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桑野信義「志村さんは、お酒を飲む時も仕事の話ばっかり」~麻美ゆまのあなたに会いたい!

[週刊大衆2017年07月24日号]

桑野信義「志村さんは、お酒を飲む時も仕事の話ばっかり」~麻美ゆまのあなたに会いたい!

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 桑野信義さんとの対談・後編です。前回は、桑野さんとその息子さんでミュージシャンのMASAさんとの面白親子エピソードに始まり、60歳にして始められた新極真空手の話などを聞かせてもらいましたね。

 さて、私はこの夏、桑野さんがずっと出られてます志村けんさんの舞台『志村魂』に出演させてもらいます。大先輩の桑野さんに、いろいろとアドバイスしてもらいたいと思います。

ゆま「いよいよ今年も『志村魂』の時期ですね」

桑野「ゆまちゃんと初めて会ったのも、そのときだよね。3年ぐらい前だっけ」

ゆま「はい!」

桑野「確か、顔合わせのときだよね。あれはイヤだったでしょ?」

ゆま「最初の顔合わせですよね(苦笑)……あれはもう、ほんと、独特の雰囲気で、手汗が止まらなかったです」

桑野「タレントさんだけじゃなくて、お偉い人がたくさん来ているんだよね。あの雰囲気で、あいさつするのは緊張するよね。俺でもイヤだ」

ゆま「もう、とにかく大きな声でハッキリと話すことだけを考えていました」

桑野「意外とね、お笑いの人ばっかり集まっているのに、あの場所ではあんまりちゃかさないんだよね」

ゆま「もしかして、桑野さんも毎回、緊張されています?」」

桑野「ごめん。俺はさすがにもう緊張しないなあ~。だって、志村さんとは30年以上のつきあいだもん」

ゆま「志村さんと桑野さんの出会いも聞きたいです」

桑野「俺はフジテレビの番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』だったね。もちろん、めちゃくちゃ緊張したよ。で、初めて収録前に楽屋へあいさつに行ったんだよ。そしたら……」

ゆま「な、何が起こったんですか?」

桑野「志村さんはパンツ一丁で、加藤(茶)さんとコントの練習をしていたんだよ(笑)。もう慌てふためいて、“すみませんでした~!”と叫んで、楽屋のドアを閉めた覚えがあるよ」

ゆま「アハハ。パンツ一丁ってところがいいですね」

桑野「そういえば、このコーナーに志村さんも出ていたね。あのときは、どんな感じだったの?」

ゆま「お酒を飲みながら、対談させてもらいました」

桑野「え? なんで今日は、お酒がないの?」

ゆま「あっ、すみません。今から用意しましょうか」

桑野「アハハ。冗談だよ、冗談。それに志村さんはお酒を飲んだほうが、しゃべってくれるからね。でも、仕事の話ばかりでしょ?」

ゆま「そうでしたね(笑)」

桑野「昔からだよ。お酒を飲むときも仕事の話ばっかり。熱く語るんだよね。あんな仕事人間、なかなかいないよ。だから嫁が来ないのかなあ(笑)」

ゆま「桑野さんも仕事人間じゃないですか。私、すごく印象的なことがあって、舞台の稽古のときに志村さんが三味線を弾いて、ピアノの方とセッションされていたんですね。そのときに桑野さんが、めちゃくちゃ細かく音の微調整をされていたじゃないですか。あの姿が格好よくて」

桑野「おいおい、ダメだよ。俺に惚れんなよ(笑)」

ゆま「アハハ、すみません。ウットリしちゃいました」

桑野「まあ一応、俺は音楽が本職だからね!」

ゆま「そうですね。どうしてもバカ殿の爺の印象があったので、音楽家の一面を見せられたとき、キュンときちゃったんです」

桑野「そう(にんまり)?」

ゆま「桑野さんは音楽を始められて、もう何年ぐらいになるんですか?」

桑野「今年で37年目だよ。4月に還暦だったからね。リーダー(鈴木雅之)から赤いトランペットまでもらっちゃったよ(笑)」

ゆま「鈴木さんとは、幼稚園の頃から一緒だったんですよね?」

桑野「そう。幼稚園も小学校も中学校も一緒だった。高校はあいつ、人よりも頭がいいから辞めちゃったんだけど(笑)」

ゆま「すごい……子どもの頃からの友達と、ずっと一緒に何かをやっているって、羨ましいです」

桑野「バスボーカルの佐藤(善雄)さんも、幼稚園からずっと一緒だよ。確かに幸せだよね。しかもリーダーは、今年も芸術選奨文部科学大臣賞をもらってたよね。俺たちのリーダーが第一線で活躍してくれているのは本当にうれしいし、励みになる」

ゆま「やっぱりステキ。男同士の友情もいいですね」

桑野「男はね~、男同士でしか話せないことも多いんだよ。俺は、よく飲みに行く居酒屋を“男の愚痴酒場”って呼んでいるんだけど、これがいいんだよ」

ゆま「愚痴をこぼすの?」

桑野「そう。男はね、女房や彼女には言えないことが多いんだよ。女の前で口に出すと、男らしくないからグッと我慢しているだけ。でも、男同士なら愚痴もこぼせるんだよ」

ゆま「桑野さんも愚痴があるの?」

桑野「あるよ。うちの女房は俺を旦那だと思っていないね。ただの都合のいいオジサンだと思っている! 俺の部屋もないしね。肩身が狭いんだよ……自分の家なのに、エコノミー症候群になりそうだよ(笑)」

ゆま「アハハ。奥さん側の“旦那のココがイヤ”という話はよく聞くけど、男性の愚痴はあまり表に出てこないですもんね」

桑野「だろ? 本にしたいぐらいだよ」

ゆま「すごく読みたいけど、ちょっと怖いですね~(笑)。あっ、そろそろ時間のようです」

桑野「あっという間だったね。初めてだよね、こんなにたくさん話したのは」

ゆま「はい。舞台中はゆっくりお話する機会もなかったので、楽しかったです」

桑野「こちらこそ。じゃあ、また『志村魂』で。お互い、頑張りましょうね!」

桑野信義 くわの・のぶよし
1957年4月4日、東京都生まれ。75年、鈴木雅之らとともに『シャネルズ』を結成。『ランナウェイ』ほか、数々のヒット作を生み出す。83年、グループ名を『ラッツ&スター』に改名、『め組の人』が大ヒットとなる。80年代後半からバラエティ番組にも出演し、『志村けんのバカ殿様』(フジ系)は現在もレギュラー出演を続ける。

麻美ゆま あさみ・ゆま
1987年生まれ、群馬県出身。セクシーユニット『恵比寿マスカッツ』のメンバーとしても活躍。現在はタレントとして活動。待望の初のミニアルバム「SCAR Light EP」(ポニーキャニオン)は絶賛発売中!

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