テレビ界「月曜日の怪獣大戦争」勃発!松本人志『クレイジージャーニー』初回“超過激攻め”に「マツコも参戦」で…「視聴率2.8%ダウン」&「激怒トラブル」吉沢亮・月9と長澤まさみ・月10「共倒れ濃厚」危機!!の画像
松本人志(ダウンタウン)、マツコ・デラックス、吉沢亮、長澤まさみ

「10月の改編で、テレビ界は月曜日の夜がとんでもない超激戦地になってしまいましたね」(テレビ誌編集者)

 10月17日、TBSでは復活した『クレイジージャーニー』が初回2時間SPを放送され、より一層、各局の視聴者争奪戦に拍車がかかったという。

「『クレイジージャーニー』は、もともと深夜番組だったのですが、2019年にヤラセ問題が発覚し、番組は一度終了していました。

 しかし、根強い人気から、今回MC陣も当時のダウンタウン松本人志さん(59)、バナナマン設楽統さん(49)、いまや人気女優となった小池栄子さん(41)が3人ともそのままで復活。放送前から大注目されていました」(前同)

 テレビ業界で長年つづく「同時刻に放送されている番組2つには出演できない」という「裏かぶり忌避」という絶対的なルールのため、小池は今後、フジテレビの伝統的なドラマ枠の「月9」には出演できなくなるが、小池は「この前1度出させてもらったのでもう大丈夫です(※22年7月クール『競争の番人』への出演を指す)」としたり、「どの時間でもやらせていただきます」という小池の表明を松本が「”ヤラセ”でいきます」と聞き間違えるギャグもあったが、番組内容は“攻めている”の一言に尽きる。

クレイジージャーニー (@Crazy_Journey)公式ツイッター

「“人気だからゴールデン帯に昇格させたら内容がマイルドになってつまらなくなってしまった”というのはテレビ界のあるあるですが、『クレイジージャーニー』は逆。

 番組名物キャラクターとなったジャーナリストの丸山ゴンザレス氏(45)が、パナマのギャング紛争地帯に潜入して抗争中のギャングを直接取材。

 さらにウクライナ進攻などで世間がロシアにピリついているにもかかわらず、奇界遺産フォトグラファー・佐藤健寿氏(44)が、旧ソ連が残した世界最北端のゴーストタウンを訪れ“社会主義の理想の街を見下ろすレーニンの胸像”を紹介したうえ、ロシア情勢にもしっかり言及したりと、まさにクレイジーながらも良質な紀行バラエティ番組に仕上がっていました。もはやバラエティというより社会派ドキュメントで、非常に面白い内容でしたね」(前同)

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