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西川公也(衆議院議員)「誰かがやらなかったら日本のためにならない」有言実行の人間力

[週刊大衆2017年10月02日号]

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西川公也(衆議院議員)「誰かがやらなかったら日本のためにならない」有言実行の人間力

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 今年の12月末で75になります。まだ、ゴルフもちゃんとレギュラーティから打っていますよ。できる限り歩くようにしているんです。自宅にいる時は大体、植木の手入れをしていますね。といっても、一日休んで、家にいるっていうのは年に1日か2日。趣味は休まないことですよ。

■TPPとEPAを両方やっています

 仕事ってやればやるほど、くるんです。やらなければ、誰も相手にしてくれない。今はTPPとEPAを両方やっていますから、3月にワシントンに行って、4月はアルゼンチン。5月は中国で、7月にベルギーとイギリスに行きました。日本の農業に協力してもらえるように、諸外国を周ったんです。

 ロンドンでは、京野菜の野菜展をやりましてね。週刊文春さんが記事にしてくれましたが、世界の要人は、西川しか相手にしないって書いてあるんですよ。海外の要人との交渉は、日本の国益がかかっていますから、責任は重い。海外の人は、決定権がある人じゃないと時間を割かない。そういう意味で、信頼をしてもらって、西川とでなければ話さないと言ってくれる人がいることは、とても光栄なことだなと思います。

 ただ、私の場合は悪名が轟いていますから、なかなか、褒められはしませんね(笑)。TPPのときの風当たりは、すごかったですよ。あることないこと、騒がれて。散々、喧嘩もしましたからね。あまりに、ひやかしや、からかいが過ぎると思った議員がいたんで、“うるさい、小僧!”と怒鳴ったんです。そしたら、どこの新聞でも記事になった。テレビでも、そのシーンが何度も流れましたね。

■テレビや新聞で“国会軽視だ”と取り上げられ…

 この前も、農林戦略調査会の挨拶で、“官僚のみなさん、国会議員がわかろうが、わかるまいがかまわないけど、国民がわかる資料を作ってください”ってお願いをしたんです。そしたら、どのテレビ、新聞も“国会軽視だ”って取り上げていました。国民がわかるものを作れって当たり前だと思いますけどね。国会議員は、勉強すればいいんですから。

 褒められないことばかりですけど、誰かがやらなかったら日本のためになりませんからね。改革は必ず批判が起こりますし、票も取れない。でも、ご機嫌取りばかりをしてきたから、日本の農村社会は活力を失ってしまったと思うんですよ。日本の農業は補助金を取ることだけに終始してしまってきていた。

■農協は営利を目的とした事業をやってはいけないと…

 私は、農協法を変えたいと思って、やってきたんですが、古い農協法には、農協は営利を目的とした事業をやってはいけないと書いてあったんです。日本の農業を保護するだけでは、競争力はどんどん弱くなっていってしまう。それではダメだと、廃止したんです。儲けられるような農作物を作って、儲けた分は農家に返してくださいと。そういう風に法律を変えたんで、意識はだいぶ変わってきていると思います。改革というとデメリットばかりに注目がいってしまうんですが、それが本当に日本の農業のためになるのかということを常に考えていかなければいけない。

 損な役回りかもしれませんが、私のポリシーは口に出したら、必ず責任を持つ。些細なことですが、知人と飲みに行こうなんて話になると、必ず実行してきました。周囲から批判の声を浴びても、それだけは守って、これからも政治家としてやっていきたいですね。

撮影/弦巻 勝

西川公也(にしかわ・こうや)
1942年12月26日、栃木県生まれ。65年、東京農工大学卒業、67年、同大学院修了後、栃木県庁職員に。79年に栃木県議会選挙で初当選。栃木県議会議長を経て、95年に国政に進出し、衆議院議員初当選。14年、第2次安倍改造内閣で、農林水産大臣に就任。現在は、自由民主党 農林・食料戦略調査会長、日EU等協定対策本部長を務める。

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