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貴乃花親方、相撲協会とのドロ沼バトル「大逆転の秘策」

[週刊大衆2018年01月29日号]

貴乃花親方、相撲協会とのドロ沼バトル「大逆転の秘策」

 1月4日、日本相撲協会の臨時評議員会が開かれ、貴乃花親方の理事解任が正式に決まった。相撲協会の理事解任は初のことだ。弟子の貴ノ岩関が横綱・日馬富士に暴行を受けた事件。その被害者側の親方が解任というのもおかしな話ではあるが、この間、相撲協会を無視し、警察にだけ被害相談したのが、組織の一員としてあるまじき行為というのが理由とされている。マスコミの論調も協会寄りのものが多く、すっかり孤立無援の状況にも見える貴乃花親方。だが実は、巻き返し策を懐に忍ばせているようだ。「実際に、いくつも“爆弾”を持っているみたいですからね。ビビッているのは協会なんじゃないかと、もっぱらですよ」(スポーツ紙相撲担当記者)

■2月上旬の相撲協会理事候補選挙に注目

 まず注目されるのが、2月上旬に行われる相撲協会の理事候補選挙。親方衆全員(1月現在98人)の投票で10人選ぶわけだから、9票が当選ラインとなる。貴乃花グループの親方は8人おり、グループ外にもシンパがいるといわれているので、まず再選間違いなしとみられている。「ただし、正式に理事となるには、池坊保子議長以下7人の評議員会の承認が必要なんです。今回の解任を正式に決めたのも、この評議員会ですから、貴乃花親方が再選されても、評議員会で否決される可能性があるんです」(前同)

 そこで対応策として、貴乃花親方サイドは、協会に提出した「事情説明書」の公表を検討しているのだという。この説明書は、昨年12月20日の臨時理事会で、危機管理委員会の調査報告とともに配られたものだが、持ち出しは厳禁で、外部には公表されていないが、「貴乃花が貴ノ岩に聞き取りして知った事件の経緯が書かれているんですよ」(貴乃花親方と近しい関係者)

●白鵬と日馬富士が共犯の可能性!?

 そこに書かれているのは、まさに驚愕の内容。「犯行時、日馬富士がアイスピックを手にしていたことや、暴行前に白鵬が日馬富士に目配せしており、事件が“共犯”によるものである可能性などが書かれているんです」(前同)

 今回の理事解任の一因は、貴乃花親方が協会への報告を怠ったことといわれているが、これについても、「事件を知った貴乃花親方はまず、日馬富士の師匠である伊勢ヶ濱親方に報告し、伊勢ヶ濱親方から協会に相談をしているんです。そうしたら、“内密に処理するように”との返事が来た。そこで、“隠蔽されてはたまらない”と、警察に相談したという主張も書かれています」(同)

 先の臨時理事会でも、その内容について議論されなかったというから、これを協会側が握りつぶそうとしたと貴乃花親方は主張するのだ。「これが公表されれば、警察の捜査に頼らざるをえなかった事情が明らかになり、世論は一挙に貴乃花支持になるはず。評議員会も貴乃花の理事再任を否定できなくなるという見通しです」(前出のスポーツ紙記者)

■記者会見が行われれば大騒ぎに

 また、理事を解任されたことで縛りが緩くなった貴乃花親方が、記者会見を検討しているとの情報も。「そうなれば、上を下への大騒ぎになることは間違いない。事件のこと以外にも、貴乃花は数々の“隠し玉”を持っていますからね。親方の退職金用などの協会の積立金約125億円を横領した人物がいるとか、両国国技館改修工事の業者選定に怪しいところがあるとか、いろいろ知っていると聞いたことがあります。人気力士の事件もみ消しや、八百長疑惑などの情報もあるようですから、ブチ撒ければ、相撲協会もピンチですよ」(事情通)

 現在のところ、まだ時期尚早と顧問弁護士らが止めているようだが、貴乃花親方自身は不満らしく、すぐにも動き出してもおかしくないとの見方もある。

■モンゴル勢の問題にメスを

 だが、そこまでして貴乃花親方が理事に固執する理由は何なのか。「以前から協会の改革を掲げていますから、今、降りるわけにはいかないんです。不祥事があれば隠蔽しようとする現体制に物申したいのももちろんですが、今回の事件を機に、モンゴル勢をきちんと管理できるようにしたいのではないか。貴乃花自身は、暴行のあった席は、白鵬が仕組んだと思っているんです」(前同)

 モンゴル力士の会合は定期的に開かれていたが、貴ノ岩は親方の指示を守り、モンゴル勢とつるまず、事件の日まで白鵬サイドが連絡しても出なかったという。「どうしても貴ノ岩を呼びたかった白鵬らモンゴル人力士は、今回の鳥取巡業では、貴ノ岩の母校・鳥取城北高の相撲部の恩師に呼び出させた。恩師の石浦外喜義校長は、白鵬の弟弟子・石浦の父親ですから、白鵬の頼みは断れない」(同)

 白鵬がそうまでして貴ノ岩を呼び出したかった理由は、モンゴル人力士同士の交流に参加しないことに対する制裁のためで、その背景には星のやり取りもと、貴乃花親方は見ているというのだ。「実は八角理事長自身も、このモンゴル勢の問題には忸怩たる思いがあり、彼らに好き勝手させないための共同戦線を張るため、貴乃花と“和解”すべく、水面下で使者を立てようとしていたという話もある」(同)

 出口の見えない今回の騒動。平成の大横綱の逆襲はなるのか? 去就に注目したい。

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