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お正月の風物詩「箱根駅伝」が、男子マラソン衰退の元凶!?

[ヴィーナス2017年02月01日号]

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「もう何度したのか覚えていない」

お正月の風物詩「箱根駅伝」が、男子マラソン衰退の元凶!?

 16、36、94……この数字は、リオ五輪男子マラソンに出場した日本人選手の順位。メダルどころか入賞もできず、惨敗を喫した。

 この3選手には共通点がある。それは、17年も大盛り上がりの箱根駅伝に出場していたということだ。「大学で箱根駅伝を走った選手が、大手企業の実業団に入り、代表選手になるというのが今の流れになっています」(スポーツ紙記者)

 マラソンだけでなく、トラック長距離種目の10000メートルに出場した設楽悠太も、箱根駅伝で脚光を浴びた一人だった。「東洋大在籍時、兄の啓太とともに2度の優勝に貢献したのは記憶に新しいところ。卒業後、Hondaに入社し、ニューイヤー駅伝でも活躍をしていますが、世界には通用していません」(スポーツ紙デスク)

 12年から3年連続で区間賞を記録した大学トップクラスの選手でも、世界の高い壁に阻まれているのが現実だ。陸上について詳しいスポーツライターは、「そもそも箱根駅伝が、男子マラソンや長距離種目の衰退を招いているんです」と話す。その理由について、ユタカ技研女子駅伝競走部の監督を務めていた衣笠明宏氏が解説する。

「ランナーの旬は24~26歳。だけど大学では、一区間20キロを走るためだけの練習しかしない。それも一番伸びる時期なのに。それもこれも、大学にとっては箱根がすべてだからです」

 今や正月の風物詩となっている箱根駅伝。視聴率は30%近くを記録し、優勝したランナーは、翌日の情報番組に引っ張りだこになるなど、さながら英雄のように扱われる。「あれだけ大々的に取り上げられれば、ランナーは満足し、有頂天になってしまうのも無理はないでしょう」(前同)

 4年間を箱根駅伝に捧げ、いわゆる“燃え尽き症候群”のようになってしまう選手も多いというのだ。「大学に比べて、実業団は地味。それで腐り、練習量が絶対的に少なくなり伸び悩んでしまうんです。高橋尚子さんが現役選手にインタビューした際、選手たちは“練習してきました”と言っていましたが、高橋さんからしたら、“大した練習をしてない”と思っているはずですよ」(同)

 影響を与えているのは、そうしたスター選手ばかりではない。

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