■朝ドラ経験ありのミュージカル女優がランクイン

 4月期の高橋一生主演ドラマ『インビジブル』(TBS系)で、犯罪コーディネーター役を好演していた柴咲コウ。歌手としても活動し、これまで『月のしずく』『かたちあるもの』など、ヒット曲も多い。2020年度前期放送の窪田正孝主演NHK連続テレビ小説『エール』では、主人公夫婦に多大な影響を与える世界的オペラ歌手の双浦環役として出演。劇中では歌声も披露し、その歌唱力が大きな反響を呼んだ。柴咲を選んだ人からも、「歌も演技も素晴らしいから」(50歳/女性/主婦)、「きれいで歌もとてもうまい」(51歳/女性/主婦)、「歌唱力を重視して選びました」(38歳/女性)と、こちらも歌唱力を挙げる声がほとんどだった。

 第2位(10.0%)は、高畑充希

 7月13日放送の『2022 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)で、7月29日から上演される出演ミュージカル『ミス・サイゴン』の世界観溢れるステージを披露した高畑。2007~2012年までミュージカル『ピーターパン』の8代目ピーターパン役を務めるなど、ミュージカル女優としてもキャリアを積み、2013年放送の主演NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』でヒロインの夫の妹役を演じ、劇中で美声を披露したこともある。朝ドラでは、2016年度上半期放送の『とと姉ちゃん』でヒロインを務めた経験もあり、歌、演技ともに定評がある。高畑には「ミュージカルにも出演していた経歴があり、NHKに出ても安心なクリーンなイメージがあるから」(37歳/女性)、「モデルになっている人が活発で動な人なのかなと思い、高畑充希さんなら歌唱力もあるし動を表現するのもうまいから」(37歳/女性)、「歌唱力が抜群で、演技もうまいと思う」(25歳/女性)、「『ピーターパン』をやってたし、歌が聞きやすいから」(26歳/女性/パート・アルバイト)、「歌が上手で、笠木さんの若い頃を演じられると思います」(59歳/女性/主婦)などの理由が挙がった。

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