ディーン・フジオカ『パンドラの果実』爆死を予感させる”おディーン様の浮世離れ演技”と日テレ土曜枠おなじみのトンデモ展開、春ドラ最強のギャンブルは吉と出るかの画像
ディーン・フジオカ

 ディーン・フジオカ(41)が主演する土曜ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』(日本テレビ系)が4月23日にスタートする。最先端の科学技術が絡んだ挑戦的なテーマで、スリリングな展開で盛り上がるか、トンデモ展開でズッコケてしまうか、ディーンの演技にかかっているようだ。

 同ドラマは、中村啓氏の小説『SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦」(光文社)が原作で、科学者の最上友紀子(岸井ゆきの/30)と警察庁警視正の小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)が、不思議で不可解な事件に挑むミステリー。ドラマでは主人公が小比類巻に替わっている。

 警察庁内に新たに誕生した部署「科学犯罪対策室」の室長になった小比類巻。私生活では5年前に妻を亡くし、シングルファザーとして娘を育てている。そんな小比類巻が事件解決のため、分子生物学を中心に、あらゆる分野の科学に精通する若き天才科学者・最上をアドバイザーとして招へいする。

 ディーンといえば、浮世離れした設定のキャラでもリアリティなどどこ吹く風で演じる、変幻自在な演技が魅力の俳優。免罪によって15年間も幽閉され、復讐の鬼となった男を演じた『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』など、フジテレビ系の“名作三部作”でも遺憾なくその魅力を発揮し、ファンを喜ばせた。おディーン様という呼び方は、そんな彼の資質をうまく言い表している。

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