岸田内閣「支持率13ポイント減」の衝撃!!旧統一教会問題、紀藤正樹弁護士「無双」&日テレ『ミヤネ屋』視聴率“爆取り”のなか「猛批判」が上がる2つのテレビ局!の画像
※画像は『ミヤネ屋』の公式サイトより

 安倍晋三元首相(享年67)が銃撃され、死亡した事件から1か月が経過した――。

 安倍首相の死から2日後の7月10日に行なわれた参院選の投開票では、自民党が単独で過半数を獲得し、勝利を果たした。しかし、自民党議員と「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」のただならぬつながりが明らかになり、岸田内閣の支持率は急落の一途をたどっている。

 8月8日にNHKが発表した世論調査によると、岸田内閣を「支持する」と答えた人は、3週間前の調査より13ポイント下がって46%。一方、「支持しない」と答えた人は7ポイント上がって28%だった。「支持する」と答えた人の割合は2021年10月の内閣発足後、最も低かった。

 内閣不信の理由は「新型コロナの感染拡大」をはじめ、「安倍元総理の国葬の是非」や「物価高」などが挙げられるが、最大の理由は「旧統一教会と政界とのつながり」だろう。

 NHKの調査によると、旧統一教会と政治の関係について、政党や国会議員が十分説明しているかという問いに「十分説明している」が4%、「説明が足りない」が82%だった。

 岸田文雄首相(65)は、8月10日に内閣改造と自民党役員人事を実施する方針を表明。8月9日には大臣や党役員の人事が続々と内定。政権サイドの「この局面を打破したい」という思惑が見え隠れするものとなった。

 8月9日、岸田首相は旧統一教会との関係について「自ら点検し、厳正に見直していただくことが新閣僚、党役員等においても前提となる」と、関係議員は起用しない方針をあらためて示していた。

「お盆休みの前に内閣改造をするというのは滅多にないこと。このタイミングでの内閣改造に“夏休みがなくなった”とブチギレる永田町関係者も少なくありません」(夕刊紙記者)

■『ミヤネ屋』の視聴率は急上昇7%超

 そんな中、“支持率”が急拡大しているのが宮根誠司(59)がMCを務める平日昼のワイドショー『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ制作、日本テレビ系)だ。

 近年は石井亮次(45)がMCを務める『ゴゴスマ〜GO GO!Smile!〜』(CBC制作、TBS系)に世帯視聴率で並ばれ、両者はがっぷり四つに組み合うライバル関係にあった。

 ところが、他局が及び腰になる中、初期段階から『ミヤネ屋』は徹底的に政治と旧統一教会の問題を取り上げたことで状況は一変。

 7月26日の『ミヤネ屋』の世帯視聴率は6.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、『ゴゴスマ』は4.7%。翌27日はそれぞれ6.5%と4.9%だった。また、8月1日も『ミヤネ屋』が6.3%と、『ゴゴスマ』の5.3%を1ポイント上回ったほか、翌2日には7.1%と、ついに7%台に突入した。

 8月3日と5日の放送では、旧統一教会から“要注意人物”に指定されたジャーナリスト・鈴木エイト氏を招き、教団の生々しい実態を紹介したことも話題を呼んだ。

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