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「流行語大賞」終了間近? 年末の風物詩も今やオワコン!?

[ヴィーナス2017年12月05日号]

「流行語大賞」終了間近? 年末の風物詩も今やオワコン!?

 年末に話題になる“今年の流行語”。その年を表す言葉やフレーズは何か、友人や家族と話に花を咲かせた経験は誰もにあるだろう。「正確には『ユーキャン新語・流行語大賞』と呼ばれるもので、1984年からの歴史があります。ノミネートされた50語の中から、12月の第一平日に行われる授賞式でトップテンと年間大賞が発表されます」(芸能記者の黒川良一氏)

■昨年はラグビーの「五郎丸ポーズ」が大賞予定だったが…

 しかし、そんな「流行語大賞」が、もはや流行を通り越し、“オワコン”になりつつあるというのだ。「情報過多な現代社会では言葉の“賞味期限”が短く、その役割を終えつつあります。上半期の言葉が選ばれにくかったり、大して浸透してないものが選出されたりと、“なんで、これが?”との声が年々多くなっている」(広告代理店関係者)

 昨年の大賞「神ってる」や、一昨年の大賞「トリプルスリー」も、その一例。「大賞を取る前、この2語が世間で頻繁に使われていた記憶があるでしょうか? 実は、選考基準にいくつかの“疑義”が持ち上がっていて、その一つが、〈授賞式に出席すること〉なんです。『トリプルスリー』も、選考委員だった鳥越俊太郎氏が、本来は“選外”だったことをテレビ番組内で暴露しています」(前同)

●日本代表の五郎丸歩が授賞式に来れず“剥奪”

 鳥越氏が「主催者の考え方ですよ」として明かしたところでは、本来はラグビー日本代表の五郎丸歩の「五郎丸ポーズ」が大賞の予定だったが、授賞式に来れないということを理由に“剥奪”されたという。授賞式の出席可否で流行語を決めるとは、本末転倒に思えるが……。

●有名人は広島カープ2選手と平愛梨、不倫騒動前の山尾志桜里だけ

 さらに民放関係者は影響力低下を、こうも明かす。「以前と違って、このニュースを流しても数字の動き方や反響が弱いんです。流行語そのものの“弱さ”に加え、授賞式に来る当事者も“弱い”ですからね。昨年の授賞式に来た有名人は広島カープの2選手と、平愛梨、不倫騒動前の山尾志桜里氏だけ。授賞式当日にそのラインナップを見て、カメラの数を減らしたメディアもあるほどです」

■安倍晋三政権への痛烈な批判も

 受賞者の減少は、流行語大賞の“姿勢”の影響も囁かれているという。「ここ数年は、選考委員から安倍政権への痛烈な批判が会場で声高に叫ばれているほか、毎年のように“政権批判ワード”がトップテン入り。ここまで露骨に政治色を全面に出されては、報道する方もやりにくいですし、スポンサーも敬遠しますよ」(前同)

 特に、それが全面に出たのが14年で、「『ダメよ~ダメダメ』『集団的自衛権』の2つが大賞に選ばれたんですが、選考委員から“この2つを選んだのは安倍政権へのメッセージ”とのコメントがされたんです。これでは、流行語大賞に隠れた政治活動と言わざるをえない」(同)

 これらの要因から、メディア関係者の間で「終了も近い」と噂される暮れの風物詩。寂しいような、仕方がないような……。

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