ダウンタウン、明石家さんま、タモリ…サンドウィッチマンやチョコプラも「ド貧乏」だった!人気芸人たちの「下積み生活」秘話20の画像
サンドウィッチマン

 人々を笑顔にするのが商売の、彼らが経験した辛苦の数々。芸に生きる漢たちの壮絶な生き様に刮目せよ!

 自らのどんな経験も、芸の肥やしにする芸人たち。彼らがスポットライトを浴びるまでには、多くの苦労と下積みがある。お笑い評論家のラリー遠田氏も、次のように語る。

「デビューからすぐにスターになる芸人は、ほとんどいません。どんな芸人にも、下積み時代や貧乏時代はあるものです。そこで腐らずに、舞台に立って成長できる芸人だけが、メディアに出て活躍できるんです」

 そこで今回は、今やスターになった芸人たちのトンデモ下積み秘話を大放出!

■ビートたけしやタモリの極貧時代

 まずは、ビートたけし。ネットフリックスで配信中の映画『浅草キッド』は、たけしの下積み時代の自伝小説の映画化作品だ。そこでも描かれているように、彼のキャリアのスタートは、浅草の劇場『フランス座』だった。

「そこで師匠の深見千三郎さんと出会うんですが、当初は弟子としてではなく、エレベーターボーイとして採用されているんです。さらに住むところがなかったため、ホコリやカビだらけのフランス座の4畳の屋根裏部屋で住み込みで働いていました」(芸能記者)

 それからの活躍はご存じの通り。“世界のキタノ”の始まりは4畳の屋根裏部屋だったのだ。

 たけしと同じく、BIG3に数えられるタモリにも、貧乏時代がある。

「大学は、友人との旅行費を立て替えたことで学費が払えず、除籍されています。その後、働くこともなく、仕送りで生活していたそうですが、毎日酒を飲むので金欠だったとか。芸人としてデビューし、のちに『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で国民の昼の顔になるまで、貧乏だったと振り返っています」(前同)

 そんなタモリの極貧生活を物語る逸話がある。

「なんでも、あまりに食べるものがなさすぎて、コーヒーに入れる“クリープ”のみで3日間、飢えをしのいだことがあるとか。過去には、豆腐をミョウガや調味料と一緒にグチャグチャに混ぜて、白米の上に載せる“豆腐丼”を紹介していたこともありましたが、そうしたアイデア料理は、貧乏時代の経験が生きているのかもしれません」(同)

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