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堀ちえみ「やっぱり『スチュワーデス物語』があったから、今の自分がいます」ズバリ本音で美女トーク

[週刊大衆2017年05月29日号]

堀ちえみ「やっぱり『スチュワーデス物語』があったから、今の自分がいます」ズバリ本音で美女トーク

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「第6回ホリプロスカウトキャラバン」でグランプリを受賞してデビューしてから35年。80年代の「アイドル黄金時代」を支えた一人として名を刻む堀ちえみさんが、本誌に登場! 35周年ライブの模様やアイドル時代の裏話、そしてプライベートの秘話など、いろいろ聞いちゃいました!

――今年3月にデビュー35周年を記念した単独ライブ『Chiemi Hori 35th Anniversary~ちえみちゃん祭り2017』を開催されましたね。記念ライブはいかがでしたか?

堀 感慨深いものがありましたね。本当にファンの皆さんに支えられました。体調がすぐれなくて、ライブの開催自体を諦めていたところがあったんです。

――諦めていたというと?

堀 実は私、一昨年に“右大腿骨骨頭壊死”と診断されて、人工股関節を入れる手術をしたんです。しかも、それだけじゃなくて……。手術で歩けるようにはなってひと安心したのですが、今度は体がだるくて疲れやすくなり、風邪の初期症状のような状態が続いていたんです。それで人間ドックに入ったら、リウマチだと診断されたんです。

――それは大変でしたね。

堀 リウマチは投薬治療なんですが、私の場合、早期発見だったことと、すぐに合うお薬に出会えたことで大事には至りませんでしたが、ライブの稽古が始まり、また全身に痛みが出て病院で検査をしたら、今度は神経障害性疼痛という病気が見つかって……。そちらも急いで投薬治療を受け、何とかライブに向けて走り出せたという状態でした。

――稽古の最中に不安はなかったですか。

堀 もちろん、すごくありましたよ。30周年のときもライブをやったんですが、やっぱり40代と50代では体力も全然違うので……。

――どう違いましたか?

堀 とにかく声が出なくて、めげましたね(苦笑)。クタクタになるまでボイストレーニングをやって……。正直、最初は苦痛でした。

――5年というブランクがありましたからね。

堀 そうなんです。ものすごいプレッシャーで、逃げ出したい心境でした。でも、最後のリハを終えた後、やっとプレッシャーから解放されて、「やるだけのことはやったんで、後は楽しもう!」と思えました。

――ライブ本番の感想は?

堀 ライブでは、観客の皆さんが楽しんでくれている感じがひしひしと伝わってきて、胸に込み上げてくるものがあり、本当にやって良かったって思いました。

――アイドル時代と違うところがありましたか?

堀 当時はキーが高くてかわいい声が出ていたと思うんですけど、なかなか出ませんね。でも、今のほうが、低い分、声量があり、味があるかもしれません(笑)。

――アイドル全盛の時代、皆さんかわいらしい歌を歌われていましたからね。

堀 先輩の松田聖子さんや河合奈保子さん、石野真子さんがすごいフリフリの衣装を着ていて、キラキラした特別な存在だったんです。自分もあんな世界に入れたらどんな気持ちなんだろうかって、憧れの気持ちを抱いてデビューしましたね。

――その頃の一番の思い出といったら何ですか。

堀 やっぱり、ドラマ『スチュワーデス物語』かな。あのドラマの主演があったから、今の自分がいるし、幅広い層の皆さんに応援してもらえたと思うんです。

――“ドジでのろまなカメ”が流行語にもなった80年代の伝説のドラマですね。

堀 裕福な家庭には生まれなかったけど、スチュワーデスを目指して努力し続ける女の子の物語、というコンセプトのドラマだと聞いていたので、最後は制服をバシッと着て国際線のスチュワーデスとして羽ばたく……みたいな、かっこいいのを想像していたんです。ところが、台本に目を通したら「え、何コレ、すっごく泥臭いじゃん」って(笑)。

――イメージしていたのと違うみたいな(笑)。

掘 撮影に入って最初に監督に言われたことが、“そんな高い声じゃダメだ。それじゃ人の心を動かせない”って。“何をやるにもすんなりできちゃダメ。もっとオドオドした感じで”とも指導を受けました。それでいて、撮影が10話ぐらいまで進んでオドオドした演技に慣れてくると、今度は“なんかこなれてきたな。まだ垢抜けちゃダメ”って(笑)。

――ハハハ。すごく細かいんですね~。

堀 そうなんです。衣裳も温かそうなものだと一生懸命さが伝わらないからといって、半袖を着せられたり、霧吹きで水を掛けて汗を作ったり。真冬の撮影だったんで、外は雪だったんですけどね。

――そんな過酷な撮影だったってことは、やっぱり現場の雰囲気もピリピリしていたんですか。

堀 そんなことなかったですよ。みんな和気あいあいとしていました。でも、当時の私は、とにかく忙しくて、撮影の合間はほとんど寝ていましたね。そんな私を、村沢教官役の風間杜夫さんは「かわいそうだから、本番直前まで寝かせてあげよう」って言ってくれていたみたいです。

――あの鬼教官も、実は優しい人だったんですね(笑)。

堀 私も、まだ16歳、高2でしたからね。

――そんなに忙しくて、学校の勉強は大丈夫でした?

