■オリラジ中田、佐久間宜行Pは吉村を絶賛!

 カネ、女性関係とあまりに豪快な吉村だが、テレビ業界からの評価は一様に高い。

 オリエンタルラジオ中田敦彦(39)は元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏(46)のYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に出演。7月20日に配信された動画「【ガチトーク】『オリラジ中田とテレビ 天国と地獄』後編」で、過去、テレビ収録で「VTRを見てリアクションをする」仕事が苦手だと気付き、「ワイプ閉所恐怖症」になるほどだったことを明かした。

 だが、先輩である吉村は中田が苦手としていた番組収録の際に、「楽しいなあ、テレビ」「おい、敦彦楽しくねぇか? 俺たちこれからテレビに出るんだぜ」と、超ノリノリでスタジオ入りしたことに衝撃を受けたという。

 また、吉村は佐久間氏のYouTubeチャンネルに1月12日にアップされた「【新企画】芸能界天下取り将棋 ノブコブ吉村キングダムの布陣は?」に出演。

 同企画は“吉村が芸能界で天下を取った際の、吉村を王将とした将棋の布陣を考える”というもので、「歩」や「桂馬」といった将棋の駒の役割にタレントを当てはめるという内容。吉村は「銀将」にパンサー向井慧(36)、そしてシソンヌ長谷川忍(43)を指名。そして「飛車」にはKing&Prince岸優太(26)を挙げ、その絶妙な選択で佐久間氏を唸らせた。

「吉村さんは何も考えてなさそうに見えて、実はお笑い業界の研究を怠らず、ジャニーズの岸さんまで布陣に入れるという、番組を作る側である佐久間氏も刮目するほどの的確な布陣を提示して、ビビらせていましたね。中田さんの感嘆の声も、吉村さんがテレビにドンピシャで向いている、“テレビスター”であることが分かるエピソードですよね」(前出のワイドショー関係者)

 お笑いプロ関係者は言う。

「吉村さんにとってみれば、今回の木本さんが絡む投資トラブルで5000万円という大金を失ったかもしれないのは激痛に決まっていますが、それが後々、伝説をして語られていく感すら今の彼にはあるような気がします。一般の人たちからは、“吉村、可哀相”という声と同時に、“吉村のスケールエグすぎる””不憫だけどちょっと面白い”となっていますからね。

 昭和の大芸人、破天荒を極めた横山やすしさんではないですが、令和の世に残る“絶滅危惧種”の超破天荒芸人として、今回の件を機に、さらに一段上にステップアップする可能性は十分あるでしょう。損失するかもしれない5000万円程度は、今後、どんどん仕事が舞い込むことで、すぐに回収できるのではないでしょうか」

 令和時代に生きる“昭和系破天荒芸人”吉村が、天下を取る日も近い⁉

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