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【武豊】悔しかったG1皐月賞。その雪辱は天皇賞・春で!

[週刊大衆2017年05月08・15日号]

ボートレース戸田
https://www.boatrace-toda.jp/
GⅢ 戸田マスターズリーグ第10戦・週刊大衆杯

 3連単馬券の払い戻しが106万4360円。――69年ぶりの牝馬による皐月賞Vはあるのか!? そんな話題でスタートした「第77回皐月賞」は、穴党ファンを喜ばせる結果となりました。

 1着はディープインパクト産駒、9番人気のアルアインと、これが初めてのG1制覇となった松山弘平騎手のコンビ。2着は4番人気、今年絶好調のミルコとペルシアンナイト。12番人気の僕とダンビュライトは……あと一歩及ばずの3着でした。

 結果的に見ると、馬券に絡み、「日本ダービー」への出走権も手にしたのですから、“まず、まず”と言ってもいいのかもしれません。でも、です。スタートから流れに乗り、最高のポジションを確保。1番人気に推された牝馬ファンディーナを内に封じ、勝負どころで外に。ファンディーナをかわすところまでいったのですから、“あー、勝ち切りたかった”というのが本音です。

 7月9日のデビュー戦を快勝。その後は、G3「サウジアラビア杯」2着。G1「朝日杯FS」13着。G3「きさらぎ賞」とG2「弥生賞」がともに3着。勝てそうで勝てないダンビュライトで勝つには、どうしたらいいのか!? 木曜日に枠順が決まり、天気予報を確認した後は、レース展開、ペース、自分も馬も含めた出走全馬の位置取り……想定を繰り返し、レースではほぼ、その想定通りの展開で進みました。

 残念だったのは、思っていた以上に速い時計になってしまったことです。しっかりと対応できていたのは収穫ですが、レベルの高かった昨年のレコードタイムを0秒1更新。コースレコードタイとなる1分57秒8での決着は、さすがに厳しかったですね。

 今年はここまで勝利数はまだまだ、こんなものじゃないという数字です。でも、G1に限ると、「フェブラリーS」14着。「大阪杯」が優勝。「桜花賞」2着。「皐月賞」3着と、しっかりとその爪痕を残せています。勢いで勝てるほど競馬は生易しくありませんが、勝負事には、この勢いも大切です。これを生かして、今週末はキタサンブラックと「天皇賞・春」の連覇に挑みます。

 思い返すと、昨年のこのレースが、キタサンブラックとのコンビで挙げた初めての勝利。オーナーの北島三郎さん、清水久詞調教師とともに、年度代表馬に駆け上がったビクトリーロードの始まりでした。1枠1番から、ゆったりとしたペースで主導権を握り、最後は、ゴール前でかわされたカレンミロティックをもう一度、差し返すという気合の入ったレースを見せてくれました。今年は、どんなレースになるのか!? 徹底マークは承知のうえです。

――年度表馬として恥ずかしいレースはできない。強い馬が、強いレースをしてこその競馬です。ゴールデンウィークのスタートは、家族で、仲間で友達と、ぜひ、春の京都にお越しください。

■武豊 プロフィール
1969年3月15日、京都生まれ。1987年の騎手デビュー以後、通算4000勝、日本人騎手初の海外GI制覇、年間200勝突破など数々の金字塔を打ち立て、現在も活躍中。

【武豊】悔しかったG1皐月賞。その雪辱は天皇賞・春で!

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