8月3日は、7月10日の参院選で当選した参議院議員の初登院日。初当選した議員たちにとっては、一生に一度の晴れの舞台となるはずだったが、ある意味で、最も注目を集めた男の姿はそこにはなかった。
「NHK党から出馬して、見事に当選したガーシーこと東谷義和氏(51)ですね。氏は現在ドバイにいて、国会には出席しないことを表明していましたが、国会を欠席するために提出した海外渡航届は全会一致で否決されています。参院側は速やかに帰国を求めるようで、このまま東谷氏が出席しないのであれば、国会議員の地位を剥奪する“除名”まで視野に入れた処分の可能性もありうる。
YouTuberから本当に国会議員になった東谷氏がこれからどうなるのか、という去就には、大いに注目が集まっていますが、そんな渦中の東谷氏は著書『死なばもろとも』(幻冬舎)を上梓。その内容が、大激震を呼んでいるんです」(夕刊紙デスク)
8月1日に発売された同書では、東谷氏と小出恵介(38)やエイベックス代表取締役会長の松浦勝人氏(57)といった著名人についての記述のほか、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(48)とのかかわりについても触れられている。
今年2月17日に、“暴露系YouTuber”として、これまで接待=アテンドしてきた有名人の裏の顔を暴露する、形で東谷氏は活動を開始。それから間もない3月上旬、淳は自ら東谷氏と交友があったことを認め、“友だち宣言”。それを受けて、東谷氏は動画「ロンブー淳について話します」という動画で、淳について「今の僕と友達って言うのはリスクしかない」「ああやって先手を打つって方法もあるし、すごい賢いなって思います」と絶賛した。
「昨年12月発売の『女性セブン』(小学館)での“BTSに会わせる詐欺”の首謀者だという報道をきっかけに、東谷氏は27年にわたって“アテンド”してきた芸能人たちに“裏切られた”と主張し、城田優、綾野剛、新田真剣佑らに対して、一方的な暴露をスタート。これに対して、淳は自ら“友達ですよ”と言うことで東谷氏の矛を収めさせたわけです。
その立ち回りの手腕が、さすが、と言われていましたが、今回出版された本では、淳についていろいろ書かれてしまっていて、逆風を呼びそうなんですよ」(前同)