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『笑点』座布団データ投票で、視聴者が激しく「林家三平イジリ」!?

[週刊大衆2017年02月20日号]

『笑点』座布団データ投票で、視聴者が激しく「林家三平イジリ」!?

 国民的演芸番組『笑点』(日本テレビ系)が、今年1月から採用した画期的なシステムが話題だ。「大喜利の放送中に、テレビリモコンの<dボタン>を押すと、メンバーの回答に対して、座布団を“あげる”“とる”の投票ができるようになりました。お茶の間にいながらにして、“山田くん、座布団一枚あげて!”“三枚持ってけ!”と、司会者の春風亭昇太(57)の気分が味わえるんです」(テレビ誌記者)

 芸能ジャーナリストの渡邊孝浩氏は、この新機軸に「さすがは『笑点』」と、驚嘆したという。続けて、「予測可能な心地良さであり、見る者をホッとさせる安定感言うなれば、数々の“お約束”の上に成り立っているのが『笑点』です。我々は、本当に面白いのかどうかよりも、番組の空気感を楽しんでいる部分が大きいのに、そこに視聴者投票というガチな要素をぶち込んでくる……。番組の攻める姿勢に驚かされましたね」

 これによって、大喜利の回答やメンバー同士のやりとりと同時に、データ放送で刻一刻と変化する座布団の獲得枚数も、番組の大きな楽しみとなったのだ。だが、この新システムによって、とんだ憂き目にあっている噺家がいる。

 昨年5月に番組に新加入した、林家三平(46)その人である。“昭和の爆笑王”こと初代・林家三平の末っ子で、新メンバー入りのときは大きな話題となったが、「他のメンバーが数万枚の座布団の獲得合戦を続けているのに、三平だけが数百枚という状態が続き、少しずつ増えてきたかなと思うと、一気に“とる”が集中。最終的に0枚で番組終了を迎える回が続いたんです。1月22日の放送で、やっと0フィニッシュを免れましたが、それでも獲得枚数は5529枚。最も多い三遊亭円楽(66)は6万枚以上ありますから、10分の1にも満たない結果に」(テレビ誌記者)

 番組内では、三遊亭好楽(70)が“スベりキャラ”を務めることも多いが、「好楽は昨秋の『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)に出演した際、あまりのポンコツぶりが話題になり、プチブレイク中。三平ひとりのダメっぷりが際立つばかりです」(前同)

 なぜ三平は、視聴者の支持を得られないのか。

「回答が面白くないうえに、間も悪く、完全に浮いているのに、坊ちゃん育ちでド天然の本人は、それにまったく無自覚。さらにドヤ顔でうまいことを言おうとするので、見ているほうはシラけてしまいます。要は、まったく空気が読めていないわけです」(スポーツ紙演芸担当)

 せめて、そのダメさ加減を、司会やメンバーがイジって笑いにつなげられるなら、救いがあるのだが、「坊ちゃん育ちでプライドが高く、自分がイジられ、コキ降ろされることを笑いに転化できそうもないし、そうさせない雰囲気を出しているから、なお厄介なんです。昇太も、元女優の美人妻・国分佐智子を伴侶にしている三平が、自分の独身をネタにしてきたときは強く突っ込めますが、それ以外の回答では、まるで腫れ物に触るよう。そのため、三平が回答するたびに、視聴者に、なんとも言えないストレスと緊張感を与えてしまうんです」(前同)

 そんな視聴者のモヤモヤが、座布団を“とる”という投票行動として表れてしまっているのだろう。「回を重ねるごとに、視聴者に受け入れられていないのが明らかになるわけですから、番組内での立場も苦しくなるんでしょう。データ投票システムは、実は、三平のダメさを世間に公然と示し、降板に追い込む“番組追放計画”では、という声もあります」(同)

 なんと、この結果が、将来、三平がリストラされる口実に使われる可能性があるというのだ。だが、システム導入から1か月、あまりに悲惨な三平の現状に、こんな声が増え始め、風向きが変わりつつあるという。

「多いときは10万枚を超えるメンバーがいる一方で、三平の0枚というのは、あまりにも極端ですからね。要は、視聴者が“三平イジリ”を楽しんでいるということでしょう。捉え方によっては、新システムによって初めて存在意義が生まれたとも言えますね。今や、三平の座布団を“とる”ために番組を見ている視聴者も多いのではないでしょうか」(前出のテレビ誌記者)

 つまり三平は、降板どころか、今や『笑点』になくてはならない存在になりつつあるというわけだ。お笑い評論家のラリー遠田氏も、「今、最も“オイシイ”のが三平さんでしょう」と、こう話す。

「“0枚”というのは、逆に取ろうと思っても、なかなか取れるものではありませんからね。この際ですから、うまいことを言おうとするのはもう諦めて、ダメなところをもっとさらけ出していくべきでしょうね。お坊ちゃん育ちで、屈託のない明るさを持つ三平さんですから、そうすることで、人間的なかわいらしさが伝わり、視聴者に愛される落語家として大化けするはずです。投票システムの導入によって、その大チャンスが訪れているのではないでしょうか」

 そんな三平なら、もちろん視聴者も大歓迎では? とりあえず今週から、座布団投票に参加して、『笑点』を楽しんでみますか。

『笑点』座布団データ投票で、視聴者が激しく「林家三平イジリ」!?

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