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朝ドラ『ひよっこ』ついにみね子に“恋の予感”が到来!?

朝ドラ『ひよっこ』ついにみね子に“恋の予感”が到来!?

 5月24日放送のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』第45話は、注目するべき回となった。というのも、前日に谷田部みね子(有村架純・24)をはじめとする、乙女寮の面々が水着を買いに行っていたので、“朝ドラで水着姿解禁か!”と、ファンがざわついていたのだ。しかし、そこはやはり朝ドラだけに、水着シーンは一切なし。それでも第45話は、今週のタイトル『夏の思い出はメロン色』をそのまま表す、すてきな話だった。

 お盆休みに実家へ帰らず、東京に残ったみね子たち。バーゲンで購入した水着にはしゃぎ、てるてる坊主まで吊るして翌日の海水浴へと思いをはせていたが、土砂降りとなってしまう。それでも乙女寮のリーダー、秋葉幸子(小島藤子・23)の声かけもあり、お弁当を用意することに。そこに幸子の恋人である高島雄大(井之脇海・21)が迎えに来るが、なんと綿引正義(竜星涼・24)も一緒だった。綿引は失踪したみね子の父である実(沢村一樹・49)を探してくれている警察官。みね子のもとを訪ねる中で、雄大や乙女寮の面々とも親しくなっていたのだ。

 そして海水浴を諦め、映画『ウエスト・サイド物語』のリバイバル上映を見に行ったみね子たちは、すっかり映画のとりこに。ダンスやセリフを思い思いにマネしていると、綿引は幼少の頃を思い出し、警官を志した理由を話し始める。そして夕方になる前に雨はあがり、8人は海に向かう。もう海には入れなかったが、みんなで過ごしたその短い時間は、みね子にとってかけがえのない青春のひと時となった。

 朝ドラヒロインは恋をする。朝ドラにおいて恋愛は大きなテーマだ。2016年上半期放送のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で、ヒロイン小橋常子(高畑充希・25)は独身を貫いたが、星野武蔵(坂口健太郎・25)との切ない恋愛は大きな見どころの一つだった。では『ひよっこ』ではどうか? みね子は誰と恋をするのか? それは視聴者にとって最注目のトピックスといえるが、ここまでみね子の恋が描かれることはなかった。だがこの放送回では、本当にうっすらではあるものの、みね子に恋心の芽生えが見られたのだ!

 綿引が警察官への思いを語ったとき、あるいは海で歌ったときに彼に向けられた、みね子の眼差しは間違いなく恋した女性のそれだった。朝ドラヒロインらしい、純粋な思いがギュッと詰まっていたのだ。恋について触れるようなセリフはないし、綿引と二人きりにもならない。それでも、淡い恋心(のようなもの)を見事に表現した有村の演技には、思わずうっとりしてしまった。

 綿引を演じる竜星涼は現在放送中のドラマ『小さな巨人』(TBS系)にも出演している若手俳優。演技力にも定評があり、ヒロインの相手役に抜擢(ばってき)されるに十分な注目株だ。スマートだけれども人間味もたっぷりある綿引という役柄をうまく演じており、演技とはいえ、みね子がトロンとした目で見つめてしまうのもムリはないと思えるほどだ。

 カラッと明るく、時に切ないヒロインたちの青春を描いてきた『ひよっこ』は今週で3分の1が終わってしまう。話に“恋”が絡んできて、中盤戦に向け、ギアが一つ上がったという雰囲気だ。みね子の恋が、どのように成長していくのか、親のような気持ちで見守りたい。(朝ドラ批評家 半澤則吉)

朝ドラ批評家半澤の朝ドラブログ
http://blog.livedoor.jp/hanzawanoriyoshi/

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