堀 実はこのドラマの撮影の1年間は、ほとんど学校に行けなかったんです。でも通っていた高校がすごく厳しくて、一応3年間で卒業はしたんですけど、“このまま本当に卒業をさせるわけにはいかない”と、卒業式の翌日に卒業証書を返すことになったんです。

――えっ!? 実は卒業していないんですか。

堀 いえ。それから1年間マンツーマンで授業をしてくれたんです。それで改めて卒業証書を渡されました。本当にありがたい話です。

――アイドルって大変ですね~。今のアイドルでも話題になりますけど、当時もやっぱり、恋愛はご法度だったんですよね。

堀 たぶん、今より厳しかったんじゃないかな。私、寮に入っていたんですけど、男子禁制はもちろん、マネージャーも玄関までしか入れなかったんです。しかも、玄関ドアの手が届かない位置に大きなベルが3つあって、開けると大きな音が鳴るようになっていたんです。

――まるで忍者屋敷!

堀 そうですよね。外に出たら出たで、男の子とコンタクトを取れないように、マネージャーがトイレまでついて来ましたからね。公衆電話を使うときも、横で話を聴かれていました。

――それはすごい……。

堀 バラエティ番組で、当時はアイドルのそばに行くとマネージャーに追い払われた……なんて話がよく出てきますけど、アレ、あながち冗談ではないんですよ。

――そんな難関(笑)を乗り越えて、22歳で結婚をされましたが、だいぶ早いですよね。結婚に対しての憧れは強かったほうですか。

堀 確かに早いなとは思いましたけど、結婚はしたかったし、子どもも欲しかったんで。当時のインタビューでも、子どもは5人ぐらい欲しいって答えていました。私には7つ下の妹がいるんですけど、彼女の面倒を見ることが多かったんで、子育てへの関心が強かったのかもしれませんね。

――2011年には一般男性と3度目の結婚をされましたが、その出会いが運命的だったと聞いています。

堀 そうなんです。今の主人は、ずっと私のファンだった人で、私が大阪で子どもたちと住んでたときに、転勤で大阪に来ていたんです。

――ファンの方と結婚!? 男性にとっては夢のような話ですね。

堀 出会いは、自宅近くで「ずっとファンだったんです」って声を掛けられたときですね。ファンの方に声をかけられることなんて、それこそ日常茶飯事だったんですが、なぜか私も彼のことが何か心に引っ掛かっていたんですよね。そうしたら、その4か月後に偶然、同じ飛行機に乗り合わせて、声をかけられたんです。

――それは奇跡的ですね。

堀 それだけじゃないんですよ。実はそのときも特に連絡先を交換するようなことはなかったんですが、そのさらに3か月後に、銀座の路上で偶然会って……。

――まさに“運命”ですね。

堀 おつきあいが進むにつれ、つくづく思ったんですが、やっぱり女一人で子どもを育てて生きていくと、いろんなことがありますよね。でも彼は「何があっても守るから」って言ってくれたんです。だから、病気になったときでも頑張れたんだと思います。

――なんとも頼もしいご主人ですね。今、お子さんは?

堀 主人の連れ子含めて7人。一番上の息子が26歳で、末の娘がもうすぐ15歳になります。みんな本当に仲がいいんですよ。先日のライブも4人が見に来てくれて、“ちえみちゃーん”って声援をくれました。

――うらやましい! これぞ幸せの極みですね。では最後に、今後の目標をお聞かせください。

堀 今回のライブのためにすごく頑張って、せっかく声も出るようになったので、近いうちに、またライブをやりたいと思っています。5年あけちゃうと、また一からになりますからね。

 現在も輝き続ける堀さんの原動力は、やはり家族にあるのでしょう。次回のライブではどんなステージをみせてくれるのか、今から楽しみです!

堀ちえみ ほり・ちえみ
1967年2月15日、大阪府生まれ。B型。1981年「第6回ホリプロスカウトキャラバン」でグランプリを受賞し、翌82年に「潮風の少女」で歌手デビュー。「メガロポリス歌謡祭」などの音楽祭で多くの新人賞を受賞。83年に放映された主演ドラマ『スチュワーデス物語』で人気を不動のものにした。現在は情報番組『ちちんぷいぷい』(毎日放送系)の木曜レギュラーとして出演中。

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