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「がん治療に強い」日本全国100病院を大公開!

[週刊大衆2017年08月21・28日号]

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「がん治療に強い」日本全国100病院を大公開!

 あなたが、あなたの家族が、あなたの愛する人々がこの病気になったら、いったいどこで診てもらうべきか!?

 今や2人に1人ががんに罹(かか)り、3人に1人ががんで死ぬ時代。がんは、まさに現代人にとって国民病で、なおかつ最大の「死の病」なのは間違いない。誰もが「早死にしたくない」と、がんに恐怖を覚えながらも、診てもらう病院や医師によって、余命が大きく変わることを知らない人も多い。あるがん専門医が匿名を条件に、こう証言する。

「胃腸科が専門の、ある著名な病院で胃がん治療を受けてきたという患者さんを、私のところで診ることになったんです。申し送りで、その患者さんのデータを見たんですが、“なんで、この病状で、この抗がん剤なの?”と、どう考えても理解できない種類のものを投与していました。その病院は胃腸の病気では名が知られていますが、残念ながら胃がんの治療は片手間にやっているだけなので、抗がん剤を使い慣れていなかったとしか思えません」

 このように、がんの専門医からすれば疑問に思わざるをえないケースは多々あるという。「それは地域の“それなり”の総合病院であっても同様です」(同) 決して、「がん専門病院でないところはダメ」と決めつけているわけではないが、「餅は餅屋」という言葉もある。その道を追求してきたエキスパートのほうが、治療のノウハウや専門知識の蓄積は多いのだ。

 今回、本誌では、厚生労働省が発表している膨大なデータから必要事項を抽出・抜粋し、がん治療において一定水準を満たしている全国100病院を厳選した。記事最後に、そのリストを掲載しているので、ぜひ見てもらいたい。医療ジャーナリストの牧潤二氏が解説する。

「我が国の厚生労働省は、膨大ながん患者に対応するため、各都道府県に<がん診療拠点病院>を設けています。それは、各都道府県のトップに位置づける<都道府県拠点病院>と、各都道府県をいくつかの地域に分けて組織した<地域がん拠点病院>の2つに大別されます」

 その病院数は、全国で1が49、2は348ある。本誌が作成したリストでは1は○印。無印は2から、その都道府県で最も「がん入院患者数」が多い病院をピックアップした(1が最多の場合は2番目の病院を選んだ)。なお、国のがん研究と治療の中核を担う「国立がん研究センター」の中央病院と東病院は、特別に◎印をつけ、リストに加えてある。

 牧氏が補足する。「がん患者を多く受け入れている病院は、それだけ相対的に医師のスキルが高くなると思われます。特に、がん患部の摘出手術については、回数をこなした医師のほうが、スキルは確実に上がります」

 そういうわけで、もし、あなたや家族ががんになった場合、このリストの中で住まいから近い病院で診てもらうのが手堅いだろう。ただし、その場合、5000円の初診料を請求されるシステムになっているので留意してほしい。

「胃の調子が悪いとき、“もしかして胃がん?”と不安になってしまったものの、いざ診てもらったら、ただの胃潰瘍だった、というケースは多いんです。そんなレベルの患者まで拠点病院に殺到したらパンクしてしまうので、5000円という、いわば“ペナルティ”を課しているんですよ」(牧氏)

 がんの疑いがあるなら、まずは近所のかかかりつけの病院で診てもらい、不安が的中した場合のみ、拠点病院への紹介状を書いてもらおう。それなら、5000円の初診料は必要ない。

 ちなみに現在、日本で行われている「3大治療法」は、体を切開してがんを摘出する「手術」と、放射線でがんを焼き殺す「放射線治療」、そして、がん細胞を殺す薬を投与する「抗がん剤治療」。これらの治療法はいずれも保険が適用され、リストの100病院では、いずれも高水準の治療を受けられるものの、「現在の医療では、その5年後生存率は50%前後というデータも」(前出のがん専門医)というのが現状なのだという。

「保険が効かなくてもかまわないので、もし他の治療法で生存率が高まるなら、ぜひ受けてみたい」と思う人も少なくないだろう。しかし、残念ながら、リストの100病院では、保険が効かない治療は受けることができない。というのは、「我が国では、1つの病院が保険適用と保険適用外の診療をすることは、禁じられています。発覚すれば、保険医取り消しになってしまいます」(全国紙厚労省担当記者)

