女優の栗山千明(37)を巡る“撮影禁止”騒動がいまだに波紋を広げている。
6月4日、石川県金沢市で行なわれた「百万石まつり」のメインイベント「百万石行列」で、栗山がお松の方、竹中直人(66)が前田利家公を演じたものの、その対応に不満の声が上がってしまったのだ。
3年ぶりの開催となった祭りの目玉が百万石行列。観客にとっては、利家公やお松の方などを撮影することが楽しみの1つだったものの、金沢市と金沢商工会議所で構成する実行委員会が、公式サイトで「肖像権保護のため写真撮影・録画及びSNSへの投稿をご遠慮ください」と案内を掲載。当日は現場でスタッフが立て看板を持ち、撮影やSNS投稿禁止を呼びかけていたという。
例年は写真コンテストなども行なわれていたため、SNSには「撮影禁止なら、なぜ見に行ったかわからない」「テンション下がった」といった不満が噴出。
これを受けて6月12日、栗山は自身のツイッターを更新して「百万石まつりを楽しみにしてくださっていた皆様、誠に申し訳ございませんでした。私が参加し、関係者の方々のご配慮に甘えてしまった事が、皆様のご不満を招く原因だったと思います」と謝罪コメントを発表した。
しかし、これで騒動は収まらなかった。撮影禁止を要求したのは栗山サイドだと、6月13日配信の『週刊女性PRIME』が報じたのだ。
記事によると、栗山サイドは「SNSで肖像がアップされた場合、24時間以内に削除要請をする」「24時間以内に削除要請をしなかった場合、1件につき100万円を要求する」という条件を、祭りの運営サイドに提示したという。
「記事の通りであれば、たしかにとんでもない要求ですよね。たくさんの観客が押し寄せるお祭りの撮影をNGにするのは、かなり無理筋。利家公を演じた竹中さんサイドは『週刊女性』の問い合わせにた対して“竹中に関するSNS上での写真や動画の使用はまったく問題ございません”と応じていますからね。
大御所俳優の竹中さんがOKなのに、栗山さんサイドは厳戒態勢で撮影NG、しかもSNSにアップしたら100万円というのは、たしかに反発を招いてしまうでしょう。加えて、お祭りでの“二重傘”にも疑問を呈する声が多数上がっています」(ワイドショー関係者)