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夫婦生活の「不満」解消術ほか、ラブラブを続けるためのテクニック

夫婦生活の「不満」解消術ほか、ラブラブを続けるためのテクニック

「以前はあんなにラブラブだったのに、今では顔を見るのも嫌」、「会話がマンネリ」、といった夫婦生活にまつわる不満は、普遍的なもの。既婚者は誰でも、多かれ少なかれ相手への不満を抱えているものだ。夫婦生活がうまくいかない原因には、どんなものがあるのか?

 離婚の理由として最も多いのは性格の不一致。他に親族問題や不貞、暴力、お金の問題や性の不一致なども挙げられる。夫婦関係をギクシャクさせない予防法、回避法はあるのだろうか。さまざまなデータから現代日本夫婦像を浮き彫りにしつつ、関係がうまくいくカギを探ってみよう。

■性格の不一致とは何を指すか

 離婚理由の第一位は、“性格の不一致”。夫側の主張の60%超え、女性側も約40%で、双方ともに第一位の理由となっているが、何とも曖昧な表現だ。協議離婚や調停離婚は可能だが、一方が性格の不一致から離婚を訴えても、一方が同意しなければ成立は難しい。性格が合わないという主張だけではどちらに決定的な非があるとも言えず、裁判にならないということだ。一般的には5年以上別居を続け、夫婦生活が事実上破綻していることを裁判所に認めさせる必要がある。

 結婚前は魅力的だったパートナーの行動や言動が、あるきっかけで、もしくはジワジワと耐え難くなったり、育った環境や生活習慣の違いがすり合わせられないと、深刻な事態に発展してしまう。そもそも夫婦はそれぞれ異なる人生を歩んできた別人なのだ。割り切って譲歩し合わない限り、どんな夫婦でも壊れる可能性をはらんでいる。

■サイフの紐はどっちが握るべき?

 2004年頃から専業主婦が減り始め、共働きが右肩上がりに。2016年には共働きが1,114万世帯にまで増加し、この数字はサラリーマン家庭の約60%にのぼる。(厚生労働省:専業主婦世帯と共働き世帯の推移2016年度版)

 日本の全世帯の平均所得金額は545.8万円。50代の平均が743.9万円と最も所得が高く、30代の平均は562.3万円、40代は671.1万円だ。とはいえ、100~400万円の層が全体の約40%を占めており、1,000万円クラスは全体の10%前後にとどまる。(厚生労働省:平成28年 国民生活基礎調査の概況)

●家計は誰がやりくりしている?

・妻が管理
最も多い、妻が家計を一元管理しているケース。夫婦の収支の透明性が高く、貯蓄はしやすいが、夫の家庭に対する関心が下がったり、小遣いの額に不満を募らせたりする場合もある。

・共用口座で管理
次に多いのは共用口座にそれぞれ決まった額を入金し、家計に回す方法。お互い自由に使えるお金を確保できるが、双方の資産状況が把握しにくく、貯蓄はままならないことも。

・夫が管理
夫が給料の中から生活費を渡して妻が家計をやりくりするケース。夫の家庭参加は促されるものの、妻が夫の給料や貯蓄額を把握できず、負担が偏ることもある。

●夫のお小遣い額

 1か月のお小遣い額は平均37,873円と、1979年の調査開始以来3番目に低い水準だ。子どもなし、共働きの場合は4万円を超えるケースもあるが、未就学の子どもがいる場合は3万円を下回るケースも。その中から毎日のランチ代や飲み代を工面するのは決して楽ではない。(新生銀行:サラリーマンのお小遣い調査2016年度版)

●生活費を渡さないとどうなる!?

