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みのもんた「安倍政権から松居一代まで」2017年上半期の世相をブッタ斬り!!

[週刊大衆2017年09月04日号]

みのもんた「安倍政権から松居一代まで」2017年上半期の世相をブッタ斬り!!

 今年の夏も、本誌にギラギラ輝く“黒光りキング”みのもんた(72)が降臨! いろいろあった2017年上半期の世相を、み~んなまとめてキング・みのが縦横無尽にブッタ斬る!?

 安倍一強政治を揺るがした森友学園、加計学園の問題。都議選で圧勝した小池百合子都知事が率いた都民ファーストの会の今後は? まずは混迷の度を深めるニッポン政治を一刀両断!

「森友学園に続く加計学園の問題で、さすがの安倍さんも大ピンチだね。何しろ安倍さん、最初に問題が発覚したときに“もしも私が関係していたら、総理大臣も国会議員も辞めます”って大見得切っちゃったでしょ。一国の首相が軽々しくああいうことを言っちゃダメ。どうせ言うなら“たとえ関係があっても辞めません”と言わなくちゃ(笑)。忖度? いいじゃない!(笑)。政治なんて、もともと国民の思いや願いを忖度するところから始まるんだからさ。違う? アハハ。

 ただ、ボクは基本的に安倍一強でもいいと思っているんです。烏合の衆がああでもない、こうでもないとやったって、政治はちっとも前に進まないからね。本来なら“もりかけ”なんて枝葉末節な問題ですよ。他に政治家が真剣に取り組まなきゃいけない問題は山積してるんだから。だから、安倍さんが本当にやりたいなら“私の親友の加計という男は教育者としての理念が素晴らしい。私は彼の願いを叶えてやりたいと思う”と素直に言えばよかったんです。こういうことは最初の対応が肝心なんだ。文科省の内部文書が流出した際に、菅官房長官は“怪文書だ”って言ったけどさ。ま、あれが菅さんの素直な感想なんだろうけど、その後の対応が後手後手だったね。

 それから陸自の南スーダンでのPKO日報問題や都議選での“自衛隊としてもお願いしたい”発言で知られる稲田朋美前防衛相ね。稲田さんもとうとう辞任したけど、これも遅きに失したよね。そこへ持ってきて安倍チルドレンといわれる国会議員2回生が次々に不祥事を起こして、自民党と安倍政権の足を引っ張った。“魔の2回生”の極めつきが、あのオバチャン。“このハゲ~!?”“ちーがーうーだろー!?”の豊田真由子衆院議員ですよ。もう品格なさすぎ。お笑い芸人じゃないんだから。でもね、ボクは言いたいんだけどさ。“じゃあ、こういう人たちを選んだのは誰ですか? あなたでしょ!?”ってね。やっぱり、そこに気がつかないと。テレビ見て豊田議員を面白がってるだけじゃダメなんだよ。

 都議選は小池さんの圧勝に終わったけど、あれは明らかに自民党都連に都民がお灸を据えた格好だね。“なんだよ、都議会のドンって”“何好き勝手やってるんだよ”という反発ね。こうなると当然、次は国政進出という流れになる。小池さんの参謀役の若狭勝さん(衆院議員)は“あと3人国会議員が集まれば政党要件を満たすことになる”とすっかりソノ気になってたもんね。それで、“日本ファーストの会”を立ち上げた。

 狙いはもちろん政党助成金でしょう。でも、考えてみりゃ、これもおかしな話でね。政治家が汚い金集めをしなくていいように、我々の税金から金を出しましょう、というのが政党助成金制度の狙いだったのに、政治家は平気で資金集めパーティや企業献金集めに血道を上げている。何をかいわんやですよ」

 お次は芸能ネタ。話は船越英一郎・松居一代夫妻の離婚問題に端を発した松居の船越糾弾ブログ、小出恵介の未成年飲酒事件から、みのさん流の遊びの哲学へと発展する。

「松居一代のブログ? ウーン、すごすぎて言葉を失っちゃうね。まさに般若の形相。女の執念を感じます。これもSNS時代ならではの騒動というか、誰もが簡単に自分を発信できる時代の落とし穴を見たような気もするよね。ま、夫婦のことは他人には分からないんだけど、松居クンの言ってることが、もし本当なら、彼女が怒る気持ちもわからなくはない。家族ぐるみでつきあってた相手の奥さんと船越クンがハワイで不倫していたというならね。

