■『スッキリ』のギャラ配分は8対2!

 芸能プロ関係者は話す。

「加藤さんのエージェント契約については、以前から吉本内部で“問題がある”という話が持ち上がっていたそうです。というのも、専属マネジメント契約のときとほとんど状況は変わっていなかったといいます。

 マネジャーの給料は加藤さんが払っていたそうですが、ついているマネージャーも吉本から派遣してもらっていて、オファーもほぼすべて吉本に舞い込み、ギャラ交渉やスケジュール管理などマネジメント業務も、それまで通り吉本サイドがしていた。にもかかわらず、ギャラの配分は専属マネジメント契約のときよりもずっとよかったため、他の芸人との不公平感が生じていた。その部分を吉本サイドは是正しないと、と考えていたと聞こえてきています。

 3月10日の『情報ライブ ミヤネ屋』(日テレ系)では、『スッキリ』のギャラが加藤と吉本で“8対2”の配分だったという関係者談を紹介して、MCの宮根誠司さん(57)が、“僕もそれくらいがいいよ”と羨ましがっていましたよね。タレント8、事務所2というのは、なくはないですが、やはりあまりない、タレントサイドがかなりおいしい配分といえます」

 加藤は『スッキリ』で「僕自身もいろいろ考えて、ここから新たにやっていこうと思って。会社も作ってやっていこうと思ってるんで」と今後について語っている。

 前出の芸能プロ関係者は続ける。

「加藤さんは、今回のエージェント契約解消について『スッキリ』で、“吉本に切られた”とも取れるような表現をしていましたが、実際のところは、吉本サイドが“ここをもうちょっとこうしませんか?”と条件変更を提案したところ、加藤さんが“ちょっと難しいです”となり、結果的に双方歩み寄ることができず、契約解消に至ったという流れだったそうです。

 加藤さんは『スッキリ』で“円満退所”を強調していましたが、最終的に双方納得の上契約しないとなったと言えばそう。ただ交渉決裂の末、別れることとなったとも言える今回の出来事だったといいます」(前同)

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