■年末年始は「小泉親子争奪戦」勃発か

 フジテレビは多くの番組が低視聴率に喘いでおり、1週間のうち世帯10%を超える番組がほとんどないという状況が続いている、と言われる。

「そのフジで約15%ですから、驚きですよね。この数字は、1週間の夜の全局全番組で『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に次ぐ2位の世帯視聴率だったんです。さらに、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も4.7%と非常に高かった。今やコア視聴率が最重要視される時代ですが、世帯、コアとも非常に高くて、番組は全世代的に見られていたということでしょうね。

 テレビマンの間では“やはり純一郎氏の存在が大きかったのではないか”となっています。純一郎氏は首相就任時、絶大な人気を誇りましたからね。その人気とカリスマ性は、いまだに健在ということなのではないでしょうか。

 たしかに孝太郎さんとの親子共演はレアですし、視聴者の興味を惹きますからね。純一郎氏と孝太郎さん親子が数字を持っていることが証明され、年末年始の特番に向け、他局も“小泉親子を押さえろ!”となっているようですよ」(前出の制作会社関係者)

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