 したがって、健康保険の効かないがん最先端医療を受けられるのは、自由診療の病院に限られる。当然、患者の金銭負担は重くなる。また、電磁波の一種であるラジオ波でがんを壊死させる「ラジオ波焼灼療法」は、肝臓がんの場合は保険が適用されるが、肺がんや乳がんでは適用されないなど、部位によって扱いが違う治療法もある。

 そうした現実を踏まえて、我が国で保険適用になっていなくても、がんに高い効果が望める最先端の治療法を、いくつか取材した。

 最初に話を聞いたのは、『健康増進クリニック』(東京都千代田区)の水上治院長。水上氏は医師歴40年以上のベテランで、西洋医療に先進医療などを加え、がんを中心に難病に苦しむ多くの患者を治療。「難病患者の駆け込み寺」として全国的に知られている。

 その水上院長がまず挙げるのが「超高濃度ビタミンC点滴療法」だ。「ビタミンCを大量に点滴すると、過酸化水素が大量発生し、これががん細胞を殺します。しかも、正常細胞は過酸化水素を分解するので無害なんです」(水上院長)

 この他、同クリニックで実施した結果、がんに高い効果が見られる治療法を2つ、挙げてくれた。まずは、「オゾン療法」。採血して取り出した血液に、オゾンを混ぜてから点滴で注入する。

「オゾンは過酸化水素を作って、がん細胞を殺すとともに、血中に酸素を増やし、血流を良くして、がん細胞に酸素を運び、がん細胞が存在しにくい環境を作ります」(前同) がん細胞が酸素の少ないところで増殖する特性を、逆に利用した格好だ。

 お次は「ラドン浴療法」。ウランはラジウム、そしてラドンに変化するが、そのラドンが溶け込んだり、空気中に充満しているラドン温泉として名高い「三朝温泉」(鳥取県)や「玉川温泉」(秋田県)は今も、がん患者に人気だという。

「ラドンが出す微量の放射線は有害どころか、むしろ免疫力を上げ、がん抑制遺伝子を活性化し、抗酸化効果などがあると考えられます」(同) いずれも欧米では保険適用になっていたり、多くの臨床がなされ効果があるとする、たくさんの論文が出されているという。

 次に聞いたのは、医療法人社団『桜伸会』経営の『さくらクリニック』(東京都渋谷区)の吉田治理事長。同クリニックでは、これまでに700例以上の最新の「がん遺伝子治療」が行われ、末期がんでも劇的に改善したケースも少なくないという。

 この「がん遺伝子治療」とは、がん細胞の中に「がん抑制遺伝子」などの治療タンパクを送り込み、がんの増殖を止め、がん細胞を細胞死に導くことを目的とした、最先端治療の中でも特に新しいものだ。当然、治療費も決して安くはないし、また、一縷の望みをかけて治療を受けても、残念ながら効果が出ないケースも一般的には多いという。

 しかし同クリニックでは、80%以上の人に腫瘍の縮小や腫瘍マーカーの低下が見られ、実に受診患者の90%に効果があったという。吉田理事長がこう解説してくれた。

「がん遺伝子治療の有効性を決定づけるポイントは、“多種のがん抑制遺伝子を使うこと”と“それを、がん病巣まで高濃度に運ぶこと”です。その点、うちではPTEN、p53、p16という3種類のがん抑制遺伝子を使用しています。また、日々進化する最新の研究結果に常に目を配り、がんを活性化させるCDC6や、がんの発現に関係するEZH2を抑制するRNAを新たに加え、投与しているのが功を奏しているのでしょう。これらは抗がん剤と同じようなポイントで働き、抗がん剤が効きにくい薬剤耐性がん細胞にも有効なので、抗がん剤の効果を高め、再発治療や再発予防にも適しています」

 最後は『長瀞医新クリニック』(埼玉県長瀞町)の横山博美院長。同クリニックでは、免疫療法の一種「幹細胞療法」を行い、効果を挙げているという。この幹細胞とは、普通の細胞3万個に1個の割合で存在する、「細胞再生の起動役」というべき存在の細胞のことだ。

 この治療法では、一度取り出した自分の幹細胞を培養増殖し、体の中に再び入れる。横山院長が解説する。「がんに罹った人は、がん細胞を抑える免疫細胞の力が弱くなっていますが、これを活性化させるんです。また、抗がん剤使用で痛めつけられた内臓や血管を、速やかに修復してもくれます」

 以上、ここに紹介した最先端医療を参考に、ご自分の「がん治療に強い病院」を見つけてもらいたい。

がんに強い病院

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