ポイントでは、わずかの差でDeNAの後塵を拝したものの、昨年のリーグ優勝の勢いをいまだに持続させているのが広島だ。

「絶対的エース・黒田博樹の引退の影響が心配されますが、レギュラー陣は昨季とほとんど変わっていません。田中、菊池、丸、新井、鈴木誠也、エルドレッドの強力打線で得点をもぎ取り、エースの野村を中心にした投手陣が相手打線をねじ伏せるという昨年同様の戦いができれば、“大崩れ”はないでしょう」(前同)

 差はわずかながら、チーム力3位となったのが、30億円の大型補強を敢行した巨人。弱点といわれていた投手陣とセンターラインを強化し、マギーという大砲も獲得。満点に近い補強ができたと球団関係者は胸を張るが、不安も多い。

「マギーの獲得でポジションのかぶる阿部、村田のどちらかを控えに回さざるをえなくなったのは、火種になりかねません。抑えの切り札として獲得したカミネロは、160キロを投げるものの、制球に難がある。巨人の獲ってくる外国人はハズレが多いので……」(スポーツ紙記者)

 そして、要のポジションである捕手の小林誠司は力量不足。今年も、巨人は不安要素が多い。

 4位となってしまったのは、金本体制2年目の阪神。昨年の低迷は、チーム打率.245というリーグワーストタイの貧打が原因。これを解消するべく、糸井嘉男を獲得した。

「ただ、貧打はもちろんですが、昨季、藤浪が7勝11敗しているように、投手陣も弱体化しています。タレントはそろっているので、彼らが全盛期のような活躍ができるかどうか」(前同)

 昨季の下位2球団には戦力の上積みもなく、厳しいシーズンとなりそうだ。「まず、ヤクルトは投手陣が脆すぎる。チーム防御率は4.73と12球団ダントツの最下位。これではいくら山田が打っても勝てません。中日に関しては、落合GMの退任と森繁和新監督の就任でどう変わるかですが、まだまだ戦える戦力ではありません」(同)

 パ・リーグに話を移そう。チーム力1位となったのは、昨年の覇者・日本ハムだ。「投では吉川、打では陽岱鋼がチームを去りましたが、選手の層が厚く、チーム力はいささかも落ちていませんね」(ベテラン記者)

 投打にわたりチーム力を引き上げたのは大谷。前述のように、WHIP.960は12球団の先発陣で1位。OPS1.004はリーグ1位とまさに超人的な数字。

「大谷、有原の2枚看板は健在ですし、日ハムの打線はしぶとい。打率でリーグ26位の中田が打点王に輝いたのは、それだけ1、2、3番の出塁率が高いということ。1番の西川は73個の四球を選び、出塁率は4割を超える。ファウルで粘ることも多く、西川と2番・中島のファウル数はリーグ1位、2位。このしぶとい打線が崩れなければ、連覇は十分にあります」(前同)

 次は、毎年優勝候補に挙げられながらも、ファンの期待を裏切り続けている西武。打撃に破壊力はあり、チーム防御率は悪いが、WHIPでは悪くない。だが、守備力に難があり、低迷を脱することができない。さらに、今年は先発の柱だった岸がFAで流出した。

「ただ、今季はエースの菊池雄星が、18年オフのメジャー挑戦を球団に直訴。条件として、自身で2季連続二桁勝利と、チームの優勝を掲げているので、例年以上にエンジンはかかるはず。投打に粒がそろっているので、菊池という起爆剤があれば、一気に優勝なんてこともあるかもしれません」(前出のデスク)

 常勝軍団と呼ばれてきたソフトバンクも今回は、3位に甘んじた。「投手陣を見ても、打線を見ても隙はなさそうに見えますが、打線に全盛期のような勢いが失われつつあります」(前同)

 確かに、主軸の内川聖一がOPS.781、松田宣浩がOPS.792と悪くはないが、全盛期に比べれば物足りない数字に低迷しており、不安要素がないわけではないのだ。

 パの場合、AクラスとBクラスの間に大きな差がある。まず、4位と5位。「ロッテは昨年24本塁打のデスパイネの穴が大きい。首位打者・角中の存在は心強いが、大砲がどうしても、もう一人欲しいところ。楽天は岸の加入で先発陣が充実し、投手力がアップ。打力では若手の茂木が伸びてきていますが、優勝争いができるほどのチーム力はまだありません」(同)

 オリックスはチーム打率、防御率がリーグ6位にもかかわらず補強は未知数の外国人のみ。苦戦は免れない。

 この秋に笑っている球団は、どこだ!?

データで算出! どこよりも早いプロ野球「2017年順位予想」

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.