7月10日に「第26回参議院選挙」の投開票が行なわれ、自民党が単独で選挙区で45、比例代表で18の合わせて63議席を獲得。改選議席125の過半数を確保し大勝した。
憲法改正に前向きな自民・公明両党と日本維新の会、国民民主党の4党の獲得議席は93議席となり、憲法改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席を上回った。また、女性候補の当選者が35人となり過去最多となったことも話題を呼んでいる。
「NHK党から出馬していた“ガーシー”こと東谷義和氏(50)が当選を果たすなど、さらなる波乱も予想されますが、選挙特番も盛り上がりました」(制作会社関係者)
民放テレビ各局の参院選開票特番の19時58分~21時の平均世帯視聴率は日本テレビの『zero選挙2022』が9.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)でトップ。同局が選挙特番で民放3連覇を果たした。
次いでテレビ東京の『池上彰参院選ライブ』が7.1%、テレビ朝日の『選挙ステーション2022』が7.0%、TBSの『選挙の日2022』が6.4%、フジテレビの『Live選挙サンデー』が5.7%だった。
「宮根誠司さん(59)と宮司愛海アナウンサー(30)がタッグを組んだフジの『Live選挙サンデー』は特に数字が悪く、秋からスタートする『Live News イット!』(フジテレビ系)も心配になってしまいますよね。また、昨年の衆院選で炎上してしまった爆笑問題・太田光さん(57)の『選挙の日』も、今回はいまいち盛り上がりませんでしたね」(前同)
世帯では日本テレビが他局を圧倒しているが、テレビ各局が重視している13~49歳のコア視聴率になると、その傾向はもっと顕著になるという。
「コアでは日テレが6.0%、TBSが3.3%、テレ東が3.0%、フジが2.5%、テレ朝が2.0%でしたからね。21時以降も日テレとそれ以外の局ではほぼダブルスコア、テレ朝に至っては3倍も差をつけています。
もちろん、日テレの番組作りがしっかりしているというのが前提にあるのでしょうが、この圧勝は、やはり嵐の櫻井翔さん(40)の存在が大きいのではないでしょうか」(同)