■奔放なキャラクターは昔から一貫していた?

 放送の翌日、10月9日に仲は『行列のできる相談所』(日本テレビ系)に出演。憧れだというビリーアイリッシュ(20)とドッキリで対面して号泣し、「本当に芸能人でよかった」と叫んでいた。

「仲里依紗は清純派のイメージで芸能界にデビューしましたが、当時19歳だった2009年6月から雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)でセレブへの憧れを綴る『前略パリスヒルトン様』という連載をしていたことがあり、今につながるキャラクターは一部に知られていました」

 こう語るのは、雑誌編集者のA氏。また、芸能プロダクション関係者はこう証言する。

「23歳で中尾明慶(34)と結婚した時は衝撃的でしたが、その後も女優としては大活躍。セクシーな役や悪役までこなす演技力には定評があります。実は好感度も高く、数多くのCMに出演。事務所としては従来の“女優”として売っていきたいところでしょうが、YouTubeが人気になったので、今後の売出し方に迷っているかもしれません。30代になり、中堅女優の立場になった今、バラエティ路線に転向するのも手かもしれませんね」

 さらに、芸能プロダクション関係者は続ける。

二階堂ふみ(28)や、山本舞香(24)のように、気取らず思ったことを発言できる女優が今、人気を集めています。事務所としてはヒヤヒヤしますが、これも時代の流れなのでしょう。バラエティでも活躍する女優といえば天海祐希(55)、水野美紀(48)などの例もあります。ただ現状、仲は丸山桂里奈(39)、滝沢カレン(30)のように、“飛び道具”系かもしれませんが……。

 前例のないタイプなので、制作サイドにとってまだ使い方が分からないのが難点ですが、仲はとにかく“数字を持っている”のが強い。今後もオファーは続きそうです」

 2023年1月からは『大奥』(NHK総合)への出演が決まっている仲里依紗。それまでの間、バラエティ番組で見られる機会が増えそうだ。

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