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ビートたけし、70歳にして冴えわたる「毒舌金言」一挙出し!

[週刊大衆2017年10月30日号]

ビートたけし、70歳にして冴えわたる「毒舌金言」一挙出し!

 誰に対しても忖度しない、切れ味鋭いアウトレイジな辛口で、人々の溜飲を下げてくれる我らが殿。政治や事件、芸能界を叩き斬る天才の言葉を聞け!

■爆笑問題の太田光、水道橋博士とテレビ番組で!

 こんなたけしが見たかった! 世のビートたけし(70)ファンを喜ばせたのは、今月2日から6日までの5日間だけ放送された朝の生番組『おはよう、たけしですみません』(テレビ東京系)だ。「これが、往年のたけしが、その毒舌と悪ふざけをフルスイングでぶちかましていた『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)や、伝説の深夜番組『北野ファンクラブ』(フジテレビ系)を彷彿とさせる、フリートーク番組だったんです。しかも、相手役を務めるのが、弟子の水道橋博士と爆笑問題の太田光という、たけしの遺伝子を継承する2人。何か起こるに違いないと思っていたら、期待通りの“事件”連発となりました」(テレビ誌記者)

●小倉智昭や美川憲一のカツラ疑惑がヤリ玉に

 とにかく番組は悪ふざけのオンパレード。博士が、たけしに政治の話をさせようと、何度も軌道修正を試みるも、すぐに大好きな、有名人のカツラの話になり、『とくダネ!』(フジ系)の小倉智昭がヤリ玉に上げられるという、キケンな展開となってしまうのだ。「特にアブなかったのは、本邦初公開ネタだったという“美川憲一のヅラ疑惑”。“美川憲一が焼肉食ってて、煙ぼうぼうなのに、ここ(前髪の生え際)で見えなくなるんだよ。あれ?っと思ったら、ここ(襟足)から出てくる。たまに水を入れてるらしいぞ(笑)”と、美川の頭を、煙を吸い込む“無煙ロースター”にたとえる、超キケン球を放り込んだんです」(前同)

■安倍晋三首相など、政治家たちへの毒ガス口撃

 だが、それはまだ序の口。やはり強烈だったのは、昨今の政治家たちへの毒ガス口撃だった。まずは、安倍晋三首相の大義なき解散劇、野党第一党の民進党の混迷と、小池新党・希望の党のドタバタといった今回の政界の動きを、「政治家ってのは、こんなにまでして受かりたいかな」とひと言で斬ってみせたのだ。「たけしは9月30日の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)でも、“1000円でさ、なんでも買い放題の店に庶民が殺到しているような感じ。結局、買ってみたら、なんだ、これ? みたいになるんだろうね”と、新党を立ち上げた小池百合子東京都知事と、その人気に群がる議員たちの軽薄さを痛烈に批判していましたね」(同)

●自民党を離党した豊田真由子前衆院議員にダメ出し

 話題が「この、ハゲ~!」で自民党を離党した豊田真由子前衆院議員に及ぶと、「東大の法学部かなんか行って、一般のヤツをバカだと思っているんだけど、あんなことになるって気がつかない、あいつのほうがよっぽど(バカ)なんだよ。おいら、数学の番組やっただろ(フジ系『たけしのコマ大数学科』など)。あれで分かったのは、ああいうタイプは、ただ反射神経的に答えを出しているだけで、問題に対する考えがないんだよ。だから、ちょっと(問題を)イジると、もう分からなくなっちゃう。アレンジができないから、世の中の流れについていけない。それがダメなんだよ」と、その人間性への強烈なダメ出しを展開した。

●不倫問題の元SPEED今井絵理子参院議員にも…

 そうかと思ったら、神戸市議との不倫問題が浮上し、「一線は越えていない」と釈明した元SPEEDの今井絵理子参院議員の話題では、太田に「たけしさんの一線っていうのは、どこですか?」と聞かれ、ド下ネタをぶっこむ。まさに、硬軟自在の毒舌トークが冴えたのだ。お笑い評論家のラリー遠田氏が言う。「昨今、こんなにもたけしさんの“芸人”の部分が出ている番組は、本当に珍しいですよ。収録では過激なことを言っていても、編集でほとんどカットされてしまうんだと明かしたことがありましたが、生放送によって、それが本当であったことがよく分かりました。改めて、お笑い芸人として現役バリバリだったというか、むしろ、以前よりも凄味を増していたという事実に圧倒されました」

■テレビの生放送をドタキャンする暴挙!

