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NHK&民放5局「大みそか番組」仁義なき大抗争

[週刊大衆2017年12月25日号]

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NHK&民放5局「大みそか番組」仁義なき大抗争

 一年の掉尾を飾る番組制作で、夜も眠れない日々を過ごす関係者たち。“勝利”を手にするのは、どの局か!?

■『NHK紅白歌合戦』は安室奈美恵の出場も絶望的

 大みそかに向け、テレビ業界の視聴率抗争が水面下で激しさを増している。「『NHK紅白歌合戦』に民放5局がどこまで迫れるか。また、民放の年末番組で7年連続王者の『ガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の牙城は崩れるのか、どの局も番組構成と出演者交渉に余念がないようです」(広告代理店社員)

  この数年、NHK紅白の視聴率は40%前後。この数字はキープできるかと思いきや、今年は事情が違う。「紅白の“雲行き”が怪しいんです。総合司会こそ内村光良と桑子真帆アナのサプライズ人事となり、紅組の司会を国民的女優の有村架純が務めますが、肝心の出場歌手に目玉が見当たらないんです。さらに、“サプライズ演出”も、まだ準備できていない様子」(前同)

 それだけでない。期待が高かった安室奈美恵の出場も絶望的だというのだ。「出演交渉の難航で焦ったNHKが、あろうことか安室の“天敵”に相談したようなんです。これが彼女の耳に入り、態度をさらに硬化させた」(芸能ジャーナリストの黒川良一氏)

■『ガキの使いやあらへんで!』に大物芸能人が行列

 NHKの“自滅”をチャンスと攻勢をかけたい民放各局。その最有力は間違いなく日本テレビだろう。8年連続の民放トップに挑む『ガキの使い』は、もはや紅白と並ぶ年末の風物詩。昨年は17.7%と、2番手にダブルスコアの差をつけた。今年も例年通り、大物芸能人が“笑いの刺客”として芸能人生命を懸けたギャグに挑み、ダウンタウンらに襲いかかる。

「昨年話題になったのが、イケメン俳優・斎藤工と大御所俳優・西岡徳馬でした。大声で“ジャースティース!!”と叫ぶサンシャイン池崎のギャグを、斎藤が完全コピー。西岡は、吉本新喜劇の人気ギャグに挑戦。イケメンと大御所に似つかわしくない演出は爆笑と話題を生み、その後、2人の仕事が増えるほどの影響力。今年は出たい大物芸能人が行列するほどです」(テレビ誌記者)

 気になる今年のターゲットだが、その一人が袴田吉彦。しかも、どぎつい不倫ネタだという。「今年1月に“アパ不倫”が発覚して9月に離婚しただけに、これまで不倫の話題はNG。でも、『ガキの使い』なら今後の“売り”になると快諾したようなんです」(芸能プロ関係者)

 ちなみに、ダウンタウンの松本人志は昨年、「もう辞めたい」と公言していたが、「実際には、そんな話は皆無。ウチが手放す気がないうえに、そもそも、松本さんがヤル気満々です。視聴率はもちろん、年明けには未公開シーンを公開する番組が作れますし、これまでシリーズ通算300万枚もDVDを売り上げているんです。お互いにウィンウィン」(日テレ関係者)

■『RIZIN』で日馬富士VS清原和博!?

 テレビ誌記者が「NHKと日テレのガチンコ抗争」と話すように、この2局につけ入る隙はなさそうだが、そこには、あるワケが……。「大みそかは、意外にもスポンサーがつきにくいんです。音楽番組は紅白と被るため当然ダメですし、純粋なお笑い番組に賛同してくれる企業もなぜかない。そこで各局、前年の番組を基本にしてスポンサーを継続する方向にシフト。NHK、日テレに次ぐ“3番手争い”が目標になっているんです」(前出の黒川氏)

 昨年の3番手は、フジテレビの格闘技イベント『RIZIN』とテレビ朝日のバラエティ『くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー』で、視聴率はともに7.1%。両局ともに、昨年と同じ番組で勝負する。

