NHK朝ドラ『ちむどんどん』、草刈正雄&仲間由紀恵の「神回」が“消滅する”衝撃の「大スベリ最終回」危機!「ラストに明かされる」“謎キャラ”の「キケンな正体」!!の画像
写真中央奥が松原正隆演じる“まもるちゃん” ※画像は『ちむどんどん』公式ツイッターアカウント『@asadora_nhk』より

 黒島結菜(25)主演のNHK連続テレビ小説ちむどんどん』の最終回が、いよいよ目前に迫ってきた。史上ワーストとも言えそうなレベルで大炎上を重ねてきた同ドラマは、9月30日(金)に大団円を迎える。

 そんなラスト直前の9月27日放送回には、名優・草刈正雄(70)が出演。実の娘・草刈麻有(26)とともに『ちむどんどん』の舞台に登場した草刈は、大里五郎という人物を演じた。

 沖縄出身ながら大昔に島を離れたという大里は、仲間由紀恵(42)演じるヒロインの母・比嘉優子の姉・時恵の最期を看取ったという。比嘉家の居間で優子と向き合った大里は、時恵の遺品である沖縄かんざしを優子に渡す。そして、時恵の最期の様子を説明。

 40年前、沖縄戦の最中のある日、焼け残った小屋に逃げ込んだところ、そこに時恵が隠れていたという。時恵はすでに銃で撃たれており、「自分はもう食べられないから……」と小さな握り飯を譲ってくれたという。そして、大里は時恵の伝言「「見捨てたんじゃない。必死に探したけど見つからなかった」という言葉を優子に伝える。

 涙を流しながら優子が姉の最期の様子を尋ねると、大里は、「お亡くなりになる前、水を欲しがりました。“喉が渇いた。お水をください”と」と話すと、口をわなわな震わせて「水は持っていました。……だけど私は、水はないと言いました。自分たちの明日からのことを考えて……食べ物をもらっておきながら嘘をついて……水をあげなかった」と語り、号泣。

「ごめんなさい…」と言うと座り直して、「本当に……申し訳ありませんでした……」と頭を下げた。それを受けた優子も涙で目を濡らしながら、「最期を看取っていただき、ありがとうございます」と頭を下げたのだった。

「その後、優子は見事な琉球舞踊を上白石萌歌さん(22)演じる歌子の沖縄民謡に合わせ、大里の前で披露するんです。姉の時恵に教わったという琉球舞踊、歌子の透き通った声、本当に素晴らしいものでした。この“神回”ともいうべき内容には、いつもは手厳しいSNSにも、絶賛の声が多数上がっていましたね」(テレビ誌編集者)

■草刈正雄の演技に絶賛相次ぐ「後悔の言葉を絞り出すように話すその姿は圧巻でした」

 視聴者からは、「草刈さん登場で空気がガラリと変わる 後悔の言葉を絞り出すように話すその姿は圧巻でした」「やっぱ草刈さんよ」「仲間由紀恵さん演技も踊りも最高だった… 美しかった」「戦争によって引き裂かれた時間を、取り戻すかのような見事な舞でした」「ベテランによる素晴らしい演技 人の命だけでなく良心まで奪った沖縄戦の真実が描かれていた」など、多くの称賛が寄せられている。

「ただ、なんで最終回間際でこんな良いシーンをやるのか、草刈さんの場面が短すぎる、最後で強引に良い話でまとめようとしている、といった声も多く上がっていて、最後まで『ちむどんどん』の脚本を厳しく見ている視聴者が多くいますね。

 そして、これまで散々酷評されてきた脚本を全く信用していない人たちの目は、最終回に向けられています。9月30日の最終回のラストが、酷いオチになってしまうのではないか、と心配しているんです。そしてそれは、『ちむどんどん』最大の謎キャラである“まもるちゃん”が絡んでいるんです」(前同)

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