 結婚するにあたっては、婚姻費用分担といって、お互いに対する扶養義務が生じる。民法では、収入や資産が多い方が少ない方を支援し、同等の生活水準をキープすべきと定められている。どちらがサイフの紐を握るのがベストかは、家庭によって異なるだろう。ただ、家計に関してコンセンサスが取れないまま双方が不満をためていくと「こんなにケチな人間だと思わなかった」、「相手に自分が稼いだお金を使われたくない」という思いが生まれてしまうこともある。

「小遣いが少なく余裕がない」「夫がくれる生活費ではとても生活できない」といった不満が募った上に、パートナーと建設的な対策を練ることができないと、信頼関係が薄れてギクシャクしてしまうだろう。結婚前はもちろん、出産、転職といったライフスタイルの節目には、将来を見据えて家計の分担を夫婦でキッチリと話し合うことが重要だ。

■日本人の夫婦、「夜の生活頻度」は1か月に1.7回

 いわゆる“夜レス”状態とは「特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが1か月以上なく、その状態がその後も長期にわたることが予想される場合」のこと。

 EDの研究を行っている「バイエル製薬」による2006年の調査結果では、配偶者と1年以上夫婦生活がない人は33.9%にものぼった。

 0.01mmの薄さが自慢の「相模ゴム」が2013年に実施した調査の結果によれば、結婚している日本人の1か月間の夜の営み回数は、平均1.7回。「え、そんなもんじゃないの?」と感じる人も多いかもしれないが、既婚者のうち55.2%が夜レスを自覚している。

●どれぐらいしている? 各国の夫婦生活頻度ランキング

 2005年にイギリスの「デュレックス」が26カ国2万6,000人を対象に実施した調査結果によると、1年間で夜の営みの回数が最も多かったのは、ギリシャが堂々の第1位で138回。フランスは120回、アメリカは113回、イタリアは106回。アジアは比較的少ない傾向があるが、タイは97回、中国は96回、台湾は88回。日本はダントツで最下位の45回だった。

 欧州では比較的、パートナーや家族と過ごすプライベートの時間を尊重する傾向がある。日本は非正規雇用の増加などから、家庭を維持するための経済的プレッシャーが大きく、共働きの増加によって、夫婦がすれ違いがちになることが想像できる。前出の「バイエル製薬」による調査では、既婚日本人のうち28.9%が配偶者と夫婦生活について話し合ったことがないと回答。44.8%があまり話し合わないと答えている。

●男性からみた「夜レス」の理由

1 仕事で疲れている
2 出産後なんとなく
3 面倒くさい。マンネリ化
4 能力が低下した

「仕事と育児でそれどころじゃない」(自営業・35歳)、「欲求のリズムが真逆で合わない」(営業職・42歳)など精神的、肉体的な疲れと、すれ違いからの意欲低下がうかがえる意見が多数。他には「妻に不満があるので、その気になれない」(デザイナー・29歳)、「女性としての魅力を感じなくなった」(会計士・48歳)、「子供が生まれてから嫁が相手にしてくれなくなった」(会社員・36歳)といった、相手に原因があるとする声もあった。

●女性からみた「夜レス」の理由

1 面倒くさい
2 仕事で疲れている
3 出産後何となく
4 現在妊娠中、または産後すぐ

「出産したら夫に触れるのも嫌になった」(事務職・37歳)のように、妊娠・出産を機に欲求が失せたという声は多い。また「最初から夫との行為が好きではなかったので解放されたい」(専業主婦・47歳)という、夫が聞いたら目の前が真っ暗になりそうな意見も一定数ある。逆に「スキンシップを求めても拒否され、自信を失ってつらい」(営業職・35歳)など、夫から拒まれて悩んでいるという意見も少なくない。

●“夜レス”にならないために必要な5つのこと

1 面倒でも相手への感謝の気持ちを表しておく。
2 欲望の処理ではなく、愛情確認やコミュニケーションであることをお互い認識する。
3 夫婦間で性の話題をタブーにしない。
4 相手の性的能力を否定するようなことは口にしない。
5 子ども中心の生活は期間限定であることを忘れない。

●“夜レス”から復活した夫婦の体験談

「部屋に貸切風呂つきの宿を予約して、夫婦水入らずの旅行を計画。久しぶりに二人でゆっくり風呂に浸かり、自然な雰囲気で」(会社員・50代女性)

「LINEで夫と連絡を取るようになったので、さりげなくハートマークなどを紛れ込ませ、徐々に男女の感覚を取り戻した。感謝の言葉もLINEなら伝えやすい」(販売員・30代女性)