 フジの『RIZIN』は3年連続での放送だ。「2000年代に大みそかの格闘技イベントが定番化し、03年に『K-1』のリングで対戦が実現した、元横綱・曙とボブ・サップの一戦は、瞬間的にではありますが、裏の紅白をしのぐ視聴率を記録するなど、大変な盛り上がりでした。しかし今年は、格闘技ファン注目の那須川天心や堀口恭司の出場こそあるものの、世間にまで届くカードはない」(スポーツ紙記者)

 視聴率7%台の維持にも黄信号が点灯する中、一発逆転があるとすれば、貴ノ岩への暴行事件で引退したばかりの元横綱・日馬富士(33)の参戦だろう。「11月29日の会見で、RIZINの榊原信行実行委員長は“大みそかで勝負するほど、モンゴル、大相撲、そういうキーワードは欲しい。ギリギリまでやってみたい”と担ぎ出しに意欲を見せました。立件の可能性もあるだけに、実際の出場は難しそうですが、リングサイドにでも現れれば大きな話題になるでしょう」(前同)

 また、水面下では“あの男”にも接触を図っていたという衝撃情報もある。「元プロ野球選手の清原和博です。フジは逆転への“武器”としたいんですが、ギャラの高さと執行猶予中であることがネック」(同)〈日馬富士VS清原〉なんてカードが実現すれば、紅白すら一発KOする!?

 一方、テレ朝の『くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー』だが、「制作費は、通常の改編期特番レベル。大みそかに息巻いたところで、年間の視聴率争いや広告収入に、そこまで影響がないと、力みが一切見られません。とはいえ昨年は、制作費が数億円のフジ『RIZIN』と並ぶ成績を収めていますから、費用対効果は抜群」(前出のテレビ誌記者)

■テレビ東京は人気ドラマ『孤独のグルメ』

 そんな2局に、独自色で殴り込みをかけるのがテレビ東京だ。昨年、3.9%と惨敗を喫したボクシング世界戦の中継を諦め、大胆にも、同局の人気ドラマ『孤独のグルメ』に切り替えてきたのだ。

 テレ東といえば、『池の水ぜんぶ抜く』『家、ついて行ってイイですか?』など独自のヒット番組を量産。「『孤独のグルメ』で主人公役を務める松重豊は、“テレ東はこの時間帯を捨てた”と自虐コメントを発表していますが、番組初の生中継も用意するなど話題性も十分。熱狂的なファンも多く、大健闘するでしょう」(テレビ誌記者)

 そんな3番手争いから、早くも“脱落”してしまったのがTBSだ。11年から、大みそかはスポーツ特番『KYOKUGEN』で井岡一翔のボクシング世界戦を生中継するのが恒例だった。ところが11月9日、井岡がWBA世界フライ級王座を返上。大みそかの試合を開催しないことまで発表されたのだ。「5月に歌手の谷村奈南と結婚して以降、練習に身が入らなくなったことが、その理由。引退まで示唆して……」(スポーツ紙デスク)

 その結果、TBS内は大混乱。同番組の放送の中止寸前にまで追い込まれたが、「『KYOKUGEN』でスケートの浅田真央さんの一夜限りのプログラムを大物歌手とコラボして放送することが決定。また、井岡選手の引退会見を番組内で行えるよう緊急調整しています」(TBS局員)

■『AbemaTV』に元SMAP3人が!

 NHKと民放5局の抗争に、割り込んだ意外な伏兵がネットTV『AbemaTV』だ。制作会社関係者が、「ネット番組は民放よりギャラが高いこともザラで、“テレビがつまらなくなった”と言われる原因であるコンプアイランスも比較的緩い。しかも、視聴率がないので世間の評価を気にしなくてよく、大物が出やすい」と説明し、ある噂を暴露する。「すでに朝青龍の特番は発表済みですが、他にも元SMAP3人が担ぎ出されるのではという話があるんです」(前同)

 除夜の鐘を、勝者のファンファーレとするのは、どのテレビ局か――。

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