一時ネットを中心に話題となり、２０２１年１２月の『女性セブン』（小学館）にも“ＢＴＳ詐欺”の首謀者だと報じられた実業家のＨ氏が、２月１７日にＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを立ち上げ、人気ＹｏｕＴｕｂｅｒのヒカル（３０）を糾弾する動画をアップし、一部で波紋を広げている。
４０代後半のアパレル関係会社社長のＨ氏は「自社ブランドがＢＴＳとコラボするから、アメリカまでついてきてくれたら本人に会わせてあげる」といった文言で女性に接近。「嘘だ」と否定する相手に、自社関連会社のＢＴＳグッズを“証拠”として提示し、信用を得ると面会にかかる飛行機代やホテル代など振り込ませる、という手口で詐欺を働いていたと言われている。
「多くの被害者がＨ氏を信用してしまったのはその芸能人脈の豊富さからでもあったでしょう。Ｈ氏は山田孝之（３８）、城田優（３６）、綾野剛（４０）、佐藤健（３２）、新田真剣佑（２５）、ＯＮＥ ＯＫ ＲＯＣＫのＴａｋａ（３３）など、超一流芸能人と親交が深かったといいますからね」（ＷＥＢ編集者）
Ｈ氏のブランドがファッションイベントに登場する際のランウェイのプロデュースを山田が手掛け、モデルとして山田のほかに藤田ニコル（２３）、満島真之介（３２）なども参加したと『女性セブン』では報じていた。
また、２０２１年９月には人気バンド・ＲＡＤＷＩＭＰＳのギター・桑原彰（３６）と２０代の元モデル女性の“お泊まり不倫”が報じられたが、桑原はＨ氏の会社の取締役に名を連ねているほか、彼に不倫相手の女性を紹介したのもＨ氏だったようだ。
桑原と同じく、ロックバンド・ＵＶＥＲｗｏｒｌｄのメンバーもＨ氏の会社の取締役になったものの、彼を怪しんで取締役から降りようとしたというが、Ｈ氏は公的に退任させず、出資した４００万円も戻ってこないという。
「そのＨ氏が“芸能界の裏側を暴露する”という趣旨のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを立ち上げたわけですが、一発目の動画で一流芸能人ではなくヒカルを糾弾したのは、昨年１２月にヒカルが自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルでＨ氏を告発したからだと見られます」（前同）
