サンドウィッチマンと海原やすよ・ともこ、ベテラン漫才師が明かす「アレなんなんですかね」「大嫌いな一言」若手芸人に感じる「3つの違和感」の画像
サンドウィッチマン

 2月10日に放送された海原やすよ・ともこのトーク番組『やすとものいたって真剣です』(ABCテレビ)。芸人たちの普段は明かさない本音を、MCのやすよ・ともこが聞きだすというスタイルが人気の関西の番組だが、今回はじめて、東京で収録が行われた。

 おそらく、その理由と思われるのがこの日のゲスト。いま、あらゆる世代から支持される漫才師だといってもいいサンドウィッチマンが、同番組に初出演を果たしたのだ。東西を代表する漫才師であるやすともサンドとが多くを語り合う形になったが、最近の若手芸人を「芸人ごっこ」と苦言を呈し、お互いに疑問をぶつけあう場面があった。

「サンドウィッチマンが、関西の人には“あんなん(漫才じゃなくて)コントやん”と言われてしまう、という話を切り出して、漫才の定義は何か、という話や“漫才に携わってない人が『あれは漫才じゃない』”と言い出すのが“何なんすか、アイツら”と苦言を呈したところから、やすともとの熱い討論が始まりました」(女性誌記者)

 海原ともこ(50)は「芸人ごっこしてるな、っていう人が多くないですか。お年玉を配れば芸人と思ってんの、みたいな」

 と切り出し、

「お客さんの舞台の時は、テレビの時は違うかもしれないけど、いろんな方が携わってくれたりしてるし、もちろん舞台も裏方さんがいてのことやけど、お客さんのことを一番に考えてないなって思う人が多い。漫才の内容がどうのこうのとか思ったことはないんです。設定だとか、暴れ回ろうが、どつき回そうが、思わないんですけど」

 と指摘。天竺鼠川原克己(42)が正統派の漫才ではなくナスの被り物をしてローラースケートを履いて走り回っているのを例に出し、「(あれは)お客さんが喜んでくれると思ってやってることだから」と称賛していた。

 しかし、最近の若手芸人については、

「(出番が)前の人の漫才も見てないし、お客さんの様子が分からないまま出る。

 で、終わってから『う~ん…』って、そらそうやって! 空気読めへんまま、『イェーッ!』って行ったって、『ちゃうちゃう』ってなるに決まってますやん。『今日のお客さん静かっぽいな』とか、感じません?」

 と切り捨てたのだ。

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