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屋外での授乳、どこまでOK!? 回数や間隔など、ママの基礎知識を解説

屋外での授乳、どこまでOK!? 回数や間隔など、ママの基礎知識を解説

 授乳期の赤ちゃんを育てるママを悩ませるのが、外出時の授乳。赤ちゃんが泣いたとき電車やレストランなど人目につく場所での授乳はアリなのか。おすすめのファッションや、便利グッズ、注意事項など、外出時の授乳対策についても解説する。

■授乳がマナー違反になる場所での対策

●電車、バスなどの公共交通機関

 授乳をしてもよいか、控えるべきかをめぐってたびたび賛否が分かれるのが、公共交通機関。マナー違反だと考えて不快に捉える人もいれば、赤ちゃんのコントロールできない欲求に応えるのに問題はないと考える人もいる。「電車内で子どもが大泣きしてしまい、正直抵抗があったけどやむを得なくて、ケープを使って授乳した」(30歳/女性/会社員)という体験を持つ母親は多い。

□対策

 なるべく乗車前に授乳を済ませておくようにする。もし乗車中に赤ちゃんが泣いて授乳を余儀なくされたときはケープやストールを使用する。混雑時は控える。周囲への気配りを忘れずに。

●レストラン、カフェ、居酒屋などの飲食店

 交通機関ほどではないが、「デパートやショッピングモールには授乳室があるのに、なぜお店でやるのか意味が分からない」(21歳/女性/大学生)と疑問に思う人もいるのが飲食店。とはいえ、「食事をオーダーした後になってお昼寝していた0歳の娘が泣きはじめ、食べながらおっぱいをあげるしかなかった」(28歳/女性/専業主婦)というにっちもさっちもいかない状況も想定され、「飲食店で授乳するのがダメだったら、赤ちゃん連れの母親は外食できなくなるのでは」(32歳/男性/会社員)という疑問もある。

□対策

 公共交通機関同様、授乳をするときはケープなどを使用する。可能ならば個室などなるべく他のお客さんの目につかない席を選ぶ。

■外出前に用意しておきたいこと

●出かける前に赤ちゃんの授乳を終えておく

 外出先での授乳は「アウェイ」なので母子ともども多少の負担感はあるし、適当な場所が見つからなかったりして、すぐに授乳ができるとは限らない。そのため、可能であれば外出前に授乳を済ませておきたい。

●下調べ

 これも、外出前にぜひともやっておきたい。最近は専用のアプリもあり、実際にその授乳室を利用した人の感想も閲覧できるので、赤ちゃんが泣きはじめてから授乳室を探すのではなく、あらかじめ授乳室の場所を把握しておくとよい。

 デパート、ショッピングモール、役所、大きな駅など、不特定多数の人が大勢出入りする場所には授乳室がもうけられていることが多く、おむつ台や熱湯や水道が完備されているところもあって便利だ。ほとんどの授乳室は女性・子どものみ入室可能で、たとえ子どもの父親であっても男性の入室は禁止されているが、近年は父親も入室可能な「ファミリールーム」を用意している施設もある。

 ただ、注意したいのは、授乳室にしろファミリールームにしろ、満室で順番待ちになる可能性もあるということ。特に土日祝日のデパートやショッピングモールは子ども連れも多いので、授乳室もあっという間に満室、付近のベンチなどで空くのを待ちつつケープで授乳……なんてママの光景は珍しくない。土日祝日に限らず外出時は、万が一授乳室が使えないという事態に備えて、授乳室がなくとも授乳できるように備えておくと安心である。

 そこで覚えておきたいのが、外出時の授乳に適したファッションと便利グッズだ。

■外出時の授乳に適したファッション

□「授乳服」とランジェリー

 マタニティウェアと兼用になっていることの多い授乳服は、胸元の露出を最小限にとどめて授乳ができる優れもので、一着持っていると重宝する。また、授乳用のブラトップも授乳しやすい仕様になっており、母乳パッドの装着もしやすいのでおすすめだ。

