Hey!Say!JUMP中島裕翔『純愛ディソナンス』ドロドロ展開の中で貴重な純愛貫くHiHi Jets高橋優斗・慎太郎、カオス必至の結末で示される本当の愛とは?の画像
※画像はフジテレビ『純愛ディソナンス』公式サイトより

 Hey!Say!JUMP中島裕翔(28)主演の木曜劇場『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)は、高校の音楽教師と生徒の純愛を二部構成で描き、第一部では新任の音楽教師と生徒、第二部では5年後の既婚者と成人した独身者という設定で展開する、禁断のラブストーリーである。その第6話を、正樹が高校の音楽教師を辞めて5年後、状況は一変していて、正樹(中島裕翔)と冴(吉川愛/22)がお互いをどう思っているのか、純愛として描かれているのか整理しながら見ていきたい。

■空白の5年間、正樹・中島裕翔と冴・吉川愛は想いあっていたのか?

 正樹は、高校で音楽教師をしていたとき、実家のしがらみから自分を解放してくれた冴に心を開いていた。冴と一緒にいるところを盗撮され、責任をとって教師をやめたが、少なからず冴のことは気にしていた。それは、音楽室の黒板の隅にに小さく『応援してる』とメッセージを残していたことだ。

 落書きだと消されてしまうかもしれない、だけど伝えたい想い、これは正樹ができる最大の愛をひっそりと伝えたのだと思った。そして、5年後。正樹は黒いスーツを着こなし感情など二の次といった仕事をしていて、国語教師をしていた愛菜美(比嘉愛未/36)と結婚していた。

 高校教師をやめて、どん底の生活をしている中で支えてくれた愛菜美に、寄りかかるように結婚をしたのだ。仕事も家庭も順調の日々だったが、偶然が重なって冴とたびたび再会することになる。だが、2人の距離はそう縮まらなかった。

 しかし、正樹が仕事で失敗したときに、愛菜美が自分を陥れて自分を操っていることが判明したこと、冴の小説を読んで当時の記憶を辿るうちに、冴への気持ちが再燃したように思えた。よって、空白の5年間を含め、相手を想ってひとりを貫いていたのは、冴のほうだけだったといえよう。

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