 そんな、たけしの“らしさ”が炸裂したのは、放送3日目のこと。なんと、彼は生放送をドタキャンして、スタジオに姿を現さないという暴挙に出たのだ。「たけしさんが仕事をドタキャンするのは、かつての『オールナイトニッポン』や『オレたちひょうきん族』でも、たびたび繰り返されてきた、彼だけに許されるお家芸。犬猿の仲といわれる博士と太田が2人で番組を進行しなければならず、どこかギクシャクとした雰囲気が漂うスリリングな放送となり、翌日のスポーツ紙でも“事件”として大きく報じられました」(芸能記者)

●戻ってきたものの、“入院患者コスプレ”で…

 4日目に戻ってきたたけしは、体調不良をアピールするかのように、“入院患者コスプレ”で点滴とともに登場。「起きたけど足がつった」「犬の調子が悪くなった」「もの忘れがひどくなった」と、ムチャクチャな言い訳で、また笑いを誘ったのだった。「被害者であるはずの博士も、ツイッターで、〈『やっぱ!ホントに休むんだ!』という呆れ返る気持ちと『これはなかなか体験出来ないぞ!』とアガる気持ちが同居する〉と心情を吐露したように、“伝説”とも言うべき、たけしのドタキャン劇を楽しんだ視聴者が多かったのではないでしょうか」(放送作家)

■スピルバーグ監督を「大したことない」

 その後も、米国の映画監督、スティーブン・スピルバーグのことを、「大したことない。あいつは帽子かぶってるだけ」と言い放つなど、毒舌は止まらない。さらに、ノーベル文学賞を受賞した日系英国人小説家のカズオ・イシグロ氏(62)が日本映画を愛好し、「黒澤明、小津安二郎、伊丹十三、北野武らの作品から多くのことを学んだ」と語っていることを知るや、「影響料くれたっていいだろ。間違いない、誰がなんと言ったってオレだ。オレが取らせた」と言いたい放題。パワー健在を大いにアピールした5日間となった。

■映画『アウトレイジ 最終章』も好評

 こうも精力的なのは、この番組が、最新監督作品『アウトレイジ 最終章』の宣伝番組でもあったからではあるが、7日に公開されたこの映画が、またすこぶる好評なのだ。映画評論家の秋本鉄次氏はこう話す。「本作は、前2作で、コワモテで花菱会幹部を演じてきた西田敏行、塩見三省をはじめ、自分の死に場所を探すかのような、たけし演じる大友ら、男たちの顔に漂う“死の影”が実に味わい深いんです。北野作品は、バイオレンス描写や、死と隣り合わせの抗争劇を通じ、どう生き、どう死ぬかという死生観が描かれてきましたが、その集大成ともいえる作品になったのでは」

 人間の本質を、過激な映像で我々に突きつけてきた、そのスタイルは、『おはよう~』でのギャグの中にも色濃く見られたと、前出のラリー遠田氏は解説する。「たけしさんはカツラのネタが好きで、『おはよう~』でも、嬉々として話していましたが、それはウソを取り繕っている人間に、残酷な真実を突きつける面白さを、よくご存じだから。権力志向を、耳障りのいい綺麗事のマニフェストという“カツラ”で取り繕ってはいるが、ゲスな欲望が世間にバレ始めているようにも見える小池・希望の党などは、まさに、たけしさんにとって一番、面白い状態なのでは。今後、毒ガス口撃の最高のターゲットになってきそうですね」

 テレビが伝えない世の中の不条理も、たけしが斬るなら許される。庶民の不満を代弁してくれる、その“暴言”は、まさに“金言”。「古希だとー!? ナメてんじゃねーぞ、コノヤロー!!」と言わんばかりの勢いで、彼は今後も突き進んでいくに違いない!

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