 でも、それは彼女の言い分。船越クンは離婚調停をしているうえ、所属事務所が法的措置に踏み切ったので、いずれ真相は明らかになるでしょう。

 一方、小出恵介クンの事件は弁解の余地がないね。主役級俳優がああいうことをすれば、周りにどれだけ迷惑をかけるか、自覚しなきゃダメ。実際、主演ドラマが2本もお蔵入りしちゃったんだからさ。そもそも俳優である前に一人の成人男性として、女性に対する最低限の配慮がなくちゃいけません。おそらく彼の周りには酒の飲み方、女性との遊び方を教えてくれる人がいなかったんだろうね。ボクに言わせりゃ、汚い遊び方は遊びと言えないんだよ。

 昔のキャバレーは大人の社交場だったね。生バンドの入ったホールで、やれジルバだ、マンボだ、ワルツだと、ソーシャルダンスのひとつも踊って。酒が飲めて、フルコースの食事もできて……というキャバレーがあったんですよ。東京なら『ミカド』『ゴールデン月世界』。京都なら『ベラミ』とかね。保育施設も完備しているから、子どものいる女性も安心して働けた。中には母親41歳、娘20歳、母娘で働いていたりしてね。これは燃えますよぉ(笑)。アハハッ。今も、夜の銀座のクラブ活動は続けてますよ。行くのは30~40年来の行きつけの店だけどね。ただ、女の子も変わったね。“彼氏いるの?”“うん”“何やってる人?”“学生”。バカヤロー(笑)。風情もへったくれもあったもんじゃない。

 そういえば『とくダネ!』の小倉(智昭)が、人妻記者と密会していたのがバレて、“もう、そういうのは卒業した”って釈明してたけどさ。“楽しかったよ~!”って、なぜ言わないのかね。ボクも同じようなことが何度かあったけどさ。“うん。今度金髪さんも来るよ”言ったら、あきれて帰っちゃったよ(笑)」

 みのさんの話は国際情勢、戦後72年目の日本、日本国憲法にも及んだ。

「ICBMを撃ちまくってる北朝鮮は駄々っ子そのもの。金正恩はデパートで“おもちゃ買って~”とひっくり返って手足をバタバタさせてる幼児を思わせるよね。結局、北朝鮮に関してはアメリカが中国とどう話をつけるかにかかっていると思う。残念ながら日本や韓国は蚊帳の外だよ。

 今年の夏で戦後72年。戦争を知っているボクより上の世代の数も、どんどん減っている。東アジア情勢が緊張の度を増しているのは確かだけど、ボクは今の憲法を大事にしたい。アメリカの押しつけだ、お仕着せだというけれど、戦後72年、日本が一人の戦死者も出さないですんだのは現行憲法のおかげですよ。“武力行使はしない”“軍隊は持たない”、こういう素晴らしい憲法を持っているのは、世界で日本だけ。もちろん、自衛隊の存在はきちんと認めなくちゃいけない。でも憲法は、そのままにマイナーチェンジをしていくやり方だってある。日本はそのあたりに、もっと知恵を絞るべきだろうね。

 8月といえば羽田発・伊丹行きの日本航空123便が御巣鷹山に墜落してから32年。航空史上最悪の悲劇といわれるこの事故に関して、最近、興味深い本(『日航123便墜落の新事実』青山透子)が出たんです。著者は、この便に乗る予定だった元客室乗務員。謎が多いこの事故を丹念に検証するうちに、彼女は驚くべき事実を発見したんだね。飛行中の123便の尾翼に、大きな穴が空いていたことは地上から多くの人が目撃しているんだけど、じゃあ、その穴はなぜ空いたのか? これまでは機体後部の圧力隔壁の破損によって垂直尾翼が失われたことが事故の原因とされてきたんだけど、実は米軍戦闘機による誤射の可能性があるというんだね。そうだとすると辻褄の合う事実がいくつもあるんですよ。はたして、それが真相か、それとも真夏のミステリーか。

 話は変わるけど、大相撲秋場所も気になるね。19年ぶりに誕生した日本人横綱・稀勢の里は出てこられるかな。ケガで2場所連続途中休場したのは本人が一番不本意だろうけど、ここは無理しないでもらいたいね。稀勢の里の前の日本人横綱といえば貴乃花だけど、全盛時代の貴乃花は本当に強かった。立ち合いで一切、小細工せず、相手に好きなようにまわしを取らせてね。どっからでもかかってこいという、まさに横綱相撲。たまに猫だましする白鵬とは、そのへんが違うんだよなぁ。

 ま、ボクらの世代でいえば、横綱といえば大鵬だけどね。大鵬の強さもハンパじゃなかった。あの人、体は大きいんだけど、足が短くて胴が長いんだ。だから、腰を引いちゃうと、相手の力士は大鵬のまわしに手が届かない。色白の美男だし“巨人・大鵬・玉子焼き”と言われるのも、むべなるかな。今回は、このへんにしときましょうか。アハハッ」

みのもんた「安倍政権から松居一代まで」2017年上半期の世相をブッタ斬り!!

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