1999年からスタートし、今年4月からは内藤剛志(67)主演の『警視庁・捜査一課長 シーズン6』が放送されているテレビ朝日系の「木曜ミステリー枠」が、今年7月クールの『遺留捜査』を最後に23年の歴史に幕を落とすことが正式に発表された。
『捜査一課長』や『科捜研の女』など、コアなファンも多いシリーズが多い枠だけに、ショックだという声も多いが、意外な人物もこの件についてコメントしていたという。
「ナイツの塙宣之さん(44)です。というのも、塙さんは18年のシーズン3から『捜査一課長』で奥野親道(おくの・ちかみち)警部補としてレギュラー出演していて、相方の土屋伸之さん(43)も谷保健作(やほ・けんさく)として、しばしばゲスト出演していました。
そのため、今回の報道についてラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)でこの枠の消滅について話していたんです。
ちなみに、谷保という名前は、ナイツの鉄板ネタ“ヤホーで検索”が元ネタで、劇中でも“やふの検索結果が……”“ヤホだよ!”というネタもありました」(女性誌記者)
塙は6月7日放送回で「木曜ミステリーの枠がね。寂しいよね」と、土屋と一緒に特番での継続を望んでいた。
「塙さんは正直なところ、ドラマでの演技はあまりにも棒読みだったんですが、視聴者の間では“味”として受け入れられて人気を博していました。公式も塙をネタにしていて、シーズン6で“昔は熱血漢だったが妻を亡くしたショックで無感情で言葉も抑揚のない棒になった”という設定が谷保の口から語られていました(笑)。
ただ、今回塙さんが木曜ミステリー枠の終了にショックを受けたのは、『捜査一課長』に出演していたからだけではないかもしれません」(前同)