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【G1秋華賞】実力馬リスグラシューが本番に上積み 「須田鷹雄 レース傾向分析」

[週刊大衆2017年10月23日号]

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 過去10年のローズS組について振り返ると、トータルが[7・8・4・58]で馬券に絡む馬の3分の2近くを占める。馬券に絡んだ19頭のうち17頭までは同レースで5着以内だった馬で、6着以下馬は[1・0・1・33]と、かなり厳しい。唯一勝ったのが、2008年のブラックエンブレムで、伝説の大波乱レースとなったので、見た目の回収率はあるのだが、複勝率5.7%のグループに再現性を期待できない。さらにローズSの1~5着馬を、その時点での人気順別に仕分けると、10番人気以下で好走した馬は[0・0・1・4]。6~9番人気馬も[0・2・1・7]で勝っていないので、本命というよりはヒモに入れるべき存在。

■G3紫苑S組は関西馬を重視

 そして、まだ経過を観察せねばならないが、紫苑S組にも注意を払いたい。同レースはもともと本番につながりにくいレースで、07~15年の紫苑S組は[1・0・0・36]とショウナンパンドラ以外は全滅だったが、G3に昇格した昨年はヴィブロス、パールコードと紫苑S組がワンツー。これからは、このルートの好走馬が増えるかもしれない。ただ、ショウナンパンドラにせよ、昨年の1、2着馬にせよ、すべて関西馬。この組については当面、関西馬のみを重視したい。

■G2ローズステークス組が本命、対抗

 ◎はリスグラシュー。ローズSでは追い込みづらい体勢から馬券圏内を確保し、地力のあるところを見せた。馬体重は当時プラス4キロだったが、ガサのない馬なのでトライアル時点から一杯に仕上げていたということはないはず。本番に向けての上積みはあるはずだ。

 ○ミリッサは血統のポテンシャルから推す。これまでオープンの競走では運のない結果に終わっているが、時計勝負になった場合などは好走のチャンスがある。

 ▲に紫苑S組のディアドラ。もちろん、関西馬(橋田厩舎)である。前走はハナ差勝ちだが、4角位置を考えると地力の違いを見せつけた。自然と前が止まってくるような展開ならば、さらに強さを増す。

■須田鷹雄 プロフィール
1970年東京都生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。大学在学中に競馬ライターデビュー。競馬以外のギャンブルも含めた「旅打ち」をライフワークとし、国内の全公営競技場を踏破した経験を持つ。

【G1秋華賞】実力馬リスグラシューが本番に上積み 「須田鷹雄 レース傾向分析」

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