日刊大衆TOP 芸能

巨人&阪神「お先真っ暗」内部事情~清宮幸太郎は絶対行ってはいけない!?

[週刊大衆2017年10月23日号]

巨人&阪神「お先真っ暗」内部事情~清宮幸太郎は絶対行ってはいけない!?

 “10年に一人”と称される逸材を狙うGとT。だが、球界の盟主の両球団の頭上には、暗雲が垂れ込め……。

■プロ野球のスカウトたちと早稲田実業で「面談」

 10月2日。この日は早稲田実業の清宮幸太郎選手が父母同席で、プロのスカウトたちと「面談」する日。12時24分。石井一夫球団社長、鹿取義隆GMなど、最多5人もの陣容で早実を訪れた巨人軍は、清宮の才能を“高く評価している”ことをアピールした。巨人関係者が退出してから1時間3分後の午後2時45分、今度は阪神の佐野仙好アマ統括スカウトら3人が同校を訪れ、すでに公表している“1位指名”を改めて確約した。「当日面談に臨んだ他の8球団に劣らず、両球団は熱の込もったアピールをしたようです」(夕刊紙記者)

 しかし、両チームの内情に詳しい野球担当記者たちは次のように口をそろえる。「清宮は、巨人と阪神にだけは絶対に行ってはいけない」(スポーツ紙記者)

 なぜなら、現在の両チームとも、「内部はガタガタ。とても10年に一人の逸材とされる清宮を、じっくり育てる環境にない」(前同)。その“お先真っ暗”な内部情報をスッパ抜く!

■高橋由伸監督は、読売新聞東京本社を訪問し…

 まずは、巨人。DeNAとの熾烈な3位争いは終盤まで続いたが、10月1日の阪神戦に敗れ、ついにBクラスが確定。初めてCS出場を逃す屈辱を味わった。

 今年の巨人のふがいない成績が由伸監督一人の責任ではないことは、球団幹部も重々承知している。終わってみれば、球団ワースト記録の13連敗が、最後まで大きく響いた形だが、ここまで勝てなかった要因は、ひとえに「打てなかったことに尽きる」と、野球解説者の江本孟紀氏は言う。「阿部、村田、長野という中心打者が揃って.260そこそこの低打率。こんなチームが勝てるはずがない」(前同)

■リストラするべき時が来ている

 ベテランの力は衰え始めると早い。来季、優勝を狙う戦力を整えるには補強しかないが、リーグ2位の打率.315、ホームラン18本、77打点のマギーや、14勝して防御率2.25のマイコラス、29セーブを残したカミネロなど、大活躍とは言わずとも好成績を残した外国人選手たちは残留が基本線で、今オフはFAにもめぼしい選手はいない。巨人が補強に動こうにも動きようがないのが現状なのだ。

 前出の江本氏は言う。「もはや巨人は補強にばかり頼っていてはいけない。チームの大改革が必要です。かつて2002年のオフに阪神が25人もの選手を切る大リストラを行いましたが、あれと同様、働かない高給取りをリストラするべき時が来ているんです」

■岡本和真をはじめ、巨人は若手を育てられない

 すでに村田修一が戦力外通告を受けているが、ベテランの首を切っても、それに代わる若手が伸びていないのが大きな問題。巨人は、坂本勇人以来、高卒新人が育っていないのだ。その象徴が、14年のドラ1・岡本和真。岡本は入団1年目、一軍のDeNA戦で松井秀喜氏以来22年ぶりに高卒新人野手としてホームランを放つなどし、大いに脚光を浴びたのだが、いつしか、その才能の輝きも失われてしまったようだ。「今季の一軍戦出場は14試合止まり。たまに一軍に呼ばれては、変化球に簡単に捻られて二軍に戻る、というのを繰り返しています」(前出の巨人担当記者)

 “巨人は若手を育てられない”は、もはや球界の定説。清宮も岡本の二の舞になりはしないか。こんなチームに入ったら、清宮もさぞ大変だろう。

■阪神の大躍進は糸井嘉男、福留孝介らベテラン勢の頑張り

 一方の阪神。こちらは巨人と違って、大躍進のシーズンだった。昨年の4位から2位に浮上して、観客動員も増加し、12球団で一番の客入り。金本知憲監督体制は、もはや盤石といってもいい。「金本監督はかつて詐欺事件に遭い、約8億円を失ったこともあり、稼ぐために、できるだけ長く監督を続けたい意向だといいます。彼は、今オフに複数年での契約延長をするといわれ、今季の年俸1億2000万円からの増額も間違いないようです」(前出のスポーツ紙記者)

 チーム、球団、金本監督、皆にとっていいことづくめに思えるが、今季の躍進を冷静に見ると、監督の掲げる“超変革”が奏功し、肝入りの若手抜擢で結果が出たというわけではないというのだ。江本氏が言う。「結局、今年の阪神を2位に押し上げた原動力は糸井嘉男、福留孝介、鳥谷敬というベテラン勢の頑張りにほかならない。チームの改革はできていないんです」

■金本知憲監督はキャンプで北條史也をMVPに指名したが…

 金本監督は、せっかく抜擢した若手選手を、我慢して、じっくり使うことをしない。「その典型が北條史也」だと江本氏は言う。北條はキャンプで金本監督が筆頭MVPに指名。鳥谷に代わり、遊撃のポジションを務めるはずだったが、打撃不振となり、レギュラーを剥奪。打率.210、3本塁打という情けない成績に終わっている。「金本監督は結果を求めすぎて、チャカチャカと選手を取り替える。こんなやり方では、選手は育たないでしょう」(前同)

 20本塁打をマークした中谷を除けば、期待された他の若手は、一軍と二軍を行き来する生活。昨年より成績を落とす選手が多くいたためか、今、そうした“金本チルドレン”と呼ばれる若手選手たちから、金本監督への不満が爆発しているという。阪神担当記者が声を潜めて言う。「可哀相なので名前は伏せますが、“打順をコロコロ変えられて大変”とボヤいていたAは、監督から突如、“本塁打を増やせ”と通告され、金本式打撃フォームに挑戦させられたが、全然合わずに苦しんでいる」

 Aのみならず、「Bは“もうワケが分からない”と嘆いています。シーズン中も監督から急に打撃指導を受けるから、キャンプからやってきたことをまったく出せない。しかも、その打法でないと試合に出してもらえないので、実践するものの、結果、打てないという悪循環。金本監督の強制的な、“パワー至上主義”打撃指導で、一部の若手が潰されようとしています」(前同)

■掛布雅之二軍監督を“クビ”に

 さらに悲劇は続く。選手に合わせた指導法に定評のあった掛布二軍監督を金本監督は“クビ”にした。「掛布氏がいなくなったことで、金本監督の若手への介入はより進むでしょう。金本式指導が清宮に合うか。AやBのように、せっかくの素材が台無しになってしまうかもしれません」(同)

 10・26ドラフト会議。怪物・清宮幸太郎の交渉権を獲得するのは、どの球団になるのだろうか。

巨人&阪神「お先真っ暗」内部事情~清宮幸太郎は絶対行ってはいけない!?

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.