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安住紳一郎、富川悠太、桝太一、武田真一…「ポスト宮根誠司」男性エースアナの“戦国時代”

[週刊大衆2017年02月06日号]

安住紳一郎、富川悠太、桝太一、武田真一…「ポスト宮根誠司」男性エースアナの“戦国時代”

 遠くの者は耳に聞け。近くの者は目にも見よ。これぞ三寸の舌先を武器に、王者の座を狙う男たちなるぞ!

「冠番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)、そして、『Mr.サンデー』(フジテレビ系)も安定している宮根誠司ですが、盛者必衰はこの世の常。若手・中堅のキャスターが育ってきていることもあり、経費削減のため、各局は局内のエースアナを情報番組に投入。“ポスト宮根”に値する逸材が力をつけてきており、跡目争いが激化しています」

 こうテレビ誌記者が言う背景には、一人の男の存在がある。年末から業界の話題をかっさらい続けているのは、NHKの武田真一アナ(49)。『NHK紅白歌合戦』で総合司会を務めた彼は、この国民的番組の“すべて”を持っていってしまったのだ。

「SMAPのラストステージは結局、実現せず。見どころが少なかった紅白の中で、最大の盛り上がりとなったのは、武田アナが突如、世界的大ブレイク中のピコ太郎の『PPAP』の替え歌を、ノリノリの振りつきで歌った笑撃シーン。2008年から看板ニュース番組『NHKニュース7』のメインキャスターを務める“報道のエース”のまさかのパフォーマンスに、紅組司会の有村架純も一瞬、仕事を忘れて大笑いしていましたね」(前同)

 仕事もできれば、笑いも取れる。NHK入局後から報道畑を歩み、「災害報道が自分の原点」と公言し、真摯な仕事ぶりで高い評価を集めていた武田アナだが、「14年の流行語大賞が発表された際には、大賞に選ばれた“壁ドン”を番組内で実演するなど、彼のお茶目な一面は、すでにファンにはおなじみ。ネットでは“たけたん”の愛称で親しまれています」(同) 昨年の紅白で、硬軟自在であることが国民に広く知れ渡った。

 テレビでも活躍する受験生専門外来『本郷赤門クリニック』の吉田たかよし院長――現在は医師・医学博士だが、元NHKアナウンサーという異色の経歴の持ち主――は、こう言う。「武田アナは入局したときから、何をやらせても一番なうえに、“NHKの鹿賀丈史”ともいわれたほどハンサムで性格も明るく、周囲の誰もが将来のエースだと確信する、飛び抜けた存在でした」

 1990年に入局した武田アナは、吉田院長の1年後輩。研修で一緒になる機会も多かったという。

「いつも、その才能には驚かされるばかり。新人のほぼ全員が一音一音発声を直される中、彼一人、不得意な音がなく、アーティキュレーション(滑舌や歯切れ)も完璧。正確に情報を伝える“道案内”という研修でも、彼だけが見事にこなしていたことを、よく覚えています」(前同)

 実は、吉田院長が5年でNHKを退職し、医療の道へと進んだのは、武田アナに圧倒的な力量を見せつけられて、「これは勝てない」と確信したことがきっかけだったという。

「紅白で披露した『PPAP』も、昔を知る我々は、ああいったパフォーマンスにおいても十分な才能を持っていることを知っていました。ただ、あれを堂々とこなす度胸には、改めて驚かされました。まだまだ、皆さんが知らない魅力をたくさん持っている、素晴らしいアナウンサーですよ」(同)

 硬軟自在の武田アナと同様、“ポスト宮根”へと猛チャージをカマすのは、テレビ朝日の富川悠太アナ(40)。前任の古舘伊知郎から『報道ステーション』を引き継いだエースとして、存在感を増している。

「『報ステ』の新キャスターには、それこそ宮根や羽鳥、橋下徹・前大阪市長の名前までが取り沙汰されました。蓋を開けると局アナの富川アナだったため、視聴者離れが心配されましたが、すぐに古舘時代と同水準の視聴率まで回復。これはスゴいことです。明るくフレッシュな印象の富川アナですが、報道番組のリポーターとしての経験も豊富。政局や事件の勘どころを心得たコメントには、安定感がありますよね」(制作会社スタッフ) 結果として、超大物の古舘をも食ってしまったのだ。宮根も戦々恐々!?

 一方、「独立」の話題になると必ず名前が挙がるのが、『ZIP!』他を担当する、日本テレビの桝太一アナ(35)だろう。

「昨年12月に発表されたオリコン『好きな男性アナウンサーランキング』で、5連覇を果たして殿堂入りしています。真面目で不器用で、いつも一生懸命な姿に、特に主婦からの人気が絶大です。最近は恐妻家や運動オンチというイメージも定着し、より親しみやすくなってきました」(夕刊紙記者)

 気になるフリー転身説だが、「昨年も、退社報道を自らネタにしていたのを見ると、可能性は低そうです。ただ、やはりネックは民放各局の中でダントツに安い、日テレの給料。11年に西尾由佳理と羽鳥慎一のエースアナがW退社したのも、それが大きな理由だったといわれるほどですからね。桝アナもフリーになるなら、売り時は、この1~2年でしょう。まもなく、なんらかの動きが出てきてもおかしくないでしょうね」(芸能評論家の三杉武氏)

 この桝アナ同様、独立説が消えないのが、TBSのエース・安住紳一郎アナ(43)だ。「桝アナの連覇以前に、オリコン『好きな男性アナ』の殿堂入りを果たしており、今も人気は絶大。特に、『情報7days ニュースキャスター』で、暴走しがちなビートたけしに鋭いツッコミを入れたり、また、時には自由に泳がせるなど、見事にコントロールしているのはさすが。他に、あのポジションがこなせる男性アナは見当たりません。フリー転向となれば、羽鳥慎一あたりは、多くの仕事を奪われることになるのでは」(前出のテレビ誌記者)

 一説には、この安住には、宮根誠司、羽鳥慎一、田中みな実らが所属する芸能プロ『テイクオフ』が、熱心に獲得に乗り出しているともいわれているが、「実は、安住本人の目標は古舘伊知郎。昨年6月に『ぴったんこカンカン』で共演した際には、“古舘伊知郎が本気を出したら、宮根、羽鳥なんて足元にも及ばない”と発言したのには驚きました。同番組で、古舘が自身のトークライブ『トーキングブルース』で披露した、8分にもわたる実況ネタを完全暗記し、古舘に披露して号泣したのを見ても、気持ちは『テイクオフ』よりも、『古舘プロジェクト』かも」(前出の三杉氏)

 フジテレビのエース・伊藤利尋アナ(44)も、超実力派として評価が高い。「報道から、情報、バラエティ、スポーツと、とにかくオールマイティ。局の壁を越え、多くの若手アナウンサーが“目標は伊藤アナ”と名前を挙げるほど、業界内での評価が異様なほど高いものです。昨年の熊本地震の直後には、『みんなのニュース』のメインキャスターであるにもかかわらず、2週間という長期の現地取材を自ら志願し、渾身のリポートで実力を見せつけました。社内では、将来のフジの幹部候補の一人とも目されています」(前出の制作会社スタッフ)

 先頃の「ASKA再逮捕報道」では、ミソをつけてしまった宮根御大。テレビ界の一寸先は闇。ウカウカしていたら、寝首をかかれてしまいますゾ。

安住紳一郎、富川悠太、桝太一、武田真一…「ポスト宮根誠司」男性エースアナの“戦国時代”

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