□シャツワンピースやブラウスなどボタンのついた服

 シャツワンピースやブラウスも、胸元のボタンを外すだけで授乳ができるので、特に薄着の春~夏は大変便利である。その際、インナーに着るものもブラトップなど授乳しやすいものが望ましい。

□大きめのTシャツ

 大きめのTシャツも赤ちゃんをくぐらせるだけなのでおすすめ。ただ、赤ちゃんは少しずつ大きくなってくるので、出かける前にサイズ感は確認しておきたいところ。

 外出時の授乳は、授乳に適したファッションで胸元の露出が少なめだったとしても、周囲の人は目のやり場に困ってしまうこともあるので、どんなファッションであってもやはりケープなどで覆ったほうが無難である。

■外出時の授乳に備えて用意しておきたいもの

●母乳育児の場合

□「授乳ケープ」と代用品

 一番便利なのは、授乳を念頭に置いた仕様になっている授乳ケープだが、おくるみやストールなどの大きめの布であれば十分に代用できる。特におくるみは、赤ちゃんのブランケットやおむつシートなどさまざまな用途で使える。いずれにせよ、赤ちゃんが触ったり口に入れたりすることを踏まえ、清潔にしておく必要があるので、洗濯しやすいものがよい。またコットンなど赤ちゃんの肌に優しい素材のものを選んでおきたいところ。

□ガーゼハンカチ

 赤ちゃんは、授乳中もたくさん汗をかくので、ガーゼハンカチを用意しておくとよい。とりわけ夏場は、授乳をはじめるとたちまち赤ちゃんの頭が汗でぐちょぐちょになってしまい、ママの手も汗まみれに……。そんなとき、赤ちゃんの頭をすっぽり覆えるガーゼハンカチがあると重宝する。

□母乳パッド

 授乳初期に多いのだが、片方のおっぱいを赤ちゃんが吸っていると、もう片方のおっぱいからも母乳がダラダラ流れることがある。そんなときに活躍するのが母乳パッドで、外出時も取り換えができるよう、数枚用意しておくとよい。

●ミルク育児、混合育児の場合

□哺乳瓶

 プラスチックなど軽量で割れない素材のものがよく、月齢の低いうちは数本持っていくと安心。もしくは使い捨てタイプのもの利用するという選択肢もある。

□ミルク

・キューブタイプ……その場で分量を計算することがたやすく、粉が飛び散る心配もないので一番おすすめ。

・粉末タイプ……衛生面を踏まえるとスティックタイプが望ましい。缶入りミルクを使う場合は、自宅で計測して小分けして持っていく。最近は、3回分のミルクを小分けして保存できるピジョンの「ミルカー」が人気。いずれにせよ、量が不足したり、手が滑って落としてしまったときのことを想定し、多めに持っていくのがよい。

□調乳用の水

・沸騰させた熱湯……魔法瓶に入れて持っていく。最近は、調乳に適した軽量タイプのボトルも販売されている。

・湯冷まし用の水……外出時は、煮沸なしで使える赤ちゃん用のミネラルウォーター(純水)がおすすめで、500mlのペットボトルに入ったものがドラックストアなどで販売されている。

 最近は多くの授乳室で熱湯や水道を利用できるようになっているので、これも予め調べておくとよい。ただし、くれぐれも「硬水」を使って赤ちゃんのミルクを作らないように注意したい。

□ガーゼハンカチ

 ミルクの場合も、赤ちゃんが吐き戻したりする可能性に備えて、持っておくとよい。

■まとめ

 授乳のことを考えると外出をためらってしまう、という新米ママは少なくない。しかし、赤ちゃんを抱えたまま家にこもっているよりも、多少の不安があっても思い切って外に出たほうが、ストレス発散や気分転換になる。

 最近はバリアフリー化も進み、授乳室の数も増え、昔に比べると赤ちゃんに優しい街になってきてもいるし、赤ちゃん連れに特化したカフェや遊び場もある。新米ママは、あまり過度な心配をせず、今しかできない赤ちゃん連れでの外出を楽しんでみよう。そして授乳が必要になったときは、周囲の人への配慮を忘れず、便利グッズを活用して、赤ちゃんをケアしてあげよう。

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