フジテレビの久慈暁子アナウンサー(27)が、4月末をもって同局を退職する。
それに先駆けて、久慈アナがアシスタントを務める2月26日の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)では「久慈アナ番組卒業記念回」が放送された。
同回の収録中に久慈アナが泣いてしまう“号泣事件”が発生したことを、番組MCを務める明石家さんま(66)が明らかにし、一部で波紋を広げたことも記憶に新しい。
2月5日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、さんまは「久慈アナ番組卒業記念回」の収録について言及。
お笑いコンビ・鬼越トマホークが、2人の口論中に仲裁に入った人物に対して暴言を吐くというお馴染みのネタの際、止めに入った久慈アナに「うるせえんだよ、お前がフジテレビ辞めたって1ミリも痛くねえんだよ!」と言い放つ場面があったと明かし、さんまも「もちろんシャレやで」とフォロー。
スタジオも爆笑に包まれたというが、当の久慈アナは「うえ~ん!」と号泣してしまい、これに焦った芸人らがボケまくり、さんまも「すまん、許してくれ。俺は女の涙で何回も地獄見てきた男や」「今回は笑いの天国行かせてくれ」と必死のフォローを入れたと告白。
しかし、久慈アナは自身が泣いてしまったことに責任を感じて「うえ~ん!」と再び号泣してしまった、とさんまは振り返った。
さんまはそのシーンは半分カットになると予想し、「もう1回(久慈アナが収録に)来るんで、ちゃんと謝ろうと思ってる」とコメント。
一方で「一言返してくれれば成立するのに」と芸人の気持ちも代弁。さらに、「おそらく八木(亜希子)や加藤(綾子)とかはそれを返せると思う」と、これまで共演してきたフジテレビOGであれば上手いこと返せたのではないかとも語った。
「さんまさんも久慈アナの号泣に大いに困惑している感じでしたね。それもそれのはず。久慈アナは収録時“放送事故級”の大泣きで、収録時間の8割くらいは泣いていたという話ですからね……」(放送作家)