「自分で購入した大人の潤滑剤を、“景品でもらった”と言って誘って使ってみた」(会社員・43歳男性)

●“夜レス”は離婚理由になるのか

 基本的には「自然に回数が減って消滅した」「お互いに望んでいない」「病気が原因」などのケースでは、離婚理由として認められない。認められるとすれば、「一方が望んでいるのに長い結婚期間のうち3年以上夜レスである」「結婚後、一度も夫婦生活がない」などのケース。また、「相手の嗜好についていけない」といった性的不一致が理由となることもある。

●何歳まで交わる?

 社会の高齢化にともない、シニア層の夫婦生活に注目が集まっている。前出の「相模ゴム」による調査で夜レスだと答えた人に、もっとしたいと思うかを問うたところ、60代では65.5%の男性がYESと答えている。また、高齢になっても夫婦生活を望む人が多いことは、世界的に知られるところとなっている。2007年にイギリスの医療専門誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」が発表したデータによれば、年代とともに減少するものの、90歳代に至るまで、なんらかの形で異性と触れ合っている人たちは存在する。また国内外ともに、高齢者施設における男女関係の在り方を模索する動きもある。人間は何歳になっても人肌の温もりを求める生き物なのかもしれない。

■家事分担・育児論の対立は、深刻な危機になる!

 昭和61年に比べ、男性の1日における家事関連時間は0.18時間から0.43時間へと倍以上に伸びた。比べて女性は4時間から3.45時間へと若干の減少傾向に。(厚生労働省調べ:男女別家事関連時間の推移)とはいえ、妻に比べて1/8程度の時間しか家事に費やしていないのだから、共働きだとすれば、対等とはいえない。

 育児に関してはどうだろう。世の父親のうち45.5%が「育児をよくやっている」と自負している。子どもを持つ男性のうち、育児休業や休暇を取得した割合は21.7%。48.5%がまったく休みを取っていない。まだまだ勤め先の受け入れ体制が整っていないことも理由のようだ。調査によると、産後4か月の間に夫が行った取り組みは、オムツ替えや抱っこ、ゴミ出しなどが上位にランクイン。しかし洗濯や料理、育児に関する情報収集は下位にとどまっており、この辺りが妻のニーズと合致していない可能性がある。(ベネッセ教育総合研究所:育児に対する父親の意識調査2016年版)

 出産前後の女性には、ホルモンバランスの崩れによるマタニティブルー期間が1か月ほど訪れる。不安感や倦怠感に支配され、自分ではどうにもならない。まずこの期間、夫は授乳以外のことは極力サポートするのが望ましい。父親が夜泣きした子どもの無視を繰り返すことで、夫婦喧嘩になるケースもよく見られる。

 また、子供の成長にともなってさまざまな方針の違いが顕著になる。教育にまつわる夫婦喧嘩で多いのが「受験に関して夫が非教育的」という理由だ。

●妻の不満の代表例

・育児、教育を丸投げされている。
・ダメ出しだけで手伝わない。
・ねぎらってくれない。
・女だから完璧に育児ができると思い込んでいる。

●夫を家事、育児参加させるために必要な5つのこと

1 疲れて帰ってきたところで、頭ごなしに責めない。
2 子供の前で責めない。
3 家事や育児のやり方が違っても口うるさく指摘しない。
4 よその家庭と比べない。
5 教育方針を独断しない。(親やネット情報を優先するのもNG)

■まとめ

 生活を重ねるごとにトキメキは薄れ、ライフステージの変化とともに訪れる、新たな問題を乗り越える必要が出てくるのが夫婦生活。生涯ラブラブな関係は理想だが、相手が歳を取るのと同様に自分も老いていくのであり、病気や事故などがいつ自分の身に降りかかってくるとも限らない。相互扶助という観点で見れば、配偶者は長い人生を助け合うパートナーだといえる。ささいなすれ違いをスルーせず、できる限りお互いの主張をすり合わせ、ともに歩んでいく姿勢が大切だ。

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