水谷豊『相棒』、14年前に“関係悪化”で「決別」の寺脇康文と復活タッグで“シリーズ集大成”「200億円」計画!裏にある“滑舌悪化・転倒事故”「70歳老化問題」「テレ朝の非情方針転換」と「絶対出演NG人物」!!の画像
『相棒』水谷豊と寺脇康文 ※画像は『相棒』公式ツイッター『@AibouNow』より

 6月23日、水谷豊(69)主演の『相棒』(テレビ朝日系)シリーズの5代目相棒が発表された。なんと、初代相棒の亀山薫を演じた寺脇康文(60)が5代目相棒に決定。4代目相棒の冠城亘を演じた反町隆史(48)が今年の3月に退場してから、数多く挙がっていた「5代目相棒」の予想をはるかに超えるサプライズだった。

「2008年に降板したあと、寺脇さんは水谷さんとの関係悪化が原因で“決別した”と報じられましたね。当時の報道では、撮影の現場で、寺脇さんが演出面の提案をするなど主演の水谷さん以上に存在感を出し、そのことで両者の間にすきま風が吹くようになったと。そうして居場所がないと感じた寺脇さん自ら降板を申し出たということでした。

 また、『相棒』の作中でも寺脇演じる亀山は警察を辞めて海外へ行ってしまった。そのため再登場は絶望的と思われていましたが、思わぬ復活にファンは大盛り上がりです」(テレビ誌編集者)

 ビッグニュースにドラマファンは湧きたっているが、寺脇の登板は『相棒』シリーズの集大成の幕開けではないか、という見方もあるようだ。

「水谷さんの年齢面、そして一時不仲が言われた“初代”寺脇さんの奇跡の復活。そこから、“5代目相棒”の寺脇さんを経て、“6代目”に続く流れがあるとは考えにくい、となっています。

 ただ、10月から放送予定のSeason21で、亀山の復帰と『相棒』シリーズ最終回をいきなり同時にやるとは考えにくい。一方で、今年の7月14日に70歳になる水谷さんは引き際を間違えたと言われるまで『相棒』は続けないでしょう。ですので、もう1年、来年の10月からSeason22をやってシリーズが終了する――そうした見方が強いですね」(芸能プロ関係者)

 芸能プロ関係者はさらに続ける。

「そして、『相棒』シリーズは、相棒が交代するたびに1本映画を撮影しています。ですから、水谷さん演じる杉下右京の5代目相棒・亀山薫との劇場版が新たに作られる可能性が高い。

 2008年の映画『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』は興行収入が44億超えでしたから、集大成となれば、テレ朝としてはそれを超える数字や50億円超えを狙っていきたいというところではないでしょうか。これまでの劇場版の興行収入を合計すれば約140億円。最後の劇場版が50億円を優に超えるヒットになれば、シリーズ累計興行収入200億円も見えてきます」(前同)

 杉下右京と亀山薫――最強で最高の相棒コンビが躍動する“ラスト映画”には、『相棒』ファン以外もスクリーンに詰めかけることになるだろう。

 一方で、『相棒』には懸念事項も複数浮上しているようだ――。

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