■TikTokの再生数は300万回超!

 前出の女性誌編集者が続ける。

「スーパースターの田原さんが、ごく普通のYouTuberがやりそうなことに全力で取り組んでいるんです。動画からもうかがえますが、スタッフへの対応にしてもファンに対しても、田原さんはサービス精神の塊なんですよね。

 60代を迎えた今も、見た目も中身も若々しく、TikTokやYouTubeといった若者向けのことに果敢に取り組む姿勢も素晴らしい。視聴者は昔からのファンが中心でしょうが、YouTube動画もしっかり見られていますからね」

 生配信後にアップされた「【トシちゃん】田原俊彦がYouTubeを始めたらとりあえず会議が進まない」と題した動画の再生回数は23万8000回に達している。その後にアップされた2本の動画も8万回、13万回と好調。

「TikTok動画の中には、驚きの300万回以上再生されているものもありますし、160万回超えの動画もありますからね。田原さんは、TikTok好きの若者内でバズっているダンスは基本的に網羅して自身の動画にも取り入れているんです。

 一般的に、過去に芸能界で大成功したタレントがTikTokをやって、ここまで爆発的に見られることはあり得ないこと。ただ、田原さん持ち前の勉強熱心さ、ハングリー精神、変に壁を作らないところの素晴らしさがあり、YouTubeもTikTokも想定を超えるような再生数を伸ばしているのではないでしょうか」(前同)

■少年隊&光GENJIは再生数伸びず……

 田原と近い世代の“辞めジャニ”では、少年隊錦織一清(57)と植草克秀(56)が2021年7月にYouTubeチャンネル『ニッキとかっちゃんねる』を開設。デビュー時から現在に至るまでを振り返ったり、料理に挑戦する動画をアップしているが、ほとんどの動画の再生数は1~3万回ほどにとどまっている。

 元光GENJI大沢樹生(53)も2020年5月にYouTubeチャンネル『NEW MIKIO CHANNEL』を開設。キックボクシングや格闘技の動画を中心にアップしているが再生数は1000~3000回ほどだ。

 同じく元光GENJIの赤坂晃(49)もYouTubeチャンネル『赤坂 晃』を2018年6月に開設しているが、この4年間で6本の動画しかアップしておらず、最後にアップされた動画も9か月ほど前という状態にある。

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