巨額の投資トラブルが明らかになったお笑いコンビ・ＴＫＯの木本武宏（５１）が、所属事務所の松竹芸能を退社する方向であることを、７月２２日に複数のスポーツ紙が報じた。テレビ、ラジオ各局が出演番組の打ち切りや降板を次々に発表するなどすでに影響が広がっている。
木本のトラブルについては、当サイトでも７月１９日にすでに報じていたが、木本は“億レベル”の投資トラブルを抱えており、関係者の間でも問題視されていたとされる。
７月２２日朝に配信されたスポーツ報知の記事によると、木本は数年前からビットコインなどの仮想通貨やＦＸ（外国為替証拠金取引）の取引を開始。関係者を通じて、２０～３０代とみられる男性投資家と共同で運用を行なうようになり、芸人仲間や知人の会社経営者らに投資話を持ちかけていたという。
しかし、男性投資家と連絡が取れなくなり、配当金などの支払いが滞るように。集めたお金は５億円以上、一部では６億円に上るとも言われ、返済できない状況のため、今後は警察沙汰になる可能性も指摘されているという。
７月２２日早朝配信の『スポニチアネックス』などでも、木本は周囲に投資話を持ちかける際、「仮想通貨などへの投資」と説明していたと伝えている。
■ＴＫＯ木本が出演する番組が続々と終了
渦中の木本はＭＣを務める関西ローカルの『週末ライブ キモイリ！』（公式サイト）を７月１６日まで２週連続で欠席していたが、番組を放送するＫＢＳ京都は「２３日の放送をもって番組を終了する」と発表。その理由を「複合的な理由」と説明している。
また、ＭＢＳラジオの『エビ中☆なんやねん』（公式サイト）の降板も決定。同局は木本が７月２２日と２９日の放送を欠席するとしたうえで、８月以降の出演については「事務所と相談して決定する」としているものの、関係者は「すでに降板が決まっている」と話しているようだ。
さらに、木本がＭＣを務めるＢＳ１１『アプリ学院！』（公式サイト）も、９月から新番組に差し替えられる方向で調整が進められている。
