■2月の講演会では「キムタクママ」と堂々名乗り

 まさ子氏が動画に出演した経緯について、神谷氏は「もともと党員や(参政党共同代表の)赤尾由美さんとつながりがあって。党員からお願いして出演してもらった」とし、「一般的な教育の話をさせていただきました。出演にあたっては、木村拓哉さんの話はナシでということだったんですよ」と、7月15日配信の『東スポWeb』の取材に回答している。

「息子の木村さんとしては、母親のまさ子氏に政治的な言動はしてほしくないでしょうね。自身にも政治色がついてしまいかねないですし、名前は出していないとしても、木村さんのことをがっつり話しているわけですからね」(前出のワイドショー関係者)

 木村は2000年に工藤静香(52)と入籍後、当時住んでいたマンションから都内の高級住宅街に引っ越しており、その頃から、実の両親とは疎遠になっていると報じられている。

 まさ子氏がスピリチュアルに傾倒し、“木村の母”として講演活動をするようになり、そうしたことを木村が嫌い、距離を置いたという報道もあったほか、6年以上前に実家も売却され、一家は離散状態になっているとも報じられている。

 そんなまさ子氏だが、東日本大震災の被災地支援や朗読会などを行なう一般社団法人の顧問として、これまでも全国で講演活動を続けてきた。

「まさ子氏は、今年2月23日に福島県で講演会を行ないましたが、その際のポスターやチラシ、講演会を告知するWEBサイトには彼女の名前とともに“キムタクママ”という文言もあったんです。これまでも講演会こなしてきたまさ子氏ですが、“キムタクママ”と名乗ることはありませんでした。

 しかし、2月の講演ではしっかりと木村さんの母であることをアピール。これには木村さん本人、ジャニーズ事務所、そして静香さんも“勘弁してよ……”と思ったのではないでしょうか。しかも、賛同しているのは独自の主張をしている参政党ですからね……」(前同)

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