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“やすらぎの郷”出演、野際陽子さん追悼コラム「須藤甚一郎の偏見自在」

[週刊大衆2017年07月03日号]

“やすらぎの郷”出演、野際陽子さん追悼コラム「須藤甚一郎の偏見自在」

 話題のシニアドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)に出演中で、元気に見えた女優・野際陽子さんが突然亡くなった。享年81。出演者一同、驚いている。

 野際さん、実は3年前に肺がんを手術したが、たっての希望で、治療を続けながら女優を続けていた。野際さんが女優デビューをしたのは、1963年のTBSドラマだった。ちなみに、野際さんは立教大学文学部卒、立教大学野球部で大活躍だった長嶋茂雄と同級生だ。

 立教卒業後にNHKアナになったが、女優に転身して、視聴率30%台の『キイハンター』など、多くのテレビドラマで活躍し、人気女優になった。

 そんな野際さんは、女優になって3年目の66年に「あこがれのソルボンヌ大学で勉強したい」とフランス留学もしている。芸能界には珍しいインテリ女優だよ。

 帰国して68年に女優業を再開するが、73年に、『キイハンター』で共演した3歳年下の千葉真一(78)と結婚。2年後に長女で現在女優として活躍している真瀬樹里(42)を出産した。

 その頃から夫・千葉真一は、活動拠点をアメリカに移し、アクション役者として活躍した。千葉は、妻・野際さんもアメリカにくることを希望したが、野際さんは「それはできないわよ」と断り続け、別居結婚が始まった。特に問題はなかったようだが、時間が経つにしたがって、「千葉真一には、ガールフレンドがいるらしい」と記事が週刊誌に出たりした。野際さんは問題にせず別居結婚は続いた。

 千葉はアメリカでの仕事がうまくいかなくて、日本へ戻ってきた。日本でアクション役者を養成する仕事も試みたが、「軌道に乗らず、野際さんが夫・千葉に金銭的なバックアップをしている」と女性週刊誌などで記事になった。しかし、千葉は「そんなことはない」と否定した。

 けれど結局、野際・千葉夫妻は94年、結婚してから21年目にして協議離婚した。野際さんは、千葉に対して愚痴ひとつ言わなかったから偉いよ。(文・須藤甚一郎)

“やすらぎの郷”出演、野際陽子さん追悼コラム「須藤甚一郎の偏見自在」

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