■中岡の『QTube』が炎上

 6月19日放送回では、撮影当時右足を骨折していた中岡のために、上半身だけで行える企画を複数行っていた。その1つに「K-POPアイドルTOMORROW X TOGETHERの『No Rules』のダンスをダンススタジオの学生と一緒に椅子に座って上半身だけ踊り、PVの下半身部分とぴったりと合成させる」というものがあった。

 放送時、中岡が「バチバチじゃないですか。先生は生徒たちに目がいって僕に目がいっていない。ほぼ僕にアドバイスない。どうみても僕が一番アカンのに」といつものようにボヤきナレーション(立木文彦)やテロップも「中岡を完全に無視した(ダンススクールの)ドキュメンタリー状態」「番組的にはもうオッケーなのだが先生のオッケーが出ない」と、『イッテQ』恒例のツッコミを入れる、という演出がなされていた。

「ところが、この件でダンススクールに誹謗中傷が殺到して、スクールが21日にSNSで謝罪する羽目になってしまっただけでなく、後日に《番組による編集や"演出"の件の真実を聞きました。私も驚いております》と添えて、日テレと番組制作会社から編集について謝罪を受けた旨も報告する事態に。中岡さんには非はないとはいえ、ケチがついてしまいましたね……」(前出の専門誌記者)

 次に、みやぞんについて。みやぞんといえば、持ち前のポジティブさで番組を盛り上げてくれていたが、さすがに番組の無茶ぶりに対する不満の声が少しずつ漏れ始めているという。

「昨年12月19日放送回では、腹話術人形を介して“1日何時間も収録したって、使われるの50秒くらいなんでしょ”“闘牛のあのロケ(18年のスペインロケ)だって、23日間行って、オンエア23分だったらしいじゃん。1日1分だよね。ハハッ”と毒を吐いたころから兆候がありましたが、少しずつ番組への不満が漏れ出つつあります」(前同)

 同年12月6日の『有吉ゼミ』では、同じ日テレとはいえ「時給換算した時があって、時給250円でした」と、堂々と『イッテQ』へクレームを入れたほか、今年2月13日放送回ででは素人同然なのに5m先が見えないホワイトアウト状態の雪山登山をやらされ、

「初めてでこんな本格的なの大丈夫かな? 段階が違う気がするんですよね。毎回『イッテQ』さんって」「トラウマになりますってこれ! はじめてがこれだと!」と愚痴をこぼしたこともある。

「終止不機嫌そう」が笑いに繋がっている中岡と違い「いつも笑顔」なイメージのみやぞんだけに悪目立ちしている印象だ。7月3日放送回の「2年ぶり海外へ! カナダツアー」で評価を覆せることを願う。

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