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日本代表・久保裕也「救世主ストライカー」の台頭

[週刊大衆2017年04月17日号]

日本代表・久保裕也「救世主ストライカー」の台頭

 来年のロシアW杯への出場権をかけて現在、行われているアジア最終予選。サッカー日本代表は、UAE戦2-0(3月23日)、タイ戦4-0(同28日)と連勝し、ついに、日本はサウジアラビアを抜いてグループ首位に躍り出た。その立役者が、若きストライカー・久保裕也(23)だ。

 1シーズンで34ゴールを叩き出し、“ミスター・レッズ”と言われた伝説のストライカーでもある、元サッカー日本代表の福田正博氏も、こう称える。「今回、日本代表が奪った6得点中、5点に久保は絡んでいます。代表にとって、久保がもはや欠かすことができない選手であることは間違いない。彼が文句のつけようのない結果を出したことで、本田圭佑がベンチに座ることに対しても異論は出なくなりましたね」

 京都サンガでプロデビューした久保は、2013年に海を渡り、BSCヤングボーイズ(スイス)を経て、今年1月からベルギーリーグ・KAAヘントに所属。そんな彼について、サッカーライターはこう話す。「彼はサッカーにしか興味がないんです。本田や長友(佑都)、香川(真司)らはどんどん垢抜けていきましたが、彼はおしゃれな服にも最新の髪型にもまったく興味がなく、車も国産のコンパクトカー。欧州の他の日本人選手と交流することもほとんどなく、一匹狼のようなストイックな生活をしていますよ」

 そんな久保が常に持ち歩いているのが、数冊のイタリア語の参考書だという。「スイスでの生活で必要だったドイツ語と、英語はすでに十分なレベル。イタリア語も少し話せるんですが、なぜイタリア語を勉強しているのかといえば、彼の最終目標がイタリアリーグ、セリアAで活躍することだからなんです」(前同)

 世界最強レベルの守備戦術を誇る“FW受難のリーグ”セリエA。そこに刀1本ならぬ、自らの脚だけで孤高のサムライストライカー・久保は乗り込もうというのだ。前出の福田氏が語る。

「4年もの間、欧州のリーグ戦で戦ってきた彼は“戦える選手”になった。フィジカル、メンタルが成長し、ふてぶてしさ、たくましさを身につけたことで、もともと持っていた技術の高さが、試合で発揮できている気がします。結果が出て、自信がつくことで、プレーに迷いがなくなる。私もそうでしたが、そういうときは、またシュートが入るんです。今の久保は、そうした好循環にありますね」

 そして、こう続ける。「今後、彼は代表の主力にならなくてはいけない存在です。本田や岡崎(慎司)がしてきたように、厳しい批判の中でも結果を残すのが真の主力。久保には、それを期待したいですね」

 日本サッカーの未来は、“サムライストライカー”のゴールにかかっている!

日本代表・久保裕也「救世主ストライカー」の台頭

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